令和3年7月9日
マーチングコンテストの抽選会が2年ぶりに開催されました。
開催に当たっては、副理事長をはじめ役員の先生方のご尽力のおかげです。
心より感謝申し上げます。
特編授業
本日よりテスト返却が始まりました。
何とか3年生のテストは採点を終えて、無事に返却できました。
3年生は本番の入試を見据えて、過去問題から出題しています。
結果を詳細に研究する
「過去問題」でも、「模試」でも点数に一喜一憂するのは一瞬だけにしましょう。
大切な事は
1 基本問題 でミスをしていないか。
2 応用問題 にどこまで対応しているか。
3 勉強した範囲でどれだけ知識が定着しているか。
となると、何点取ったかは重要な問題ではありません。
授業では「野球」に例えて、女子たちは??って顔していましたね・・・。
あえて、ここでも「野球」で例えるなら
1 基本問題 = 自分の絶好球
絶対にヒットにしなければならないボール。
2 応用問題 = 難しいのボール
なかなかヒットにするのは難しいけど、これを打たないと難関大学は打ち崩せない。
3 勉強した範囲 = 待っていたボール。
配球(次にどんな球が来るのか。直球、変化球、どんな変化球かなど)を読んで、ドンピシャのボールが来た時に確実に打ち返しているか。
どうしても、外野から見ると「それを見逃すのか!」とか、「ミスショットするな!」とか言います。
それは「結果」=「点数」だけに注目しているからです。
「今はそのボールは打てません。(これから!)」
「今のは私のミスです。」
「今はそれは打ちません。」
などなど、色々事情は人によって違うんです。
だから、点数ではなく、どの問題が正解で、どの問題で不正解だったか。
精密に分析する事が大切です。
「明確さは力」
そして、「模試」は2つ面があります。
1 力試し
うまく行った時は喜び、思うように行かなかったときは落ち込みましょう。
でもその日だけ!引きずるのはもってのほか。
2 勉強の状況を把握。
穴は無いか。
自分の取り組みの「質」が見えてきます。
そうやって「模試」を使っていく事が、この先の本番で待っている「入試」につながります。
「過去問題」
各大学の教授が作った問題と向き合いましょう。
「過去問題」=「練習試合」
実は小雨の降る今日も、とある県立高校は練習試合をやっるそうです。
それは、本番に向けての準備でしょう。
小雨で試合になる場合もあります。
それが本番で初めてでは力を発揮する事はできるわけもありません。
スポーツでは「練習試合」でしか、もっと言うと「本番」でしか経験できないことがあるというのは常識でしょう。
そこで、実際に「過去問題」によって経験値を積むことが大切です。
ぜひ、自分が受験する学校以外の問題をコツコツと積み重ねていきましょう。
素振りばっかり、投球練習ばっかりではダメです。
これは音楽も全く一緒。
練習のための練習では意味がありません。
何より楽しくない。
実際に様々な音楽をやることで、基礎の必要性を実感して積み重ねる。
それが自然ですね。
ということで!
「過去問題」をやりましょう!
学年集会
4時間目は学年集会でした。
最初に進路指導主事のH先生のお話。
お恥ずかしながら、涙が出そうになりました。
先生の高校時代のお話。
吹奏楽部で関東大会が終わった後のミーティング。
県立の男子校。あのトップ校ですね。かつては強豪校でした。
H先生も含めて、30人程が当たり障りない、「お世話になりました」ってお話をした後。
最後の部長の一言で空気が一変したそうです。
「俺たちは本気だったのか?」
新体制が始まる時に、2年連続関東大会にも出たし、「全国大会を目指していこう」と決めたそうです。
でも、その中で「本気」だったのは自分だけだっだのか・・・。
しかも、部長として周囲を引っ張り切れなかった後悔。
それが詰まった重い言葉だったそうです。
ああ。今の不動岡高校吹奏楽部に響きますね。
本気で「全国大会!」と思っているのは、私と部長と後は・・・・。
「本気」になれば結果がでるのか?
そんなことは分かりません!
繰り返し言っていますが、「結果」が出る前に一歩を踏み出すのがリーダーです。
受験も全く一緒。
でも、「本気」で取り組んだ時間は人生の貴重な財産になります。
逆に、「本気」でないのに結果が出てしまことほど悲劇はありません。
そして、「本気」でやって「結果」が出たときは最高!
「これくらいでいいや」
「昔は頑張った」(中学時代を懐かしむ系)
あ、これは私の思っている事です。
その先には「後悔」しかないというお話でした。
先生自身の体験を踏まえて、本当にリアルに心に響きました。
吹奏楽部員たちにとって、ドンピシャのお話でしたね。
あれを聞いて、どれくらいの人の心が揺さぶられたでしょうか。
私は本当にグッときました。
H先生、すごいです。
「本気」
やった人にしか分かりません。
しかも、過去の栄光は意味がありません。
人に自慢するくらい。
それもむなしい・・・。
大切なのは「今」現在の話。
中学校の時は本当に頑張った。
という過去の栄光は捨てましょう。
今の自分を受け止めて、前に進みましょう。
「今の自分」をその「栄光の過去の自分」が見て幻滅しないように。
逆に「こんな素晴らしい日々が待っているのか!」と、「早く高校生になりたい!」と思ってもらえる今日を過ごしたいですね。
私はそんなことを考えながら、H先生のお話を聞きました。
私自身も、
高校生だった頃の自分
部活が楽しくてしょうがなかったころ
世界史が大好きだったころ
そして教員しか道は無い!と心に決めた頃の自分。
その頃の私が、今の私を見て「うらやましい!」と思ってもらえるか。
多分・・・。大丈夫かな。
少なくとも、今まで一度も過去に戻りたいと思ったことはありません。
今が一番!!
だって、不動岡以上の恵まれた環境はありません。
最高のメンバー。(毎年、過去最高を更新してますが・・・。)
やりたいことを思い切りやれていますから。
だから、今も幸せだし、この先も楽しみしかありません。
自信を持って言います。
「過去をうらやむ人間に将来無し。」
今を生きましょう!
道は前にしかありません。
マーチングコンテスト抽選会
2年ぶりに来ました。
下落合コミュニティセンター
与野は都会ですね。あ、さいたま市中央区。
コミュニティセンターは駅前のビルですから。
まだまだ初心者で、ドキドキしながら説明を聞きました。
とは言え、常任理事会やら会議で事前に聞いている内容も多くて少し余裕。(それがいけない!?)
さて、一通り説明が終わった後に出演順の抽選。
その場で手作りの「あみだくじ」でした。
そして、不動岡高校は見事1番!
いや~持ってますね。
これは間違いなく良いくじです。
ちなみに1番 不動岡、2番 岩槻、3番 本庄 という出演順でした。
さ~コンクールとマーチングコンテスト。
両立しっかりして頑張ります!
本当にコンクールの時期が始まりました。
今からドキドキ・ワクワクしています。
頑張ります!
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