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ホール練習

令和4年8月27日(土)

この日は一日パストラルかぞをお借りしてのホール練習でした。

本来であれば西関東吹奏楽コンクールへ向けた熱い練習がなされるホール練習だったはずの一日でした。

昨年に引き続き、3年生のお別れ演奏の場となりました。

1,2年生の練習

これからどうやって「運が良ければ代表、悪ければ予選落ち」というレベルを乗り越えられるのか。

1点差を悔やむより、トップ3校との30点差を受け止める。

それを考えるにつけ、いや~壁は厚いな~と堂々巡りになります。

きっちりと仕上げる。

そのためにはシビアな練習をコツコツと積み重ねることになります。

今年の夏もずっと意識していましたが、「明るく音合わせをする!」というテーマ。

多分、全く明るくなかったですね。

あれを1年中やっていたら・・・・。私が乗り越えられる自信がありません。

やっぱり「出来ない」ことをネガティブにとらえない事が大切です。

足りない部分は埋める努力をする以外にありません。

それを明るく、前向きに。
そして音楽はおおらかに。

とにかく、練習の終わりに「疲れたけど楽しかった~!」って思う部活にしたい。

そのまま、音楽が大好きになって、大人になっても音楽を楽しむ人生を送って欲しい。

この思いと、全国大会出場というはるか彼方にある目標をつなげられるのか。

いや、つなげるのが指導者。

自分の考え、そして行動にかかっていると理解しています。

でも、基礎合奏も曲の練習も細かく見て行くと、どうしても「明るい」雰囲気にはならないんですよね・・・。修行が足りない。

基礎合奏

一人一人が自分の楽器が持つ「響き」を知っているか。

それを自分で音にできるか。

まずはそこを徹底する時期です。

また、音量の統一も重要。
まずはmfを揃える事。

さらに、発音、テンポ(始まりと終わりを揃える)などをやると1時間はアッと言う間。

まだ「最初の確認」に時間がかかりそうです。

学校に戻ったら、もっと少人数、個人で確認していく時間が必要です。

それでも「音が合う」と気持ちが良いですよね。

早く一定レベルに「音が合う」状態に持っていきたいです。

ディープパープル・メドレー

今さらえる作品はこれだけ・・・。

実は、秋口のイベントがとうとう復活して大忙しになりそうです。

9月25日 アンサンブル発表会(部内)

10月2日 羽生市吹奏楽フェスティバル

10月16日 加須市民まつり

10月30日 寺ごころ(アンサンブル演奏)

11月12日 加須小学校 創立150周年記念文化事業

これにアンサンブル・コンテストなどが絡んできます。
今年も合宿もやるのかな~。

コロナ前はこれにあと2,3イベントが入ってましたね。
不動岡小学校とか、久喜市吹奏楽フェスティバルとか。今年も無いのかな~。

ここでステージ慣れして、度胸がついて、何よりお客さんに喜んでもらう演奏を知ります。

さらに、11月27日は第3回オータムコンサートです。

これらのイベント全体でプログラムを重ねながら、上手く回していかなければなりません。
これが結構大変・・・。

中心になっている企画担当の2年生も未知の体験。

ということで、プログラム検討も右往左往していて、練習に間に合いませんでした。

とりあえず、第2回冬季演奏会(1月)で演奏する課題曲のマーチを試奏して決定。

4曲演奏して、決選投票までして演奏するのは!

マーチ「シャイニング・ロード」になりました。

来年度の吹奏楽コンクールから課題曲5番がありませんから、FWOとしては本当に久しぶりに課題曲をマーチかオリジナル作品のどちらかを選択することになります。

まずは、マーチをしっかり演奏できる力を身に付けるという目標です。

さらに、自由曲は

組曲「惑星」より 木星

となりました。

いや~生徒の絶大なる人気で選曲しました。
ちなみに、次点の作品とトリプルスコアでした!

このオーケストラ作品の名曲中の名曲。

これまたごまかしの効かない、シンプルな音をどれだけ「音楽」に仕上げられるか。

FWOもこれまでにないチャレンジをします!

ということで、オータムコンサートでチャレンジをお聴きください!

楽譜通りを徹底する合奏

分かっていても、「出来る」ようにならなければ音楽にはなりません。

この点を徹底しようというのが今年1年のテーマ。

そこで、FWOの定番「ディープパープル・メドレー」を使って演奏をチェックしました。

やっぱり丁寧に確認すると、どれだけ分かっていて、どれだけ分かっていないかが良く見えてきます。

それを確認して整理すると、まだまだ甘くてもそれなりに改善します。

このちょっとずつ前進することを、前向きに、飽きず、楽しみながらやる。

この「心持ち」が大きな課題です。

仏の心が必要かもしれません。

まだまだ仏になれない・・・。
煩悩に負け続ける日々です。

こういう練習を通じて、「楽譜通り」の大切さを全員が認識して欲しいです。

まだまだ方向性が定まっていませんが、大まかな道のりは見えたような、見えないような。
心の踏ん切りはスパッとは切り替えられません。

でも、だんだん私の周囲にかかっている靄が晴れてきている気がします。

あくまで自分自身の感想ですが。

曲も「少し」でも楽譜通りに近づくと、すっきりとして聞き心地は良いです。
やはり縦横の整理は必要です。
揃ってない吹奏楽の演奏は、どうしてもズレが目立って音楽全体へ影響を与えてしまう事も多いです。

これで大丈夫なのか!?

そんな自問自答の日々です。

「全国大会金賞だ!」という目標を、ちゃんと実現できる道筋を探して悩みます。

そんな道はあるのか、ないのか。
ま~誰も知らないでしょう。

あとは「信じる」しかないのです。

3年生との演奏

本当に久しぶりに3年生の顔を見ました。

あれだけ毎日顔を合わせていたのに・・・。

それにしても、この間までは「頼りないな~」なんて思う事もありましたが、久しぶりに見るとやっぱり3年生は違うな~と感心します。

課題曲5番と自由曲。

思い出したくないので、コンクール以来でスコアを開きました。

当然、たくさん振り間違えました。

そして、宝島とディープパープル・メドレー。

最後は3学年全員で演奏出来て、3年生を笑顔で送ることが出来ました。

何と最後にサプライズで「飛翔」を3年生だけが演奏。

やっぱり3年生は上手。

泣かせる演出にもしっかりと耐えました。

一区切りがついてしまいました。

返す返すも残念無念。
結局、くやしさがさらに盛り上がる、でも3年生への感謝と素晴らしい時間を過ごした事実の再確認が出来ました。

コロナの影響をもろに受けた3年間でしたが、相当にエキサイティングな3年間でしたが、でもその分

最高の3年間でした。

本当にありがとう!!

今日も幸せを心から感じられる1日になりました。

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