令和5年2月1日(水)
今日は朝が少しのんびり。
狭山市民会館に9時50分集合。
朝に移動したことの無い場所だったので、早めに8時40分出発。
すると、9時30分には到着しました。
不動岡高校よりも近い・・・。
さいたま市から西部地区は近いですね~。
西部地区音楽祭講師
会場に着くと、本当に久しぶりに会ったK先生。
高校も同級生、同期採用、そして同じ学校に勤務したこともありました。
毎年近況報告をしていましたが、コロナもあって直接お話する機会も無くなっていました。
やっぱり、長い付き合いの人との会話は気分転換になりますね~。
さて、音楽祭は東部地区と同じで合唱、ギターマンドリン、そして吹奏楽という構成でした。
合唱は本当に良いですね。
自分の身体を使って音を発生して、言葉にメロデイを乗せて音楽にする。
これが感動を呼ばないわけがありません。
素晴らしい歌詞を覚えて、毎日のように歌っていたら、演奏者の心にもいい影響があるはずです。
特に秀逸だったのは前出のK先生。
30名ほどの女声合唱は、もう「美しい」の一言。
かなりの精度で歌われていたので、ピアノの調律が気になりました・・・。
西部地区の合唱はレベルが高いです。
松山女子高校もいますし。(今日は出演日ではありませんでした)
とにもかくにも感動の時間でした。
吹奏楽
小編成の学校も個人のレベルが高く、しっかりと練習している学校ばかりでした。
また人数も多い学校が多くて、東部地区は旧北部と並んで埼玉県で最も少人数化が進んでいるのではないかと思いました。
ここのところ急激に伸びている私立高校もあり、どの学校も演奏も熱気を帯びていました。
川越高校や川越東高校といった男子校も30名以上の人数がいて、男子らしい迫力のある演奏を披露してくれました。
また、所沢北、川越南、川越女子とA編成に出場してる50名以上の団体が次々と登場して、圧巻の演奏を聴かせてくれました。
ちなみに川越南のH先生は松山女子高校時代に、久喜高校で苦労していた私が幹部を連れて何度かお世話になりました。あれも16年ほど前のことになります。
あの頃は私も八方ふさがりで、本当に苦労していました・・・。
女子高。今ならもう少しまともにやれるかな!?
そのH先生も今年度をもってご定年。
再任用で残られるのでしょうが、大きな区切りを迎えられます。
演奏は「風の谷のナウシカ」でしたが、見事でした。
H先生は、松山女子、滑川総合、川越南とどこでもちゃんとトップレベルの部活に作り上げます。
顧問の力量を感じました。
他にも若さ爆発の先生もいましたし、西部地区の熱気は素晴らしいです。
私立も公立も盛り上がっている!という印象でした。
ぜひこれからの吹奏楽をどんどんけん引していってもらいたいです。
指導講評
本日ご一緒したのは埼玉栄高校合唱部のS先生。
中学校では全国大会へ毎年のように出場して一世を風靡し、埼玉栄高校に移られてからも全国大会へ進出という全国レベルの指導者です。
何だか私とは違う世界の方で、一緒に指導講評など恐れ多くて・・・。
ちなみに最初にS先生の講評から。
いや~やりにくですよ。
やりにくいと言えば、最後に演奏した西武台高校はステージに残ったまま指導講評。
やりにくい・・・。
ちょっと客席に降りる時間くらい・・・。どうでしょうか?
ちなみにH先生の講評は大変ユーモアのある、会場中が沸くお話でした。
お声もお話も魅力的で、これが指導力の一端なのだろうな~と思いました。
私からは、「コロナから回復するのも大変」というお話をしました。
一度止まった状態から動き出すのは本当に大変です。
今の高校2年生、1年生が中学校3年生、2年生の頃。
7か月学校が止まった世代です。
その後もダラダラと影響を受け続けて、やっと(未だに謎の部活停止、学級閉鎖はありますが・・・)平常に戻りつつあるわけです。
結局政治家は5月8日の2類相当から5類へ法整備をもって、コロナ終結宣言を出す算段でしょう。
とにかく練習も本番もすべて久しぶりの事ばかり。
生徒の皆さんにしてみれば、頭では分かっても体が付いていかないというのが現状ではないでしょうか。
それは当然。
積み重ねも無く、教えてくれる先輩も無く、いきなりですから。
それはストレスもたまります。
まずは、この事実をしっかりと理解して受け止める事です。
皆さんは本当にすごいことをやっているのです。
2年生も部活を頑張れるのはあと少し。
今日演奏していた某女子高などは3月の定期演奏会で引退して、夏のコンクールには出ません。
もうあと2か月で引退か・・・。あっという間ですね。
進学校でも夏までやって欲しいな~。
浦和高校も浦和第一女子高校も最後までやりますよ~。
ちなみにF高校では夏まで頑張った吹奏楽部3年生が、勉強でも頑張ってくれていてとっても楽しみ。
部活も勉強も。
誰でも出来る事ではありません。
でもチャレンジして欲しいです。
話は逸れましたが、とにかくあと少しです。
最後に送ったメッセージは
最後まで続けてください!
今頑張っている皆さんが、後輩たちに
音楽は良いよ!
仲間と一緒に作り上げるのは最高だよ!
リモートなんかじゃ経験できないよ!
と実体験を持って伝えて欲しいです。
それが、新たな文化の積み重ねになります。
頑張ってください!
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