見ました。
原作を読んでからの映画にはちょっと不安がありましたが、この映画は原作よりも良くできていると思った数少ない映画でした。とにかく流れがスムーズで、テンポが良かった。練りこまれた作品だなと思いました。
まあしかしながら・・・。内容が内容だけに、途中から「う~ん」という嫌悪感が抑えられなくなりました。かなりディフォルメされた学級の様子、熱血先生、生徒たち。実際にこういうことがあるのかどうかは知りませんが、私が見てきた範囲ではあれは学校ではないと感じました。これは自分の職業を通して見ているから仕方がないのでしょうが、どうしてもそういう見方になってしまいました。
「命」がテーマなのでしょうが、あれを見て「命」について考えるのか。ちなみに主人公たちは中学生ですが、R指定で中学生は見られませんね。まああまりに過激かなと。
でも見ている人間にこのように考えさせる、ということでは力のある作品だったと思います。見終わった気分はあまり・・・。ということでいろんな意味で問題作ですね。こういうのを見た後はスカッと頭空っぽで見られる映画が見たくなります。何にしようかな~。
さて今日は入試でした。
受検生の皆さんは真剣に取り組んでいました。発表が楽しみですね!
明日は指揮のレッスン。
とうとうメンデルスゾーンの「無言歌」です。最初の「甘い思い出」。本当に良い曲です。シューマンも素晴らしかった。私はピアノの世界について全くの無知なので、こんなにも素晴らしい作品がたくさんあるのかと思うと、本当に感動してしまいます。しかも楽譜を見ながら読み込んでいくと、その素晴らしさはさらに輝きを増します。
ということで、この素晴らしい作品を生のピアノ演奏で指揮ができることに幸せを感じます。楽しみだな~。頑張るぞ~!
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