令和4年11月20日(火)
怒涛のイベントラッシュ2日目。
昨日のアンサンブルコンテストから、本日は日本吹奏楽指導者協会(JBA)埼玉県部会主催の行事となりました。
https://jba-saitama.org/wp-content/uploads/2022/08/2022BandDay_flyer.pdf
吹奏楽の日 ~室内楽の愉しみ~
昨年度は不動岡ホールで秋山紀夫先生の講演、そして加須市フライングカープウィンドオーケストラの演奏でした。
それが、今年はかなりヴァージョンアップして、ホールで50団体の参加による一大イベントになりました。
実は実行委員長・・・。
実働はほとんど黒川先生。
なかなかブラックな働き方でしたが、何とか開催までこぎつけました。
まず参加団体が集まるのか!?
という状態から、結局締め切り前に50団体に到達という状況に一安心。
コンセプトは「アンサンブル・コンテスト」と一線を画すということでした。
そのために
小学生から大人までを対象とする。
所属団体の制限は無し。
プロフェッショナルの演奏参加もOK。
これは「先生と一緒」というコンセプト。
実行委員の関係団体がほとんどになるのでは・・・という心配もありましたが、8割は一般に申し込んでくださった団体でした。
前日の仕込みはおおみや市吹の練習で欠席してしまいましたが、黒川先生を初め実行委員の先生方で準備は万全でした。
ちなみに・・・。
私が作成した看板に修正があり、朝6時から学校で作業をして、楽器を積み込んでから浦和へ向かいました。
いや~本当に長い一日でした。
司会
黒川先生のご提案で、コンクールの雰囲気ではない和やかなものにするために各団体の場面転換を「司会」がステージでコメントをしながらつなぐという方式になりました。
あ~これは大変!?と思っていたんですが・・・。
結局、私と黒川先生で一日司会進行を担当することになりました。
やっぱりな~。そうなるよな~。
私は6割ほどの出演団体と交流できましたが、いや~疲れました。
ずっとしゃべりっぱなし・・・。
50団体目まで来たときはもうヘトヘトでした。
好評でしたので次回も継続するのでしょうが、どなたかよろしくお願いします~。
不動岡高校の演奏
不動岡高校から参加した3団体はそれぞれに成長を見せていて、舞台裏でちょっと感動しました。
1年生のサキソフォン4重奏がのびやかに、サキソフォンのクラシカルな響きで音楽を奏でていました。1年生でここまで吹けるのは、本当にこれからが楽しみです。
金管8重奏は5人が1年生のチーム。
このアンサンブルを通じて大きく成長していました。
やはり出番が人を成長させるのでしょう。
トランペットも2年生を中心にまとまってきましたし、トロンボーンの部長も楽器はしっかりと吹ききっていました。
部内発表会の頃に比べて隔世の感があります。
そして、木管3重奏。
フライングカープウィンドオーケストラのオーボエ奏者Wさんにお声がけ頂き、ファゴット奏者の先生と当日合わせでイベールの木管3重奏を演奏しました。
もう、それは見事でまるでコンサートのようでした。
これまた舞台裏で聞き入ってしまいました。
プロフェッショナルに囲まれて緊張したでしょうが、クラリネットのTさんは驚くほど見事に演奏していました。
3年生が引退してから、めきめきと上達していて目を見張ります。
ここまで突き抜けて成長した生徒は、これまでにもあまり記憶にありません。
ぜひ、この調子でクラリネットパートをけん引していって欲しいです。
ちなみに2年生のサキソフォン4重奏は体調不良がでてしまい辞退となりましたが、27日のオータムコンサートで思い切り演奏して欲しいです。
どのチームもオータムコンサート(11月27日)、そしてソロ・アンサンブル発表会(12月25日)に向けてさらに成長していって欲しいです。
いや~不動岡にとって、素晴らしいイベントになりました。
他団体の演奏
小学生の鼓笛隊、中学校、先生と一緒の小中学生や大学生、大人と本当にバリエーションが豊かな大会になりました。
上手、下手という観点のみでなく、「感銘度」で評価を付けてもらいました。
本当は賞が無くてもよいのではないかという意見もありましたが、それはまだ早いということで間をとりました。
コンクールから解き放たれて、アンサンブルで音楽を楽しむ場所を作っていきたいです。
それは、ソロ、吹奏楽編成のいずれの形態でも同様です。
コンクールとは異なる価値観。
このことを広く伝えていくことがとても重要だと考えています。
秋山紀夫先生の講座
最後の山場が、秋山紀夫先生の講座でした。
事前に打ち合わせをして、資料の作成をして、これで完璧だ!と本番に臨みましたが・・・。
やっぱり色々とドタバタしてしまいました。
私がもっと柔軟に対応できればよかったのですが・・・。
力不足ですみません。
それでも、秋山紀夫先生のお話、映像、そしてトランペットとホルンの実演。
とても充実した50分になったのではないでしょうか。
会場では100名ほどの観客の皆さんに聞いていただけました。
これはなかなかの貴重な機会です。
最後に御年「93歳!」と説明すると、会場中にどよめきが広がりました。
原稿無しで50分。
普通は話せません。
いや~やっぱり秋山紀夫先生はすごい。
そう再確認できました。
色々とバタバタとしてしまいましたが、黒川先生の大活躍、理事、JBA会員の皆様、また趣旨に賛同して参加してくださった皆様のお陰で無事に終演となりました。
次年度も継続するとのことですので、またその時はご参加、ご協力ををよろしくお願いい致します。
加須市フライングカープウィンドオーケストラ
最後の片付けも適当に、脱兎のごとく浦和から加須へ。
気が付けば定期演奏会まで回数も限られてきました。
エキストラの方も入って充実した練習になっています。
やっぱり人が多いと合奏も楽しいですね~。
12月11日(日)の定期演奏会へぜひお越しください!!
嵐田紀子先生の素晴らしいサキソフォン独奏もあります~。
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