令和4年4月3日(日)
本日も一日頑張りました。
午前中は個人、パート、そしてマーチングの練習。
午後から合奏。
学指揮が計画をしっかりと立ててくれています。
課題曲Ⅴ
午前中はいろ~んな仕事をこなして、後は楽譜とにらめっこの日々です。
やっと課題曲Ⅴ「憂いの記憶~吹奏楽のための」とご対面。
楽譜を順番に見て行って、その細かさに気が付きました。
これを揃えるのは至難の業です。
参考演奏を聴いたときには、何ともとりとめのない演奏でどうかな~と思っていました。
でも、プロフェッショナルの皆様でもさすがにこういう曲は時間をかけて練り上げる演奏のようにはいきません。
気の遠くなるような作業の末に作り上げられる、楽譜がそのまま「音楽」になる世界。
部分によって様式があるのか、無いのかの判断も指揮者の判断によるので、各団体で全く異なる演奏になると予想されます。
まあ、課題曲Ⅴはいつもそうですが。
この作品は特に判断が分かれる、というか自由に感じました。
予想以上に難しくて、1時間半で10小節くらいしかすすみませんでしたね。
定期演奏会は完全な「作成過程」の状況ですが、それでも面白い演奏になると思います。
定期演奏会では3番「ジェネシス」も演奏しますが、こっちは一見分かりやすいのですが、完成させるのが大変な作品。
ちゃんと理解をして演奏すれば、非常に感動的な作品になると思います。
シェナンドー
ティケリ作曲の「シェナンドー」を定期演奏会で演奏します。
とにも、かくにも広く知られた民謡を見事にアレンジされています。
次から次へと作曲技法が展開して、まるで「教本」のような作品。
そして、仕上がりは見事。
アメリカでも大変評価の高い作曲家ですが、その音楽からも十分納得です。
この作品もすべてのパートが楽しむことができます。
名曲は、すべてのパートに音楽があり、それが有機的に結びつき、全体がまるで生き物のように動き出します。
細部に至るまでこだわりぬかれた作品が多いと思います。
ローマの祭りの楽譜と向き合っていてもそう感じました。
その完成度の高さ。
「シェナンドー」もテーマとなっている民謡、アメリカの歴史(先住民族、入植者、南部のプランテーション、黒人奴隷解放 などなど)、そして委嘱した方の思い。
これらを理解、想像して音楽にしたいですね。
定期演奏会が楽しみになってきました。
フライングカープウィンドオーケストラ
夜はフライングカープウィンドオーケストラの練習。
に先立って「団員総会」でした。
いつも以上に多くの団員が参加してくれて、今年度のまとめ、来年度に向けた方針が承認されました。
和やかな雰囲気の「団員総会」でした。
かつて所属していた市民吹奏楽団はなかなかエキサイティングな総会だった記憶があります・・・。
練習をする時間なんかありませんでしたね~。
いろいろと突っ込みも多くて、本当に鍛えられました。
最後の方は逆にスムーズになりましたけど。
その後の練習はとっても大勢の人数でとても盛り上がりました。
シアターミュージックも何とかなりそうです。
レ・ミゼラブルも冒頭部分がやっと練習できて良かった。
6月の定期演奏会に向けて、練習を積み重ね参りましょう~!
やはり市民吹奏楽団は時間を積み重ねると、どんどん活動は充実していきます。
こちらも楽しみです!
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