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3学期始まる。

令和5年1月6日(金)

不動岡高校の3学期は早い。

もう慣れてしまいました。

そして、我が家の小学生たちも6日が始業式なので、世界中が6日から始まっているかのような錯覚に陥っています。

ちなみに長男(高校1年生)は後期全休ということで、来年度からまた頑張るそうです。
でも元気なので、彼なりに頑張るでしょう。
買ってあげた(奥様の指示により)ギターの音が最近聴こえなくなり、ああもう季節は過ぎ去ったのかと感じる日々です。

さて、始業式とは名ばかりの1,2年生は課題考査、3年生は授業。

私は2時間授業。

と言っても演習です。共通テストに向けた予行演習。

3年生もエンジンがかかっていて、雰囲気も落ち着いていい感じです。

放課後には「パックⅤ」(共通テスト模試)をやりましたが、とうとう平均点が

78点!

にまで上がってきました。

目標の80点台実現も目の前。

頑張ってください~。

例年あと少しで80点に届かず・・・。

今年こそ!!

さて、朝から各方面からご連絡を頂き、相談をしたり、謝罪したり、ま~忙しい。

と思ったら、まだ冬休み中なんですね。

途中で気が付きました。

世の中とずれてるのか・・・・。

そして、朝会で「今日の完全下校は5時です。」と言われて愕然。

練習できませんがな。

15時まで模試・解説。

15時から1時間だけ課題曲の合奏となりました。

合奏

せっかく冬季演奏会(コンクール形式の発表会)なので、ここで技術的な課題としっかり向き合うことが大切です。

1月7日が第1日目になります。
ライブ配信もあります。

どうしても、課題を突き付けられて「楽しい!」ってなる人はいません。

言っている私も・・・。
でも、しっかりと伝わるようにはっきりと言います。

頑張っているのにな~。とか、受け止められるかな~とか。

思いながらも。まだ分かりにくい!という部分もあるかもしれません。
修行します。

言い方が難しいのですが「ごまかし」ながら演奏しては個々の向上は期待できません。

各自が足りない部分を正面から受け止めて、自分たちなりに工夫して、改善して、成果を見せて欲しいです。

まだまだ伸びしろがたっぷりある状態です。

とにかく「そろえる」ことについて、積極的に、前向きに、徹底していきましょう。

揃える

揃うときれいです。
特に管楽器の演奏はきれいです。

きれいだと、聴いている人が感動してくれます

大前提として、どの音楽も素晴らしいんです。

でも、これを「比較」するとなると、技術的、音楽的な充実度の「差」に注目されてしまいます。

特に昨今のコンクールは「順位」を付けます。

審査員の先生も大変だと思いますが、根拠を明確にして順位を付けなければなりません。

その結果、「音楽表現」よりも「技術」が注目されてしまいます

音程、アインザッツ(揃っているか)、音色、美しいp、美しいfなどなど。

また「楽曲の理解(アナリーゼできているか)」も根拠になるでしょう。

簡単に言えば、聴いていて「採譜(楽譜におこす)」できるか

fの人と良く分からない人が混ざっている。

音程が揃っていなくて何のハーモニーか分からない。

純正調を作っているのか、平均律なのか、いや音程が悪いのか。

クレッシェンドはどこまでなのか。

曲の頂点は、構成、フレーズからいってもこの部分のはずなのに、どうもそうは聞こえない。

というより、ずっとfに聴こえる。

八分音符なのか、四分音符なのか。

スタッカートなのか、マルカートなのか。

跳ねるのか、レガートなのか。

結局、楽譜にある音楽を楽譜通りに演奏できているか。

そこが「コンクール」での評価基準だと私は考えています。

そして、これは専門家以外の方が聞いて「いいな!」って思ってもらうためにも重要な観点だと思っています。

だから、コンクールで頑張る事と、様々な演奏会で喜んでもらうことはそれほどズレていないと思います。

そこまで合わせる必要があるのか?とも思いますけどね。

何と言っても、プロフェッショナルの先生方が「よくそこまで合いますね!」って言うくらいですから。

「揃う」は必要条件ですが、十分条件ではないのです。

そもそも、オーケストラ、そして弦楽器の基準と吹奏楽の管楽器では「揃う」の基準が全然違います。
そのオーケストラで演奏している先生方も「揃う」に重点を置くのですから、順位をつけるのは大変なのではないでしょうか・・・・。

でも、「揃う」と美しいのは間違いない事実。

ということで、やるからには前向きに

色々と飲み込みつつ、コンテストに向けてFWOに足りない部分と向き合っていきましょう。

第60代、61代も、こういう厳しさにも耐えられるくらい成長しているはず!

くやしさから逃げ出さず、冷静に打てる手をすべて打つ。

これは私自身に向かって言っている事でもあります。

日々無力感、実力不足を感じつつ、でもやりたいことをやり続ける。

足りない部分を補うために、いつになったら自信を持てるのか不安を覚えながら、でも勉強し続けるのです。

ということで!
冬季演奏会に向けて頑張りましょう!!

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