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武蔵野音楽大学ウィンド・アンサンブル

吹奏楽

7月19日(火)

東部支部パートレッスン

今日は特別ヴァージョンとして、平日に不動岡高校のレッスンに中学生のレッスンも一緒にやっていただきました。

近くの鷲宮東中学校から参加してくれました。

とても熱心で、一生懸命に吸収しようとたくさん質問をしていました。

やっぱり、レッスンに通ってくる生徒の「気合」が印象的です。

休日に、練習後にレッスンに参加する!という意識の高さが素晴らしい。

ぜひ、多くの学びを日々の活動に活かしてほしいです。

ということで、予定時間より少し伸びてしまい・・・。
コンサートはちょっと遅刻かな~。

それでもこれで、8つの楽器でレッスンを実施することが出来ました!

全パートまではまだまだですが、予想以上の反響に驚いています。

初年度は2~3パートかな、と思っていたので。

ここまで参加してくださるんなんて!

やっぱりニーズがあるんですね。

武蔵野音楽大学ウィンドオーケトラ

武蔵野音楽大学の学生たちから、セレクションで通過した腕自慢のメンバー達が作り上げる音楽が定評のあるコンサートです。

私も数えきれないくらいに会場で聴き、CDもほぼすべて持っています。(レコードはその限りではございません・・・)

やっぱり吹奏楽と言えば「武蔵野!」っていう時代があり、実際に音楽の先生に占める「武蔵野卒」の割合は相当に高いです。

ちなみに、武蔵野ウィンドの魅力と言えば、アメリカのトップバンドを指導する先生方を招へいするという点でした。

インディアナ大学で長年音楽監督を務め、ミッドウェスト・バンドクリニックの実行委員長を務めたレイ・クレーマー先生がいらしていた時代が素晴らしかったです。

レイ・クレーマー先生
大学生一人一人に直筆のお手紙を書いてきて手渡していました。

これは、秋山紀夫先生のご縁があってのこと。

御年93歳!変わらずご健在です!!


私自身、おおみや市民吹奏楽団でクレイマー先生を客演でお招きして、先生の指揮で演奏する機会を頂き、下ぶりをさせて頂き、武蔵野音楽大学のリハーサルまで見学させていただきました。

本当に有難い経験でした。
クレイマー先生お元気でしょうか。

しかしながら、このコロナでアメリカの指導者が来日できず、ここ2年はおおみや市吹、日本吹奏楽指導者協会などで大変お世話になっている武田晃先生が指揮をなさってきました。

武田晃先生。見事な指揮裁きでした。

学生にとっては、アメリカの指導者に負けず劣らず、素晴らしい学びがあったと思います。

さて、今回の演奏会場は初台にあるオペラシティ・コンサートホール。

美しいホールです。

非常に格調高く、響きが見事なコンサートホールです。

以前、東京フィルハーモニックのコンサートで指揮がポール=メイエさんで、プログラムにはメイエさんがクラリネットを演奏する室内楽も含まれていました。見事な音楽がホールに響き渡ったのを今も思い出します。

クラリネット奏者、指揮者と多才ぶりを発揮しているメイエ氏

それにしても開演時間が18:30という・・・。

ちょっと早いですね。

間に合わないな~と思って諦めていましたが、ギリギリで間に合いました!

さて、当然ながら技術については屈指のレベルです。

取り上げた作品は「ヤコブの三日月にかかるはしご」や、「指輪物語」など私自身が指揮をしたこともある作品が多く、頭の中でスコアを見ながら音楽を聴いている感じでした。

音程

コンクール病でしょうか・・・。

とにかく音程が気になってしまいました。

「これくらいは通常では?」と隣に座っていた黒川先生にも言われましたが、とにかく気になってしまいました。

やはり、吹奏楽コンクールで求められている「音程の精度」は一般的ではないのかもしれません。

それでも、なんだか気になったな・・・。

バランス

不動岡高校の生徒が協力して修士論文を書いている留学生の孫さん。

彼の招待でこのコンサートに伺うことができました。

非常に良い席だったのですが、にぎやかな作品が多かったからか、一定以上の音量になると音楽が大混乱に聞こえてしまいました。

響きのあるホールゆえのむずかしさか、ステージに座席に近いせいか。

楽譜の通りに聞こえるように演奏することの大切さを実感しました。

若さがあふれる演奏だったからかな~。

大学生のはつらつさは爆発していました!

でも、やっぱりバランスって大切だな~と思いました。

楽曲理解

楽曲理解を大切にしよう!と思って取り組んでいます。

かつて、日本吹奏楽指導者協会が主催する「吹奏楽ゼミナール」で、講師の先生に

「君は指揮台に立つ資格はない!」

と𠮟られたのが懐かしいです。

課題曲の「運命の力」

「君はオペラは見たのか?」との問いに、「全く見ていません・・・」という不勉強な私に対する厳しいご指導でした。

まったくその通りです。

作品の勉強をしないで指揮台に立つことは、演奏者に対して、音楽に対して失礼なのです。
とっても悲しかったし、悔しかったですけど、今でも心に響く教えです。

その頃でもかなりご高齢だったと記憶しているので、お元気でいらっしゃるのでしょうか。

さて、三日月に架かるヤコブの梯子 は関西学院大学応援団吹奏楽部の創部40周年を記念して委嘱されました。

学校の校章に使用されている「三日月」を題材に作曲されました。

ここから連想して旧約聖書「創世記」にある「ヤコブ(別名 【イスラエル】 勝者の意)」(アブラハムの息子)の物語と結びつけたとのことです。

ということで、宗教的な物語も理解して演奏することは大変意義深いと思います。

「指輪物語」はやっぱり読まないと。

この作品は映画が大ヒットする前に作曲された作品です。

ぜひ、トルーキンが書いた小説をぜひ読んで演奏すれば、その音楽の世界観がリアルにイメージできるはずです。

客席で聴きながら、そんなことを感じながら鑑賞させていただきました。

やっぱりライブのコンサートは素晴らしいですね。

この感動を胸に、明日からまた頑張ります!

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