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JWECC2007

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 この土日は岡山へJWECC(ジュエック・日本管楽合奏指揮者学会)に参加して来ました。代表の仲田守さんを中心に大勢の演奏家、指導者の皆さんが協力して運営している講習会でした。驚きなのは指導講師の皆さんがみんな無報酬のボランティアである事。お陰で格安の参加費で素晴らしい内容の講習会を受けられました。
 この講習会は多くの最新の吹奏楽作品を生で聴け、また課題曲のクリニック、作曲家の松下功さん、J・マッキーさんの各氏による講演、さらにワシントン大学の特別演奏会まであり、とても充実した内容となっていました。何より多くの指導者の方々と交流を持つ事が出来た事に大きな意義がありました。
 中でもJ・マッキーさん(最初の吹奏楽作品「レッドラインタンゴ」がABAのオストワルド賞に輝いた、新進気鋭の作曲家。この講習会に合わせて委嘱された「キング・フィッシャーズ・キャッチ・ファイヤー」が世界初演となりました。とってもエキサイティングな作品で「やってみたい!」と思わせる作品でした。)のお話はとっても面白かったです。何とJ・マッキーさんは楽器が一切演奏できないのです。ピアノも指1本で弾く・・・。作曲は全て「コンピューター」での作曲。いやー新世代の作曲家ということでしょうか。元々興味があった「レッドラインタンゴ」ですが、聴けば聴くほど好きになりました。やってみたい!(拍子が100回以上変化するという作品ですが・・・。)
 夜は懇親会で多くの方々と親交を深めました。光が丘女子高校(愛知県)の先生とお話させていただいたり、奥山泰三さん(佼成WOのTp奏者、何と昌平高校の先生は同級生だそうです!)や仲田守さん、J・マッキーさんとお話をさせていただきました。そうそう福田先生も役員でいらっしゃいました!さらにホテルに戻ってからは厚木高校の中山先生と夜中まで盛り上がり、とにかく密度の濃い時間を過ごす事が出来ました。
 とにかくこの2日間で世界の吹奏楽はどんどん進化していること、もちろん日本の吹奏楽も日々進化していることをひしひしと感じました。またその進化の裏側には大勢の方々の熱意があることも実体験できました。自分も吹奏楽に関わっていくにあたり、この講習会で出会った皆さんのように情熱と理想を忘れずに頑張っていこうと思いました。遠く岡山まで行った意義は大変深いものとなりました。
 明日からまた頑張ります!!
※写真は岡山の美観地区です。

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