久しぶりのサントリーホールへ。ティーレマン指揮のミュンヘン・フィル、プログラムはブルックナーの5番。100分にもなろうかというこの大曲を私は初めて生で聞きました。(といってもCDでもまともに最後まで聞き通すのは難しいですが・・・)
とにかく弦楽器の繊細さ。PPPPがまさに紡ぎ出されるように生まれてきて、ホールのすみずみまで広がりました。そして金管セクションの圧倒的な迫力。音量もさることながら、その音色の「豊かさ」は圧巻。体が振動しました。もちろん鳥肌もたっていましたが、それに加えて音圧が体を座席に押しつけるような感覚を覚えました。
やはり本物。本物に触れた感動は他では得られない、心を揺さぶる感動でした。合宿明けでかな~り厳しい日程でしたが、聞きに行って本当に良かった!最高です。毎月とは行きませんが、定期的に本物に触れなければと痛切に感じました。
できれば部員の皆さんにも感じてもらいたい!あの感動があれば、日々の音楽、楽器との時間はまた違ったものになるでしょう。ちなみにあの演奏を聴いた後に早速楽器を吹きましたが、何とも悲しい気持ちになってしまいました・・・。でもあの感じを忘れずにロングトーンをろう!と決意したのでした。
みんなもコンサートへ行こう!
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