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埼玉国際音楽交流協会 SingaporeTour2023(第2日目)

吹奏楽

令和5年3月22日(水)

シンガポール演奏旅行2日目は午前中が班別行動。

私はのんびりしようかな~と思っていたら、2年生女子たちから「一緒に行きましょう~!」と誘われて、ちょっとうれしくて一緒にアイスクリーム博物館へ・・・。

初めての海外で、おじさんが一緒にいた方が安心だったからだよね。

朝食から・・・。

ホテルの朝食会場に行くと、宿泊客かどうかチェックをしていました。

まずここで言語の壁にぶつかって苦労する経験をしていました。

そして、味の違いにも・・・。
ただこれは個人差があって、何でも食べられる人から、あれはダメ、これはダメと選択肢を狭める人と千差万別。

私からのアドバイスは

「おいしい」か「面白い!」しかない。

慣れていない、初めての経験に違和感があるのは当たり前

ここでこの「違和感」を楽しまないと、なかなか最初にテンションが下がります。

「違和感」があったら、それはチャレンジしている証拠!

ぜひ、それを「面白い!」という言葉で表現してください。

慣れて行けば大体どんなものでもOKになるし、それでも自分に合わないものもあるかもしれません。
それは、「自分の好み」に気が付ける素晴らしい機会です。

とは言え、「自分の好み」も年々変化しますからね。

ということで、朝食会場ではとりあえず皆さん「これの味大丈夫?」とか言いながら、恐る恐る過ごしていました。

以前に比べると朝食は随分グレードアップしてましたけどね。

ちなみに相席が当たり前ですが、「この席使ってもいい?」という会話にも緊張からか聞き取れない、返せないというシーンを見ました。

いい経験です。

これもこの海外研修の主目的。

語学学習への意欲、間違いなく高まります。

初めてのバス、そしてMRT!

朝は8時に集合。

朝食会場は7時から。とは言え、7時5分とか10分とか遅れるのが通常。

食事時間、準備などを考えると結構タイトです。

初めての班別行動なので、一度全員で最寄りのオーチャードロード駅まで歩くためのしゅうごうでした。

ま~集合に時間通り来ない・・・。

朝から疲労の色が・・・。まだ慣れませんね。

エレベーターが3基あるんですが、どうしても混みあって間に合わない。

集団行動の経験が少ない生徒たちには、時間通り集合することもとても難しいのです。

これだけ優秀な生徒たちでも。

まあ、最初がシンガポールですから仕方ないですけど・・・。

さて、歩いてオーチャードロード駅まで行き、道をしっかり覚えてね!と言って、MRTの説明。

Ez-Linkカードの説明、トップアップ(チャージ)の仕方も確認。

これでバッチリ!と思ってら、この日の夜帰り道で迷う生徒多発。

今までオーチャードロード駅からホテルまで迷った生徒はいませんでした。
これもコロナの影響か・・・・。

しかもGoogleマップを見ながら迷うとは。

地図の見方も大切ですね。

アイスクリーム博物館へ

何故か2年生の女子チームと一緒に行動。

MRT(電車)に乗って、公共バスに乗ってあっという間に現地に到着。

朝早すぎて、ちょっと散歩して、さらにカフェに寄りました。

生徒たちは頑張って注文をしていました。
やっぱり英語を使う生活をすることが大切。

英語を習得するためには、日常生活で英語を使う機会が必要です。

シンガポールに来て生徒が驚くのは、シンガポール人が3か国語を操るのが通常であること。

英語(第一公用語)、中国語(標準中国語、広東、福建など)、マレー語、タミル語、その他。

中華系、マレー系、インド系とそれぞれのルーツによりますが、だいたい3か国語を流ちょうに操ります。

モノリンガル(一言語のみを操る)が通常の日本人が持つ常識が壊れます。

さて、アイスクリーム博物館。生徒たちは事前の申し込みを済ませており、急遽参加した私はHPでやろうとしてもどうしてもうまくいかない・・・。

結局受付の人に聞くと、土産物スペースでチケット買えるようにするよ!と筋骨隆々のインド系お兄さんが案内してくれて無事にチケットをゲット。

それにしても久しぶりのアイス。

砂糖は白い3つの悪魔として避けてきたのですが・・・。

ま~たくさん食べちゃいました。

そして、生徒の皆さんはとっても楽しそうでした。

良かったよかった。

初めてのアンダーソン中学校

昼食を食べてからホテルに戻って、楽器を持って再度集合。

これにもなかなか間に合わない・・・。

そして、バスとMRTを使ってAng Mo Kio駅へ。

ここで借り上げバスを使ってはもったいない。

せっかくの経験ですから、現地の人々が使用している公共交通機関を使いました。

本数も多くて便利だし、何より安い!片道2ドルほど。

借上バスだと20ドル。
タクシーだと頭割りして5ドルくらいかな。

とにかく、40名ほどが集まってバスに乗り込みました。

このバス、一番難しいのが乗ってから、停車駅の名称が表示されない事

一部の新型バスには電光掲示板がありますが、ほとんどのバスには次の停留所が表示されません。

Googleマップで確認しないと乗るのは難しいです・・・。

さて、停留所についてバスを待っていると「カード忘れました!」、「ミュート忘れました!」と忘れ物オンパレード。

結局、バスに間に合わない人続出。

ちなみに3年生チームはタクシーを使用。
タクシーがなかなか到着せずに、相当の遅刻・・・。

忘れ物と遅刻。
以前はこんなに出ませんでしたが・・・。

本当にいい経験をしています。
失われた時間を取り戻している、ということでしょう。

ということで、JTB小久保さんのサポートもあって何とかアンダーソン中学校で練習を開始できました。

アンダーソン中学校のレスターさん、黒川先生。国際交流が出来るのはこの方々のおかげです。

アンダーソン中学校の皆さんはとてもフレンドリーで、どんどん話しかけていました。

合奏でもこちらか積極的に話す機会を作りましたが、日本の高校生は圧倒されている様子でした。

でも、すぐに慣れてどんどん会話をするようになりました。

これは、3回目の国際交流で日本の高校生が一番進化したと感じた部分です。

英語の授業でもコミュニケーションを重視するようになったからでしょうか。

素晴らしいな~と思って見ていました。

私は、相変わらず英語がパッと出てこない、分かりにくい英語になってしまいました。

文法、そして発音。

これがどれだけ意思疎通に重要なのかを思い知りました。

そして、毎回黒川先生にご指摘いただき、語学学習への意欲をさらに強くしました。

一歩づつ積み重ねます。

三単現。過去、未来、複数、そして発音。

発音

TH の発音をちゃんとしないと伝わりません。

これまで S の発音でした。

本当は Think も Three も S 発音すると別の単語にまります。

Sink 流し(台所の) に聞こえています。

Siri IPhoneの音声案内機能です。

でも、シンガポーリアンは日本人は TH を発音ができない、という予備知識でフォローしてくれていたわけです。

まず、発音をちゃんとする。という課題が明確になりました。

発音はしっかりしないと伝わらない!

これを肝に銘じました。

合奏

合奏はとても充実したものになりました。

アンダーソン中学校の皆さんにとっては、隣でモデル演奏を聴けることが貴重な経験です。

一緒に吹いて、またモデル演奏を聴いての繰り返してでどんどん上達していきました。

そして、何より大きく成長したのは日本の高校生たち。

「モデル演奏をしてください」と言われた後の演奏の質の高さ。

いかに心の持ちようで変わるのか。

見せつけられました。
いつものことですが、与えているつもりの人間が、一番与えられているのです。

アンダーソン中学校の皆さんも劇的に成長していましたが、日本の高校生もとてつもなく成長していました。

それは、この後のコンサートで証明されます。

午前中の班別行動に続き、とっても熱い、充実した練習になりました。

帰りも公共交通機関。

楽器を持ってホテルまで移動。

これが結構大変です。

特にユーフォニアムやバリトンサックス、バスクラリネットなど重たい楽器は特に大変です。

でも、一番重たいテューバは借りているので楽ちん。

無事にホテルに戻ってから夕食へ!

もちろん班で自由に食事です。さて、一体何を食べたのかな?

私はレスター先生と合流して、シンガポールのホーカーセンターでローカルフードを満喫。

なんでも食べられるので、毎食楽しくお食事をしました。

 そして、21時の門限を守れない班もいました。

3年生の班は今のところ全て遅刻・・・。

まあ、もう卒業しているしね。
大学生だから。

もう少しちゃんとしないとね。

ということで充実の2日目でした。

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