令和6年6月5日(月)
日々、仕事に追われながら自分自身と向き合う時間が増えてきている気がします。
そんな年頃でしょうか。
「不惑」の40代だったはずなのですが。
自分自身の力不足を痛感し、自信の揺らぐことも多いです。
やっぱり、この日々は自分を成長させてくれていると確信しています。
世界史補習開講!
久喜高校、不動岡高校と続けてきた世界史の補習。
昨年度は希望者0・・・ということで、無念の休講となりました。
それが、何と今年は2名も希望してくれました!!
わ~い。本当にうれしい!!
実は今年度は地理総合、政治経済を担当していて「世界史」の授業がありません・・・。
これっていったいいつ以来か。
「世界史」の授業をしないと、どんどん頭の中から重要事項が抜けていくものです。
まあ、地理総合でも政治経済でも、世界史の知識が無ければ話は進みません。
実際、世界史+αという感じで楽しく授業を展開しています。
本当に大切な内容で、何としても生徒の皆さんに理解してもらいたいと思っている事ばかり。
ということで、大好きな世界史の授業を出来る事を今から楽しみにしています。
もはや、受講生がいなくてもやってもいいかなって勢いです。
何を伝えたいのか。
生徒の皆さんに、私は教員として何を伝えたいのか。
もっと明確に、分かりやすく、そしてしっかりと伝え続けなければならないという思いでいっぱいです。
ず~っとそのことを考えていて、頭の中をグルグルと多くの言葉が回っています。
最近になってやっと明確になってきています。
可能性は無限大であること
まず、一人一人の可能性は無限大に広がっている事。
今の自分自身の実力、居場所、これまでの人生は関係ありません。
一瞬先の世界は「無限の可能性」の世界です。
つまり、何がどうなってもおかしくありません。
自分の中で作り上げる「多分こうなっちゃうのかな~」というイメージが、「どうせ・・・」とか、「無理」とか、ネガティブな思いで人生を過ごすのはもったいないです。
自分が最高にうれしい「夢」を見ましょう。
本気で。
『思考は現実化する』
これは、ナポレオン・ヒルの名著の題名です。
自分の思う通りに世の中は変わります。
そもそも、世の中は「自分」の中で作り上げられたものだからです。
ここいら辺のお話に興味があれば、量子物理学やカントのドイツ観念論哲学などに触れてみてはいかがでしょうか。
世界は自分の中にある・・・。って何を言ってるの?!と感じるでしょう。
イエス・キリストも「神の国はあなたの中に訪れる」と言いました。
ガウタマ・シッダールタも「苦」からの解放は、「苦」を知る事にあるとしています。
つまり「苦」を無くす方法を説いているわけではないのです。
自分自身が「苦」をどのように捉え、受け入れるのかが大切なのです。
さて、お話を戻しましょう。
私が生徒の皆さんに伝えたいのは、あなたの「考え」を大切にしてほしいという事です。
自分が考えたとおりに世界は作り上げられ、考えたとおりの人生を送るのです。
言霊
日本には古来から「言霊」という言葉があります。
「言」には「魂」がこもっているという意味です。
私は音楽をこよなく愛するので、ただの「音」が並んだだけのはずが、人間の心を揺さぶり、世界をみずみずしい美しいものに変化させることを日々体験しています。
これに、意味のある「言葉」が重なればどれほどのインパクトを持つか。
やっぱり歌は素晴らしいですね。(器楽も負けない!とは思いますが、そもそも対立するものでもないですね)
「言葉」はとても大切。
頭の中に浮かぶ「言葉」は、あなたの「思考」にとてつもなく大きな影響を与えます。
美しい言葉を使えば、美しい世界をイメージすることになり、それが美しい世界を生み出します。
何より、あなた自身が「美しく」なります。
時折、様々な場面で耳にする残念な言葉。
もちろん、思わず口をついて漏れ出てしまったのでしょう。
でも、イエスは「あなたは、その思いによって裁かれる」という厳しい言葉を残しています。
実はこれがとても大切な本質。
なぜなら「言葉」は、あなたの人生を作る「思考」そのものなのです。
夢を見る
やれば何でもできる!
というのは、さすがに私でも心から信じられません。
ハイキュー!!の日向くん位じゃないでしょうか。
「心の底から勝利を信じられる人間はそう多くない。」
って、あのセリフは本質を突いています。
でも、「出来る可能性がある」ということならば信じられるでしょう。
実は「出来ない可能性もある」のですが・・・。
さて、どっちを考えた方がやる気がでるでしょうか。
それなのに、後者の考え方をしている人が多いのではないでしょうか。
「無理~」、「どうせ」、「自分にはできない」、「分からない」などなど。
諦めと言い訳には事欠きません。
となれば、あなたの人生は「出来ない可能性」が高まるわけです。
しかも残念ながら、他人には「応援」してくれる人と、「否定」してくる人がいます。
これは、自分と同じ場所に引っ張り上げようとしてくれる基準の高い人と、足を引っ張って自分と同じ場所に引きずり込もうとする基準の低い人がいるということでもあります。
ちなみに、この基準の高い人と低い人は「自分の中」にもいたりします。
気持ちが落ちていると、基準の低い人の声が大きく聞こえてしまったりするものです。
人間ですから、いつも強いわけではなく、負けまくる時もあります。
でも、気持ちを切り替えて、また「出来る可能性」を信じて頑張っていきましょう。
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