今年も新人戦に出場しました。
この日まで新体制となってから様々な課題を持って、一つ一つ乗り越えてきました。特に基礎練習を見直して、計画的に進めてきました。少しずつ手ごたえもあり、この練習は効果があると確信に近いものを得ました。
新人戦へ向けての練習はなかなか忙しい中ですが、去年の状況からかなり前進した練習になりました。どの学校も色々と厳しい中で、出来る限りの積み重ねの成果を見せている訳です。
集合の関係で最初から3団体まで会場で聴かせて頂きました。
皆さん素晴らしかったですが、特に春日部共栄高校の演奏はもう圧倒されました。ここまで1人1人がしっかりとした音を出す、ということが当たり前になるのか!と改めて自分の考えの甘さを思い知りました。埼玉はこのような素晴らしい目標となるバンドがあって、本当に幸せだと思います。
さて。
久喜高校は銅賞でした。春日部共栄高校との点数差は100点。(新人戦は審査員の先生の名前、点数、学校名が全て公開となります。)本当に大きな差です。今できる久喜高校の演奏に10点満点で5点を付けた先生もいます。事実上の最低点。私達の演奏に最低点を付けたわけです。
本当に悔しい!
しかし・・・。これが現実であり、金賞を取った春日部共栄高校、大宮高校は全国大会へ出場している団体、そして越谷南高校はメキメキと実力を伸ばしています。
全ては指導者である私の責任。
実力不足です。部員の皆さんに本当に申し訳なく思います。もちろんこれは月曜日の反省会で直接お話ししますが。5点という評価に大きなショックを受けました。
思えば去年も銅賞。
結果は同じ銅賞でも、前回とは全く違うレベルの演奏でした。それは間違いありません。久喜高校としてステップは踏んでいます。でも、それでは「普門館」のレベルへは到底追いつかない、という事を今日思い知らされた訳です。
今のままでは県大会も危ういかな。
それは言い過ぎかな。って帰りに言っちゃったけど。
でも「普門館」は無理だ。このままでは。
去年銅賞をもらって、それを練習場に張り続けました。その下に書いた「捲土重来」。確かにコンクールでは県大会まで進み、銀賞を頂く事が出来ました。でもそれは目標じゃないんだよね。あの夏以来練習場には銀賞の賞状の下に「銀賞でいいのか!?」って書きました。
誰も良いとは思っていない。
でもどっかできつい時、大変な時、「まあこれ位でいいかな。」って言い訳しているのかもしれない。私自身も。
今まで頑張ってきました。それは間違いではないし、着実に進んでいます。でも今日の新人戦で今現在の久喜高校の状態を客観的に教えてもらった訳です。それはつまり「全く足りませんよ」と。
泣けてきますが、これが現実。
やるしかないですよね?
残り7カ月。
まだまだやれる事がたくさんあります。決して短い時間ではありません。去年も新人戦から変わりました。だから今年も変われます。みんなが本気になったら何でも出来ます。今までも本気だったでしょうが、7ヶ月後にそれまでの本気は全然だったね、と言えるようにしましょう。
星の王子様が言っています。
「大切なものは目に見えない」
今日「大切なもの」をもらいましたよ。
今日審査して下さった先生方が、夏の会場で驚く演奏をしましょう。次は最高点です。必ず。そのために全力で!!!
今日は眠れませんね。
月曜日からスタートです。
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