緊急事態宣言によって、部活が出来なくなって随分と時間が経ちました。
合奏は12月23日からしておりません・・・。
早く、一日も早く活動を再開させてください。
お願いします。
緊急事態宣言
今日のニュースで「緊急事態宣言は今週中の解除を見送る」という情報が飛び交いました。
3月7日の期限にこだわらず、毎週状況を把握して解除するか、否かを検討するそうです。
現在の課題は重症患者の病床ひっ迫度。
NHK まとめ【内閣官房】
ステージ4の判断基準として「病床使用率 50%以上」というものがあります。
埼玉県 64%
千葉県 62%
東京都 47%
「重症使用率 50%以上」
埼玉県 24%
千葉県 13%
東京都 100%
う~ん。東京の重症患者の数が何とかならないと、緊急事態宣言は解除にならないですね。
特に埼玉は東京と一緒に動くようですし・・・。
まだまだ戦いは続きます。
ちなみに本日のニュースで、日本初の「ワクチン接種」が大々的に取り上げられていました。
これから医療関係者から始まり、高齢者と随時接種が進んでいく事でしょう。
ちなみに、現在の授業で18世紀の文化をやっていますが、ジェンナーが出てきます。
「牛痘」による、「天然痘」の予防を開発した偉大な人物です。
「ワクチン」の語源は、ラテン語の「牛」からきています。つまり、「牛痘」から始まった「ワクチン」の歴史が現代まで続いているのです。ジェンナーさんありがとうございました。
ちなみに、「牛痘」は当初接種すると「牛になる!」とうわさが広まり、なかなか接種が進まなかったという逸話があります。なんだか現代とあんまり変わりませんね。
とにかく、早期の終息を願っています。
まあ、緊急事態宣言というより、部活の再開ですね。せめて自主練習くらいさせて欲しいです。
よろしくお願いします!
大学入試
昨日は素晴らしい結果報告についてお伝えしました。
しかしながら、思うように結果が出ない場合もあります。
長い人生の中では、結果が出ない方ことが多いし、出ない時間が長いと思います。
かくいう私も、大学受験は全く第1志望にもひっかからず、とにかく合格した大学に進学しました。
思い出せば10月まで部活をやり、それを言い訳に勉強も本格的に始めず・・・。
気分は高校受験だったのでしょうね。何とかなると思っていたという事に、自分のことながらあきれてしまいます。
当時の進学指導はそれほど熱心でもなく、そもそも進学校でもなかったので、自分で考えてお好きにどうぞって感じでしたね。担任が体育の先生で豪快でしたから・・・。
今頑張っている3年生に伝えたいことは、「最大限努力する」ことが大切だということです。
結果は出るか、出ないかは誰にも分かりません。
そして、思うようにいかないこともあるでしょう。
でも、「最大限に努力する」ことができれば、次にまたチャンスはきます。
行った先で、また一生懸命に勉強をしてください。
人生経験も積んでください。
道は必ずつながっているので、安心して思い切って進んでいきましょう。
終わってみれば、大学受験は通過点だったと言える日が必ずきますからね。
辛かった分、成長できる!と思って乗り越えてください。
ネット・リテラシー
本日6時間目にFプラン(総合的な学習の時間)にて、ネットについて学ぶ時間がありました。
班ごとに議論しながら、ネットのトラブルについて学んでいくという内容でした。
私自身が、生徒の皆さんとの感覚にかなりのギャップがあることを再確認できました。いや~やっぱり便利さと、生きやすさは必ずしも正比例しませんね。
思春期の高校生は、他者を意識してもがき苦しむ時期です。
「第2の誕生」です。
そんな時期ですから、ちょっとした心無い言葉、行動に傷ついてしまう純粋な年頃です。
大人になると、そんなこと!って思えるくらいに「擦れて」いくのですけどね。
ちなみに生徒の皆さんがネットで「嫌だ」と思うこと
1 ブロックされる
やっぱり、拒否されることに恐怖心を持つのですね。
これ、実は大人になっても同じように思っている人が多いと思います。
しかし!
「誰からも好かれる」ことはありません!
でも、「全員から嫌われる」こともありません!
私はかつて勤務した学校で「先生は何もしないでください!」って言われて、本当にしょんぼりした時期がありました。
でも、家に帰るとかわいい子供たちが待っていてくれたので、学校には誰も味方はいなくても、家には最高の味方がいる!と思って乗り越えました。
必ず、あなたを「嫌い」と思う人もいるし、「好き」と思う人もいるのです。
両方いるということを忘れないでください。
ブロックくらい・・・。ちょっとへこむけど、こっちから願い下げ!と思って忘れましょう。
2 悪口
まあ、言いますよね。
だって実際に集まって悪口を言うこともあるのですから、SNSで言うのは当然でしょう。
これはSNSだろうが、直接だろうが、いい気分はしないものです。
しかし、これも無くなりません。世の中から無くなる事はないでしょうね・・・。
高校生の時代には難しいでしょうが、「悪口」を言う人とは関係を断ちましょう。
決して自分の人生にプラスにはなりません。
そして、「悪口」を言う人の周りには人がいなくなります。
寂しい人生になります。
だから、「悪口」を言っている人を見かけたら、ああこの人はこの先孤独に生きていくんだな~と思ってあげてください。本当に寂しいですからね。周りに人がいないのって。
3 嘘の情報を流す
これはもはや・・・。
嫌だという問題以前に、人として間違っていますね。
これも「悪口」と同じ。
これをやる人とは関係を断ちましょう。
他者の「嘘」の情報を流すなんて、悪意がありすぎますね。こういう人は他人と一緒に生きていけない人なのです。そっとしておいてあげてください。
悩み多き若者たち。
一つ大事なアドバイスです。
「人は変えられません。」
自分は自分の意志で変えられます。
しかし、他人を変えることはできません。それができるなんて思うのは、おごり高ぶり以外の何物でもありません。ああ、私たち教員は一番危険な職業です・・・。自戒の念を込めて。
ですから、この人は違うな~と思ったら距離を置きましょう。
それが一番です。大人はそれをうまくやるのです。(やれない場合も出てきますが・・・)
大人から見ると、歯がゆいほどにもろく、純粋な生徒が多いです。自分も同じような高校生だったのだろうか?と自問しますが、たぶんそこまで繊細ではなかったですね。。。個人差がありますから。
ということで、SNSでの情報発信、LINEでのやり取りについて、どんな難しさがあるのかを、実際に友達と会話しながら再確認しました。
結構楽しみながら、実は「納得」することができていたのではないでしょうか。
結局、人間関係はいつの時代でも「傷つけあう」ものです。
確か、現代文では『こころ』を取り上げていたのではないでしょうか?
先生とKのすれ違い。
あまりに素晴らしい文学作品なので、自分たちの日々とはかけ離れたように感じてしまうかもしれません。しかし、この物語で語られている人の「こころ」の機微は、高校生の皆さんのそれとなんら変わりはありません。
ぜひ、抜粋ではなくすべてを読んでもらいたいです。
人は疑似体験でも大きく成長します。
読書、映画など、想像上の経験も脳には現実のように刺激を与えるのです。
いつの時代でも、読書は欠かすことのできない「こころ」の栄養です。
繊細で、もろい、純粋な季節を思い切り楽しんでください。
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