日経テレ東大学 「Re:Hack」
立憲民主党の顔。
泉健太代表
北海道出身、立命館大学を卒業後すぐに民主党議員福山哲郎議員の秘書となる。
と言うことで、社会経験の無いいわゆる生粋の政治家なのです。
現在48歳という若さで、最大野党の党首となりました。
党役員の半数を女性にしたり、なかなか「革新」の旗印を高々と挙げたと方と期待して視聴しました。
その内容に驚きました!
国民民主党玉木代表
この回も良い意味での驚きがありました。
この人物はただ者ではないということが、映像でも伝わってきました。
政治家には理念、理想が必要。
しかし、それが暴走して「ウクライナ戦争」のようになる場合もあります。
それを監視するのは市民なのです。
泉代表
ひろゆき氏がつっかかるように質問を繰り返す。
これにイライラしだす泉代表。
「100%ある?」を連呼するシーンでは、知性のかけらも感じられませんでした・・・。
「状況は常に動いている」
「自分たちの論理では動かせない。相手があってのこと。」
などなど。
つまり、自分たちの政策はお題目で、実行可能かどうかは分からないと言い切ってしまっていました。
やりたいけど、やれないんだよね・・・って感じです。
もはや政策を実現するための政党ではない、と宣言しているようなものです。
明らかに、立憲民主党のイメージダウンかと。
そして、このやり取りが、プラトン著『プロタゴラス』にそっくりで驚きます。
プロタゴラス
ソクラテスは、アテネ随一のソフィスト(知恵者 ソフィー=知恵 )と呼ばれるプロタゴラスを訪ねます。
彼は「人間は万物の尺度」という、有名な言葉を残します。
絶対的な価値は存在しない、白いものも言いようによっては黒くなる。
民主政治の発達したアテネでは、相手を説得する弁論術が重視されていました。
プロタゴラスに授けられた弁論術を駆使すれば、政治家として成功できると多くの若者が師として教えを請いに訪れていました。
ここに、当時有名人(嫌われ者)だったソクラテスが突如訪れます。(アポなし)
そこで、次から次へと質問を畳みかけます。
「数学はお得意ですか?」ソクラテス
「もちろん。数学は何でも知っている。」プロタゴラス
「では、天才のあなたはもちろん計算ミスもないさいませんね?」ソクラテス
「それくらい誰でもするでしょう。」プロタゴラス
「?それでは知っているというのはどういうことなのですか?」ソクラテス
「・・・・。」プロタゴラス
な~んてやり取りを、大勢の弟子が見守る中で続けます。
最終的に「本当に勉強になりました。」と言ってプロタゴラスの家を出ます。
「何にも知らないよね。」ということを暗に証明して。
こりゃ~嫌われますね。
これをそこいらじゅうでやって、結局大勢の敵を作って「自ら毒杯を仰ぐ。」となるわけです。
まあ、ひろゆき氏が現代のソクラテスとは言いませんが、やり取り自体は結構近いものを感じました。
今回はひろゆき氏も相当エキサイトしていましたけどね・・・。
もう少し冷静に詰めたらどうなっていたか・・・。
上から目線。
泉代表の「政治はそんなに簡単じゃない。」という言葉。
政治家はそんなに偉いの?と疑問を感じるほどの上から目線でした。
そこに気が付いていない次点(多分・・・)で、この政治家の将来は怪しいと感じました。
これからの立憲民主党は大丈夫でしょうか。
ちなみに以前登場した山本一太群馬県知事。
この方が選挙で負けない一番の理由は?と言う問いに
「誰にでも公平に接すること。」
と言っていました。
本当にこれは本質的な言葉だと感じました。
政治家もいろいろな方がいて面白いです。
とにかく、若手、女性、に限らず理想と現実を結びつける努力の出来る人物を応援したいです。
新入生代表
長男が卒業した中学校から電話が突然!
家族も騒然。一体何かあったのか?!
ほとんど中学校にはいかず、担任とも相当にそりが合わなかった(ように見えた)長男。
その中学校からの電話ですから・・・。
全員が「何かがあった!」と思ったわけです。
「大宮中央高校に連絡先を伝えても良いか?」という話。
おや?今度は高校か!?
すぐに高校から電話。
「新入生代表挨拶をお願いします。つきましては打ち合わせに登校してもらいたい。」
ということ。
大宮中央高校の新入生代表選出の基準は一体・・・。
私が勤務した学校ではいずれも入試の点数でした。
しかし・・・。不登校の生徒を代表で選ぶ中央高校に非常に興味を持ちました。
多様な生徒、また30名ほどの新入生。
少数ですが、相当に濃い個性が集まっていると思います。
この中で、色んな化学変化が起こってくれることを期待しています。
中学校時代にはとても苦しんだ長男。
高校時代には自分らしさを発揮して、充実した日々を過ごしてもらいたいです。
入学式には行こうと思います。
新年度が始まりますね~。
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