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緊急事態宣言延長・・・。

吹奏楽

とうとう、緊急事態宣言が延長となりました。
2週間をめどに、とのことです。

しかしながら、東京の新規感染者数に歯止めがかかりません。

一体、どうすればいいのでしょうか。

ジュニア管打楽器コンテスト

3月14日 に金管八重奏が録音します。

今回は「全国大会」ということで、せっかくの機会のなので専門家にお願いして録音します。
とは言え、翌日に提出なのでいわゆる「一発撮り」になります。

これまでずっと練習が出来ていないので、しっかりと吹けるのか心配です。
それでも、何とか今できる精一杯の演奏をしてほしいです。

ちなみに2週間前の特別な練習となります。

部活動について

これで、2週間の活動停止になってしまうのか・・・。

と思ったら、どうも制限はありますが活動再開となるようです。

今は音が出せないのですが、これで学校で練習が出来るようになります。
公式には月曜日に発表となるようです。

いや~本当にうれしい。
まずは、学校に音楽が戻ってくることが幸せです。

さすがにもう我慢の限界でした。
テスト期間ですので、まずはお勉強!です。

それが終われば、とにかく練習再開!

合奏はどうなのかな・・・。
でも今からワクワクです!

読書の日々

最近はとにかく読書。

乱読ですが、授業に活かせる内容を基本に、あとは興味の向くまま。


この本は以前に買った、いわゆる「積読(つんどく)」です。

この著者との出会いはネットの書評をまとめたホームページでした。

著者は2件の殺人事件で無期懲役が確定した、LB級刑務所服役者です。

L=刑期が10年以上

B=犯罪傾向の進んでいる者(再犯者)

という凶悪犯の受刑施設で、自ら出所を拒み人生を刑務所で終えようと考えている人です。

この方、とにかく相当な人物。経済的にも成功して、知識量も圧倒されます。
ブログも大変面白い。

無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
教養を深めたい、仕事に生かしたい――。 人として成長するために本を読みたいと思っても、何から読めばいいかわからないビギナーのためのブログ。 服役中の無期懲役囚・美達大和から届く書評を随時公開。 2023年2月6日より『note』に移りました...

この人が、いかにして罪を犯すに至ったか、その原因、さらに気づく過程などが極めて論理的に語られています。

その中でも印象に残ったのは、「自分の正義」が全てに通じるを思い込んでいた。
これは誰でも共有できる感覚ではないでしょうか。

著者の場合はそれが極端に強かったのですが、特に若いころは「自分の正義」に固執してしまう傾向にあります。

授業でも何度も触れる内容ですが、「正義」は存在しないという事です。

「正義」はあくまで、「自分の正義」であって、時にはそれが「相手の悪」にもなるのです。

この話と、YouTubeでいつも見ている「リベラルアーツ大学」

チャンネル登録者数は100万人になろうとしています。

これも、美達さんの話と通じています。

これは私見です。

「正義」について、持つのは構いません。
でも、それを相手に強要するとトラブルになります。

自分の思想を持ち、それを深める事は大切。

でも、他者にも「思想」があることを尊重する事。

そして、相手が子どもでも同じ。

子育てでも、相手を「一人の人間」として尊重する事は大切です。

そして、教員としてもクラスや部活で生徒を「一人の人間」として尊重する姿勢を忘れないように心がけています。

これが、教員としての一番の課題。
学校ほど「正義」を押し付けてしまう場所はない、と私は思います。

まずは自分から。
私の場合、特に家の中で気を付けます。

いい意味で「放っておく」こと。「気にしない」こと。
なかなか、出来ないんですよね・・・・。

歴史

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佐藤賢一氏。

本当に素晴らしい「歴史小説家」が、歴史を概説的に語ります。
小説同様、とても読みやすい。イメージが湧きやすい。

自分には欠けていた観点が、ぐっと広がりました。

例えば

ヨーロッパ覇権の変遷

ポルトガルから、オランダ、そしてイギリス・フランスへの流れ

でもここには、イスラーム勢力が大きくかかわっているという事。

オスマン帝国だけでなく、サファヴィー朝、オマーン帝国(アラビア半島先端のインド洋交易を支配)

などの国々が関わっているのは当然でした。
でも、その視点はかけていました。

やっぱり受験問題ばっかりやっていてもダメですね。
ちなみに、受験問題の中でも、こういう「視点」を広げてくれるのは、東京大学の論述問題です。

大変勉強になりました。


これは、私の大好物である経済から見る世界史。

著者は税金の専門家。
ということで、ある意味偏るほどの「経済」を鋭くえぐった内容でした。

特に数字を用いた説明は非常に説得力がありました。

ニクソン・ショック
米国の金兌換(金1オンスと1ドルを交換する)を停止。

これに追いやったのは、実はシャルル=ド=ゴール大統領のフランスでした。
ド=ゴールはアメリカの覇権をヨーロッパに取り戻そうとしました。

これがEU成立につながります。

1945年 第2次世界大戦終了後の米国金保有量は何と 22,000トン(世界の70%!)

これが、冷戦の激化、米国の経済不振によって60年代に8,000トンへと激減しました。
米国が金兌換を止めるよう要請する中、せっせと金に交換したのがフランスだったわけです。

経済の流れを見て行けば、歴史の流れが見えてきます。
そして、これからの将来も見えてくるのです。

いや~歴史は楽しいですね!

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