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ありがとう「さいたま市民会館おおみや」

吹奏楽
半世紀ほどの歴史に幕が下ります。

令和4年3月19日(土)

休日もマンボウ中です。

でも、練習できました!

休日練習!

今週でマンボウも明けるということで、今か今かと心待ちにする日々です。

とは言え、FWOは3月31日に国際音楽祭があるので特別に練習を認めてもらっています。

以前は、「コンクールなど上位大会につながるもの」などの限定がありました。

そもそも、文化部についての規定は「運動部準ずる」みたいな、ふざけたもの(文化部はおまけ)がほとんどでしたから、仕方ないとも思います。

以前ブログにも書きましたが、私も県の担当の方へ大きく抗議してしまいました・・・。ああこれで転勤だなと覚悟もしました・・・。何とか来年もつながるようで良かったです。

さて、他からも強い要望があったのだ思いますが、例外として「定期演奏会など」が記載されるようになりました。当たり前です。

戦ってばかりではないんです。文化部は。
上位大会に進むだけが部活動だという認識を改めてくださったと(勝手に)認識しています。

ぜひ、これから先もコンクールよりも「定期演奏会」という認識が広まると良いと思います。

ということで、「自主公演」(主催は埼玉交際音楽交流協会、共催が不動岡高校吹奏楽部)を用意しておいて本当に良かった・・・。

本来は海外演奏旅行のシーズン。(1年遅れですが・・・。)

それが出来ないのが残念なので、リモートでの演奏会を企画しました。

多くのスタッフが一生懸命に準備をしてくださっています。
本当に素晴らしい演奏会になると思います。ぜひ会場までお越しください!!

今年度も演奏機会がなかなか持てないので、自主公演で発表機会を作り続けてきました。

これまで3月に自主公演をやったことはありませんでした。
でも、この疑似海外演奏旅行の経験が少しは「修羅場」として成長につながればと思っていました。

実は、コロナ関係で練習が止まってしまった時を想定してもいました。
練習を確保するうえでも「自主公演」は有効だなと思っていたので、珍しく先回りがうまくはまりました。

とにもかくにも、練習が出来て良かった。

レッスン

クラリネットの先生に一日使っていただいて、特殊管を中心にレッスンしていただきました。

終了後にお話をしていて、本当にうれしかったのが「4月に入ってくる経験者に負けられない!」と言ってとても頑張っていたということです。

初心者で楽器を始めた2年生と、中学校3年間経験してきた高校1年生。

中には高校1年間で中学3年間を上回る実力を身に付ける人もいますが、多くはまだまだ発展途上で中学で経験してきた後輩に追いつき追い越そうと頑張る方が一般的です。

そんな時には、やっぱり先輩として気持ちは複雑でしょう。

当然、後ろ向きになることもあると思います。

でも、そこで迷いながらも前向きに、自分が出来る限りをしていこうとする姿勢が素晴らしいです。

後輩に負けたくない!

この気持ちがあれば、必ず一人前の演奏者になってくれるはずです。

生徒を見ていて、一番成長するのは「後輩が入ってきたとき」なのです。

その背景には、上記のような複雑な気持ちもあるでしょう。

それを乗り越えて、先輩として自覚して行動が変化します。
やはり、物理的な環境の変化はとても重要だと思います。

後輩と向き合う中で、その思いに行動が伴わなければ、意味のない、成長には邪魔でしかない「プライド」だけがある状態になってしまいます。

そういう時間もあるかもしれません。
そして、そこでもがき、苦しんで乗り越えることで成長できます。

人生山あり、谷あり。

調子が上りか下りかはよく分からなくても、それが周期的に来ることは実感として理解しているはずです。

人生の谷に来たら立ち止まっても良いので、建設的に考えて「行動」する。

ピンチを成長につなげている生徒がいたようで、本当にうれしいし、楽しみです!

他にもレッスンで意欲的に質問をしてくる生徒が多かった、とおっしゃっていました。

1人1人のメンバーが成長することが、FWOの成長です。
ちょっと期待値が高いかもしれません。

でも、その「ちょっと背伸び」が大切。
ピンチを一人でなく、みんなと協力して乗り切って下さい。

合奏

たくさん合奏しました。

国際音楽祭に向けて、「音楽祭のプレリュード」、「アルメニアンダンス」

他にも「プラナコーン序曲」、「風はフォルモサを巡り」、「ラデッキー行進曲」そして、「鬼滅の刃」メドレー

どれも魅力的な作品ばかりで、合奏していてとても楽しかったです。

アルメニアンダンスは5/8の部分を何とかする!と時間をとって練習しました。

随分慣れたようでしたので、あとは忘れないように日々復習してくれれば大丈夫だと思います。

「音楽祭のプレリュード」は定期演奏会でも取り上げる作品。

しっかりとさらってきていたので、雰囲気はしっかりと伝わるようになりました。

テンポの変化が多いので、秋山先生の指揮にしっかりとついていけるように準備をしていきたいです。

とにかく、合奏が出来るのがうれしいです。

なんだかんだ言って、吹奏楽ではみんなで演奏する喜びが一番大きいです。

一人ではできない、大勢での演奏。

今後はそれが当たり前だった頃が取り戻せることを願っています。

早く海外へ行きたい!!

さよなら「市民会館おおみや」

私が小学校からお世話になった「さいたま市民会館おおみや」

今年度末(今月末)をもって閉館となります。

長くお世話になったホールなので、その最後のイベントに伺いました。

私が長く所属して、年2回の定期演奏会でお世話になった「おおみや市民吹奏楽団」の演奏でした。

いろいろと思い出されて、少し感傷的になってしまいました。

ちなみに、おおみや市吹の前に演奏した「シニアバンド」(織田準一先生指揮)がとてつもなくエネルギッシュで驚きました。

ああ、こうやって生涯にわたって音楽を楽しめるのは素晴らしいな~と実感。

音を出しているだけでも楽しい!という思いが伝わりました。

次に、おおみや市民吹奏楽団の演奏。

「春の猟犬」から始まりました。

さすが!というオープニングから、6月の春のコンサートで取り上げるプログラムということもあり、まだまだこれからという感も否めませんでした。

その他、ミッシェル・ルグランのメドレー、銀河鉄道999のメドレーと続きました。

約1年ほど離れまして、久しぶりにホールで演奏を聴きました。

客観的に音楽を聴くことが出来て、随分変わったな~と感じました。
多分、この先さらに変わっていくことでしょうね。

社会人の吹奏楽団は少しずつ育てるものです。

一朝一夕には出来上がりません。

加須市・フライングカープウィンドオーケストラも少しずつ盛り上げていければと思います。

楽しい練習、充実した本番、たまに海外演奏旅行、その他のイベント、などで盛り上げていきましょう!

高校生も、大人も音楽を心から楽しみましょう!!


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