PR
スポンサーリンク

東部地区吹奏楽研究発表会

 とうとうこの季節がやってまいりました。
 今年はこの日の実行委員長ということで、開会の挨拶やら講師の先生方の接待やらで普段は使わない神経を使ったのか、結構疲れました。まあ本番終わるとすぐにおおみや市民吹奏楽団で、秋山先生のショスタコーヴィッチの「革命」終楽章の合奏なんてやってるから余計にでしょうが・・・。

 講師の先生でいらっしゃていたのが東京フィルハーモニーのFg奏者でいらっしゃる森先生。とっても物腰柔らかで、やさしい物言いが印象的でした。伺うとFgを始めたのは高校生から。しかもその学校で初めてのFg奏者ということで、先輩も先生もなく独学で始めたそうです。

 さらにすごいことに楽器は当時10万円ほどで購入した中古だったそうで、クルスペのファゴットだったそうです。しかも楽器が来たのが6月ごろということで、それまで何をしていたかと言うと永遠に続くかと思った「呼吸練習」の日々だったそうです。

 今の高校生がいかに恵まれているか。なんと環境が整っているのかと思い知りました。当時はそんな光景がそこかしこに見られたのでしょうが、それから格段の進歩、発展をしているのです。

 それにしても一番の感想は「よく我慢できましたね。。。」ということ。当時は疑うことも無く、途中で投げ出す事に対する罪の意識も大きかったのでしょう。とにかく我慢の日々。すごいな~。

 今思い出せば私も中学校に進学して、小学校から続けていたトランペットを吹く気満々で入部したら「男の子はTubaね」の一言でコンバート。しかも夏休みの練習はほとんど休み無く一日練習。そして専制はほとんどこないので、個人練習の日々。いや~今考えると良く耐えられたなと。でもだからこそ高校に入ってからの部活の日々が盛り上がったのかとも思います。

 時代は変わっても、「我慢」は必要です。
 これが出来ない人には何も成す事は出来ません。
 やっぱり「我慢」。
 辛いですけど。その先には必ず感動が待っています!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました