令和5年1月13日(金)
本日は共通テスト前日。
3年生は学年集会、LHRで放課となりました。
大切なことはいつもと同じペースで過ごすことです。
いつもと違うことをすると、ペースを乱してエネルギーをロスします。
結局、普段通りが一番です。
あとは、自分を信じて、上手くいくイメージを持って本番に臨むだけです。
結局、自分のベスト・パフォーマンスを出すことに集中することが、最高の結果につながります。
そういう意味でも、自分との戦いですね。
ぜひ、芝浦工業大学でそれぞれが持っている力を出し切ってきてください。
出来れば、世界史の平均点が80点を越えますように。
祈ってます。
受験者を惑わせる面倒な問題が増えませんように・・・。
展覧会の絵
定期演奏会のメインプログラムはムソルグスキー作曲「展覧会の絵」です。
実は、私は「木星」を演奏するので、ロジャー・シシー作曲の「ガリレオの月」を劇押ししたのですが・・・。
ちなみに作品自体も大変魅力的ですが、「ガリレオの月」はガリレオ・ガリレイ 1564~1642 が発見した4つの木星の衛星の事です。
「それでも地球は動いている・・・。」
と宗教裁判所の出口でつぶやいたことで知られる科学者です。
ガリレオ・ガリレイの天体観測で有名なのは、太陽の黒点観測があります。
ちなみに黒点の観測を自作の天体望遠鏡でしたため、視力をかなり失ってしまったという逸話があります。
目が見えなくなっても「知りたい!」という欲求を抑えられなかったのでしょう・・・。
「木星」と「ガリレオの月」。
最高のセットなのですが、なぜか!生徒の皆さんには不人気でした・・・。悲しい・・・。
結局、「展覧会の絵」がダントツの人気でした。
でも私はこちらも大好きな作品なので、この作品を演奏できるのはうれしいです。
全曲を演奏して35~40分。
知ってますよね?
もちろん全曲演奏!と思っているのですが、企画の責任者が
「検討します・・・。他とのバランスもありますからね・・・。」
って、急に官僚答弁みたいになって心配なんですが。
お願いします!
ぜひ、全曲やりましょう~。
やるぞ~。
やるんだ・・・。
お願いします。
個別に練習を見ました
いくつかのパートをピックアップしてアドバイスしました。
テューバ男子
テューバの1年生男子は、とにかく音に元気が無い・・・。
慎重に、色々気にしすぎて、結局音が寂しくなっていました。
まず息をしっかり入れる。
そこからです。
タンギングが・・・と言っていましたが、とにかく息です。
しっかりと楽器に息を入れましょう。
講評用紙にも「低音が不足!」とありましたね。
頑張りましょう!!
トランペット
随分といい音を出すようになったトランペットですが、全体の底上げが至上命題です。
6人トップレベルが揃えば、もう鬼に金棒。
どんな曲でも大丈夫。
そのためには、自分の音をもっとシビアにチェックする必要があります。
息の作り方、舌の位置、アンブシュア、マウスピースへのプレス、などなど。
個人の基礎練習でしっかりと研究するように伝えました。
短い時間でも、こだわって練習することが大切です。
もう一皮、二皮むけて欲しいです。
ホルン
1年生ホルン女子2名。
音は良い音になってきています。
問題は、ソルフェージュ。
自分の中に音が無いので、キーボードの音だろうが、隣の人の音だろうが、そして自分の音だろうが判別が出来ません。
大切なことは、自分の中に音を響かせること。
それが無ければ、いくら外の音を聴いても何も分かりません。
たくさん歌う(家でも歌を歌う!)、楽器の音を聴いて、ハミングする、など自分の中に音を流す訓練を繰り返すことです。
まだまだソルフェージュの力が不足していますが、ここから意識すればどんどん変わります。
伸びしろたくさん!
彼らがバリバリ吹く日を楽しみにしています!
ファゴット
結構苦労していそうな印象だったのですが、予想外にしっかりと吹けていました。
1年生もちゃんと成長しているし。
なんで合奏で上手く吹けないのかな?
計画的な合奏準備に問題があると指摘しました。
今日の合奏でとり上げられる箇所を、しっかりと準備して合奏に参加するように伝えました。
やっとまともに演奏できる雰囲気になってきています。
とにかく、ちょっと安心しました。
部員全員のレベルが上がっていかなければ全体の演奏の質は上がりません。
トップバンドのように、スーパースターばかりの学校(そうなるともはやスターではないかもしれませんが・・・)とは訳が違います。
全員野球です。
相手は全員3年生で編成してくるのです。
そこに、全学年混合チームで対抗するのですから、とにもかくにも一人一人のレベルアップが大前提として求められています。
1年生に期待してはいけません。
今いるメンバーが最高のメンバーなのです!
これまでアンサンブル、ソロ、そしてコンサートとコロナ前の雰囲気で経験を積むことが出来ました。
昨年とは比べ物にならないくらい成長しています。
特に1年生はコロナの影響で、入部したころの技術レベルは明らかに低かったです。
それが、ぐ~んと伸びて例年以上の楽しみなレベルになってきています。
ここからどれだけ、全員が各自の自己ベスト更新に対して本気で取り組めるか。
それが、最終的に夏のコンクールでの結果につながります。
2月初旬のテスト休み前に何としても、もう一歩前に進みたいと思っています。
楽しみになってきました!
東部パートレッスン
新年最初の東部支部パートレッスンが始まりました。
打楽器にはいつもの2名が参加してくれました。
テューバにも毎月熱心に参加してくれる生徒が受講していました。
みなさん素晴らしいです。
このレッスンで学んだことを、自分の学校の活動で発揮して欲しいです。
そして、「レッスンを受けていると違うね!」となって欲しいです。
ここからレッスンの輪が広がり、東部支部の中学生は誰でも希望すれば個人レッスンが受けられる環境にしていきたいです。
今年もこの事業を頑張って進めていきます。
受講生の皆さんが成長することが、この事業を運営するエネルギー源です。
皆さんの成長した姿を想像(妄想!?)して、いつもワクワク、楽しく過ごさせてもらっています。
そのためにも継続です。
そして、この中からこれからの東部支部を支える人材が出てきて欲しい!
ちょっと欲張りか・・・。
でもこの活動は吹奏楽の未来への投資です。
もっともっとこういう活動にエネルギーを注ごうと思います。
すぐに結果が出ないけど、やればいつか結果につながるの行動。
これにエネルギーを一番注ぐことです。
これこそ成功の秘訣。
将来への投資を継続する。
音楽以外も同じです。
お互い頑張りましょう~!
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