スポンサーリンク

JBAソロコンテストの役員

吹奏楽

令和3年12月29日

日本吹奏楽指導者協会(Japan Band directors Association)埼玉県部会主催

ソロコンテスト。

昨年に引き続き、同日程で秋草学園に集合。

いや~寒い!!

ソロコンテストの役員でした。

今年で担当して2回目。昨年のドタバタからは信じられないくらいのスムーズさでした。

会場は埼玉県部会長が顧問の秋草学園。

左手はコンサートホール。
いやー素晴らしい環境です。

狭山なんですよね。
ちなみに我が家から40分ほどで到着です。

加須より20分ほど近い!いや~なじみのない西部地区なのでドキドキします。

今回は実行委員ではないので、まるっきり当日のお手伝い。

昨年と大きく異なったのは、1チーム4人の審査員!昨年よりも1名増えました。

みなさんJBAの会員で、一般的な審査員の謝礼から考えると薄謝で引き受けていただきました。

朝から、夕方まで、録音を最初から最後までしっかり聴いて審査してくださいました。

私は、集計の担当。

集計データに入力して、印刷して、表彰状を作成。

郵送用のタッグシールを印刷して。

あとは審査員のお仕事の様子を写真撮影したり。

真剣な審査の様子です。ちゃんと最初から最後まで聴いていますよ~!!

それにしても、

寒い!!

作業している控室が寒い!!

換気のためでしょうが、ドアがずっと開けっ放しで冷えます。

そして、三田村先生ご推薦の昼食。

真っ茶色です。

ほぼ全部揚げてます。こんがり。

おかずはいただきましたが、お米はさすがに食べられませんでした。

これを食べ続けたら、確実に体調を悪くなりますよ。

審査員の皆さんも、身体に気を遣うお年頃。

もう少しヘルシーなお弁当に・・・。いかがでしょうか?

今年のソロコン(中学生)

昨年はコロナの影響で、練習もままならずスマホで自宅で録音という生徒も多くみられました。

審査員の先生方が、口々に昨年とは比べ物にならないくらいにレベルが高い!とおっしゃっていました。

やっぱり徐々に活動が再開してきているのを実感できてうれしいです。

その反面、参加者が減少してしまいました。
これもコロナの影響なのでしょうか・・・。

ソロコンテストでもいろいろと見えてきました。

若者たち

今回は、若者たちの完璧のサポートがあって本当に助かりました。

みんな素直で、一生懸命で、元気も良くて。
素晴らしいです。

そんな彼らとのやり取りで・・・・。

表彰状を作成しているときに漢字が分かるように

「乃木希典の乃」と言うと、???って感じになりました。

乃木将軍(陸軍大将)。現代の若者は知らない人の方が多いかもしれません。
もちろん礼賛する必要はありません。客観的に「日露戦争」は学ぶべきだと思います。

私も、乃木坂って言えば一発だったのでしょうね。

ちなみに「日露戦争」って言ったら、???でした。

バルチック艦隊はどこから来たの?

バルト三国って知ってる?

ソ連崩壊の口火を切ったよね。

すっごくいや~な感じだったかもしれません。

そして、私は勝手に世界史の教師として責任を感じてしまいました。

先日、石破茂氏が日本の学校教育では「近現代」を全く教えていない!って言っていて

総理大臣にはなれないのでしょうか・・・。
別になって欲しい!ってわけではありませんが。

「何言ってんだ!ちゃんと教科書全部教えてるぞ!」

って怒り心頭(までいきませんが・・・)って感じでした。

ごめんなさい!!
教えていませんでした!!

こんなに素晴らしい若者たち。

しかし、歴史的素養無くして、これからの激動の時代にどのような選択をしていくのでしょう。

コンパスのない、いやGPSの無い遠洋航海みたいのものです。

これは授業でも言っていますが、近い将来日本の国防の議論に「核武装」が出てくるかもしれません。

その時に、あなたはどのような選択をしますか

この問いに、ナチズムのやり方を知って入れば考え方が変わるでしょう。

どんなに経済的な繁栄(「ヒトラーの奇跡」)を見せられても、無視してはいけない倫理的な一線を越えた先を知っていれば、何か思うでしょう。

※ヒトラーは失業率を25%から5%へ劇的に改善。(「アウトバーン」のような公共事業による失業者対策。積極的な財政出動を行いました。)

制限速度の無い区間があるほど、まっすぐ、そして堅牢です。なにせ、戦車も使用できるように設計されたそうですから。


 国民には大衆車「フォルクスワーゲン」をポルシェ社に製作させて、国民に一家に一台の夢を与えた。これを「ヒトラーの奇跡」と呼びます。

ドイツの自動車産業は現代でも世界を席巻しています。
フォルクスワーゲンはそのトップに君臨しています。ほかにもドイツには、BMW、メルセデス、アウディなど世界的な自動車メーカーが数多くあります。

ヒトラーは著書『我が闘争』の自らの政治方針のすべてを記載して刊行しました。

つまり、国民はヒトラーについて「危険」という認識があったのです。

にもかかわらず!

経済的な復興を最優先事項とし、ヒトラーの「思想」が危険であることには目をつぶりました。

その結果、大統領に就任すると世界大戦へ一直線となったわけです。

ヒトラーは国民の恐怖をあおり、「絶滅戦争」と脅されるがままにその政策を受け入れていったドイツ国民の歩んだ道のりはたったの80年前のことです。

日本も、ミッドウェー海戦以降戦況は悪化する一方だったのに、大本営発表を信じて最後まで戦ってしまったのです。

「無知」は「繰り返す愚」につながります。

本を読んでほしいです。

まずは、日露戦争は『坂の上の雲』はいかがでしょうか。

ただ、この戦争での奇跡的な勝利がのちの第2次大戦での大敗北の伏線だったりするのですが・・・。

とにかく、若者に自分の「思想」を持ってほしいです。

自分の「価値観」を育ててください。

「独裁」に心地よさを感じてしまうのは、自分の「価値観」が無いからなのです。

若者たち。

これからの日本の行く末は、私たち日本国民の「思想」によって決まるのです。

勉強をしましょう。

大好きな音楽を続けるためにも、必要なことです。

ということで、私自身が非常に学びのある一日になりました。

秋草学園から、不動岡高校へカギを締めに高速道路を爆走しながらそんなことを考えていました。

50キロ。結構な旅でした~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました