令和4年8月13日~17日
不動岡高校吹奏楽部は5日間のお盆休みでした。
ここで一度連続休暇を取り、しっかりリフレッシュします。
今年も傷心の5日間になってしまい、なかなか気分を盛り上げるのが難しかったですが、これも時間が解決する面もあります。
とはいえ、ふと気が付くと課題曲が頭に流れていたり、自由曲が流れていたりしました。
本当に頭の中はこの2曲でいっぱいだったのです。
今回の2作品で私自身もとても成長することが出来ました。
テンポ感はかなり磨かれたと思います。
♩=40~120 までのアッチェレランド。
♪=104 と ♩=120 の振り分け。
なかなか苦労しました。
楽譜を読む力も養われました。
素晴らしい作品でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。
あっけない幕切れとなってしまいましたが、全てを受け止めて再スタートします。
群馬旅行
今年は私がコンクールに熱中している間に、家族は海へ行っていました。
ということで、私が参加する旅は山ということになりました。
出発は何と12日の夜。
19時に学校のカギ閉めを行い、20時に家まで戻ってレンタカーを借用。
今年も安定の「アルファード」でした。
毎回新車に乗ることが出来て楽しいです。
とにかくアルファードは大きい!
それでも7人でのると少しきついですね~。
子どもたちも本当に大きくなりましたから。
特に次女は・・・。小学校1年生の割には大きくなり過ぎ・・・。
そうなると、この先は11人乗りのハイエースしかないです。
これは大きすぎ。
さて、荷物を積んだり、準備したり、安定の予定より1時間以上遅れて出発。
すると、台風の影響で土砂降りの中の出発となりました。
圏央道→関越自動車道 というルートでしたが、1時間ほどで玉村町へ到着。
初日は長女のアパートに宿泊。
雑魚寝でした。
でも2DKなので余裕で寝られました。
いつも1人で贅沢です・・・。私も自分の部屋が欲しいな~。
とは言え、帰って寝るだけですけど。
2日目は草津温泉へ。
まずは温泉に入ってリラックス。
道が分からず、思い切り湯畑の周りをぐるりと走ってしまいました・・・。

その後、草津熱帯圏に行きました。
これが結構面白くて、入り口にあった「ドクター・フィッシュ」というお魚が足とか手の角膜を食べてくれるという水槽で結構のんびり時間を過ごしました。
予想以上の充実の内容で、今まで行った動物園の中でも一番に近く楽しめました。





ちなみに、土砂降り。なんでかな~。雨がよく降る。
夕食は適当なレストランが見つからず苦労しました。
宿泊して、食事もついている観光客が多いからでしょうか。
ちょっと今一な夕食になってしまいました・・・。
3日目は朝から温泉。
西の河原温泉へ。
車を駐車場に入れて、さあ行ってみよう!と思ったら結構遠かった。
でも歩く!というので、みんなで朝からいい運動でした。
温泉はこれまた「Re:Hack 旅」で山本知事、高橋D、ひろゆきさんが入浴していて、成田助教授が雪で遊んでいたのを思い出しました。
結構熱いお湯で、さっと入って出てきました。

西の河原公園の中を通ると、見どころが満載。
草津温泉を有名にした「ベルツ博士」の銅像が、結構ひっそりと建っていました。

明治政府が招へいした学者のうちの一人で、東京帝国大学の医学部で長年指導に当たった高名なドイツ人医師だそうです。
温泉の効能を科学的に説明して、湯治の効果を広めたそうです。
途中にあった足湯にも入って、のんびりできました。
結局予定よりも2時間ほど遅れて、西の河原公園の入り口にある「片岡鶴太郎美術館」に併設されたカフェにて朝食。
ま~朝から砂糖を大量に摂取する家族の皆さま。
私はコーヒーだけにしておきました。
私より年長の奥様もおいしそうにあんこトーストをほおばっていました。
もう食べちゃダメと言っていますが・・・。食べ続けるんだろうな~。
熱の湯
さて、「湯もみショー」を滑り込みセーフで入場。

画面で見ていたイメージよりもグッと小さくて、ショーも・・・。はい。
一回見れば十分だと思います。
でも、途中で流れた昔の写真には大変興味がそそられました。
かつてお湯に入る人が自分で「湯もみ」をして、実際にものすごい数の男性が入湯しているシーンに驚きました。まさにイモ洗い状態。

実際、湯もみショーをやっている「熱の湯」も、元々は公衆浴場だったそうです。
ちなみに、湯もみは高温のお湯を冷ますための工夫として始まったとのことです。
源泉は90度とか。
いや~近くにある「鬼押し出し」でも分かりますが、活性化しているマグマのエネルギーを感じる部分でした。
午後は鬼押し出しへ。
1時半ごろに到着でしたが、まずは腹ごしらえとレストランに入ると・・・。
メニューもそうですが、30分以上の待ち時間に空腹がどこかに行ってしまいました。
次男と私は食事を断念して、鬼押し出し園の最長コース「高山植物」を見るコースを歩きました。

とにかく、自然の力に圧倒される風景。
観光客も最長コースは避けたようで、ほとんど人と出会う事もなく「静かな」空間を体験できました。
久しぶりに次男とゆっくり話したりして、思いのほか充実した時間を過ごすことが出来ました。
それにしても圧倒的な自然の作り出した世界に、心から感動しました。
これが、地形、溶岩などの専門的な知識があれば、さらに楽しさは増すのでしょう。
やはり知識の有無が、人生の豊かさを左右すると実感しました。
音楽も同じで、ただただ圧倒される、美しい!でも楽しめますが、やっぱり理解が深まると楽しさは異なる次元へと進みます。
また来たい!と思わせる世界でした。
ちなみに、財布を忘れた私はスマホで支払いをしようとすると、とにかく電波が悪い!
飲み物とアイスを買おうとすると、全くバーコードが出てこなくてお店にご迷惑をおかけしました。
※溶けちゃう!ってずっと心配してしまいました。
外に出て電波の良い場所を探して、バーコードが出た瞬間に「出ました!」と言って決済してもらいました。
やっぱり現金も必要な時がありますね・・・。
自然の中では、人間の限界を感じた瞬間でした。
白糸の滝
さらに、自然の作り出す美しい風景と言うことで「白糸の滝」へ行きました。
これが、有料道路なのですが一本道の狭い道路の路肩が駐車場になっています。
とにかくすんごい人出。


※飲めません!
山から下っていくのですが、駐車する車を一台づつ待つ訳ですから、当然の大渋滞です。
まあ、観光地だから仕方ありません。
さっと車を停めて、徒歩で滝まで行くとそこは
人だらけ。
もちろん滝も美しかったですが、イモ洗い状態で感動も薄れてしまいました。
鬼押し出しほどではなかったかな~。
でも、夜はライトアップされるイベントもあるようで、雰囲気はとても良い場所でした。
あんな風に自然の壁から滝が流れ落ちるのは、他では見られない風景だと思います。
人はいつでも多そうですが、こちらもお勧めスポットです。
ちなみに、「白糸の滝」の入り口の道路が5つに分かれている場所で、ちょっとわかりにくいのです。
私だけでなく、何台も道を間違えてUターンをしていました・・・。
皆様も行かれる際はお気を付けください。
BBQ
3泊目は貸別荘。

高級な別荘ですが、維持管理を考えるとレンタルが割安。
実際、泊まった別荘は屋根の破風の部分は痛んでいましたし、屋根、壁、内装などの維持管理を考えると年間10万以上は積み立てが必要でしょう。
これに固定資産税、管理費などを考えると、年間30~40万円ほどでしょうか。
土地は340万円とありましたが、中古の別荘でも合計1000万円近くなるでしょう。
これに経費が上記の通り。
夏とか冬に数か月連続して滞在できる身分ならば良いですが・・・。
貸し出すという考え方もあるか。
でも、なかなか難しいでしょう。
今回は7人×約7000円。
今回はコロナ対策の補助もあって、さらに値引きがあって格安で宿泊することができました。
不動産は「負債」になるのか、「資産」になるのか、しっかりと見極めが重要です。
今のところ、私にとっては活用できる日数から考えても「負債」にしかならないようです。
さて、夕食のBBQは買い出し組と準備組で別れました。
私は運転手としてスーパーへ買い出し。
ここでも地域クーポンがあって、全て使い切るほど買い込みました。
やっぱり、こういう形の価値の減少する「貨幣」は景気を押し上げる効果があります。
お金は使わなければ、消費が上がらず、企業収益は上がらず、給与も上がらないので、物価は下がる。
いわゆるデフレから脱却できないのです。
貯蓄に回すような補助政策では意味がありません。
以前、第1次世界大戦後のオーストリアの地方で実施された「腐るお金」のシステムです。

「自由貨幣」の思想を提唱。一定期間で価値が減る貨幣。
1932~33 オーストリア・ヴェルグル にてこの思想を反映した「減価する通過」
が導入されて、不況を脱することに成功した。
使わないと価値が消失する貨幣。
これは究極的に「消費」行動を加速させます。
特に子育て世代への補助、現金ではなく、このような「腐るお金」が良いと思います。
将来への不安をかかえたままでは、いくら補助しても「貯蓄」に回るのみです。
この地域クーポンは、経済全体を考えると非常に良いシステムです。
さて、こういう「腐るお金」は「無駄遣い」しちゃいますね。
金子家は食べきれないくらい大量のお肉を買ってしまいました。
でも、ジョン・メイナード・ケインズが世界恐慌で経済学が現実に対応できない中、新たな経済学として提案した「有効需要の法則」では、政府による投資=公共事業 は仮に無駄でも構わないとしています。(不況の場合は特に)

新しい経済学を提示した。
※賃金を下げる 以外に不況対策を提示できない古典派経済学に対して、異なる観点から不景気を解説し、不況を抜け出す方策を提示した。
国債を発行して、政府が積極的に投資することで世の中にお金が回ることになります。
雇用を創出し、給与を生み出し、それが消費につながるのです。
デフレーション(≒不況)からの脱却には不可欠な要素なのです。
ちなみに、日本はデフレーションからの脱却途中(アベノミクスの過程)にやった「消費税の増税」が本当の悪手でした。
決定的に「消費」を冷え込ませましたから・・・。
もちろん、本当に「悪手」だったか「好判断」かどうかはもう少し時間の経過が必要ですが。
とにかく大量に追加された肉により、奥様が仕込んだ「羊肉」は出番を迎えないまま終了。
グッジョブ。
結局、羊様は帰宅後の食卓に上ることになりました。
やっぱり羊さんは苦手だな~。
最終日
子供たちは「おもちゃの王国」へ。
大人は軽井沢へ行ってみようと。
しかし・・・。
あまりの渋滞にアウトレット・モールは断念。
軽井沢を散策しようと、駐車場を探すとこれまた大混雑。
ほぼ歩行者天国状態の通りを一往復して終了。
ちなみに途中で迷い込んだ車が何台も登場して、邪魔だな~と思った数十分後に自分も迷い込むという・・・。
本当に大変でした。
結局滞在時間1時間、往復で移動時間が2時間・・・。
まずは群馬県玉村町に寄って長女を下す。
数分走ってから「鍵が無い!」という電話で引き返す・・・。
も~いつもこういう忘れ物があるんです。
レンタカーの返却時間も迫り、関越自動車道は大渋滞。
でも下道もかわらないということで、渋滞に突入。
まあ、お盆渋滞でしたが、それほどひどくなく40分ほどで通過。
何とか返却時間にも間に合い無事旅行も終了。
ずっと運転していた感じです。
そのうち子供たちが運転してくれる日が来るのでしょうか・・・・。
ちょっと心配でのんびりできなそうですが。
まあ、そうなると一緒に旅行も行かないかな。
だんだん一緒に過ごしてくれるのは次女だけになってきました。
子どもとお風呂というのも大事にしたいと思います。
ということで、お盆旅の報告でした。
草津 良いとこ 一度はおいで~
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