令和4年4月15日(金)
世の中は花の金曜日。
やっと週末を迎える!とホッとする日かもしれませんが、不動岡高校は土曜授業があります・・・。
がんばれ!
新入生勧誘
毎年の事ですが、とにかくドキドキする日々です。
ちらほら入部届が出てき始めて、でもまだまだ目標には届きません。
う~ん。迷っている1年生も多いようです。
それはそうですね。
高校生活全体を左右する、とても大きな決定ですから。
ちなみに、私は高校時代、朝練1時間、放課後ずっと部活。
という、そんな生活でした。
何が楽しかったのか?
今思えば、一番はテューバの音が好きだったのでしょうね。
ロングトーンしているときも、「良い音だな~」(自画自賛)とか思いながら、時には意識不明になりながら吹いていました。
やらなくちゃ!とかでは全くなく、楽器を吹いていることが幸せでした。
先輩へのあこがれ
やっぱり高校1年生にとって、3年生はとても大人に感じました。
単純に「すごい!」って思う事ばかりでした。
中学校とは違って(私の頃は校内暴力全盛期で、それはそれはもう殺伐とした中学校生活でした。廊下に自転車が爆竹まきながら走ってましたから・・・)、とにかく日々が平和。
校内に不良がいない!睨まれない、殴られない。それだけで感動。(信じられませんね)
そして先輩たちが自分たちで定期演奏会を作っている!
私たちは吹奏楽部に入部したのに、なぜか楽器を吹かずにダンスだけをやらされる・・・。
ちなみに「ウェストサイドストーリー」の完全コピー。
吹奏楽アレンジも先輩がしてくださいました。(これってすごい!!)
この1年生ダンスのみは翌年から変えました。(相当生意気だったので、上級生にも遠慮なく意見して・・・)せめて基礎練習はしてからダンスにと変わりました。
先輩たちは定期演奏会で引退。
一緒に演奏も出来なくてとても残念でした。
仲間
同級生に男子が5名。
一人はかなり個性的、あ、全員か。
とにかくすごく仲良くなって、ずっと一緒に遊んでいました。本当に。
一人は現在、某進学塾で塾長をやっていて、教え子が不動岡に進学して私のクラスにいたりしてと未だに腐れ縁。
顧問の先生は見守ってくれて、生徒で好き放題にやっていました。
いや~あの忍耐力はすごい。
コンクール1週間前に、ミーティングをさせて欲しいと3日間練習しないとか。
もし生徒が言って来ても、ちょっと私だったらドキドキしちゃうな~。
とにかく部活だけをやった高校生活。(だめですよ~!!)
そこで、私の人生は決まりました。
高校の教員になって吹奏楽部の顧問をやる。
それ以外の選択肢はなかったので、後は自動運転のように今につながりました。
まあ、ここまではまる人は多くないと思いますが、それでも人生を左右する決定になるかもしれません。
だから悩むのは当然です。
しっかりと悩んで、そして決断して、
吹奏楽部に入ってください!!
新旧担任情報交換会
昨年度3年生担任と新3年生担任の情報交換会。
久しぶりに進路のことを思い出しました。
自分が担任した生徒たちが久しぶりに思い出されました。
みんな、それぞれの進路先で頑張っているのでしょうね。
大学、専門学校、就職、浪人。
あれ。フルコースだ・・・。
こんなクラス他にはなかったので、ちょっと異彩を放っていました。
でも、自分の将来は自分で決めるのです。
人の価値観に頼っていては、必ず後悔します。
一度しかない人生。
やりたいことをやって生きましょうよ。
そうすると、毎日が楽しくて仕方がないですよ!!
私は、世界史も好きだし、音楽は出来るし、もう何も言う事はありません。
色んな価値観はあるでしょうが、自分が満足できればいいのです。
「幸せ」の基準を他人の価値観にすることほど、不幸なことはありません。
なぜなら、いつまでたっても満たされることはありませんから。
高校生の皆さんは、自分の将来を明るく、バラ色だと思って頑張って欲しいです。
何をやりたいのか分からない場合は、とにかく勉強を頑張りましょう。
可能性を広げて、選択肢のある状況で将来を考えられるように。
応援しています!!
日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会総会
総会シーズンが始まりました。
第一弾は日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会から。
実は、総会に参加し始めたのは数年前から・・・。
そもそも、この組織にお世話になったのは名誉会長の秋山紀夫先生から
「金子君も入りなさい。」
と言われて、「はい」か「YES」しか選択肢はありませんでした。
その後、年末の「吹奏楽ゼミナール」を受講して、非常に有意義な勉強をさせていただきました。
何より、音大生を指揮できるのが勉強になりました。
ある年は、指導している学校の卒業生が音大生の吹奏楽団に入っていて驚いたこともありました。
群馬県の副理事長や西関東吹奏楽連盟の事務局長と仲良くなって、その後もつながりを持てたのもこの会のお陰です。
その後、会場が洗足学園音楽大学から名古屋へ移ったこと、内容にマンネリを感じてしまった事もあり自分で修了。(勝手に)
毎年15,000円の会費を払うだけ、あとはソロコンテストの参加費が安くなる(参加する生徒が・・・)というだけで「どうしようかな~」なんて思っていました。
その後、運営体制が変わったときに協力して欲しいということで理事になりました。
ソロコンテストで毎年生徒がお世話になっているので、何かお手伝いしないといけないかな~と思いました。
その後、アンサンブル・コンテストも始まって、これは貴重な発表の機会だということで会場を提供したり全面的に協力させていただきました。
そのご、とっても深い紆余曲折を経て、新体制が昨年度から始まると、あれよあれよと言っているうちにソロコンテストの運営にどっぷり、新企画「吹奏楽の日」はほぼ主担当のように運営に携わるようになっていました。
とは言え、私は秋山紀夫先生への恩返し、また生徒も大変お世話になっているので頑張ろうと思っています。
そんな気持ちで迎えた総会。
理事としてちょっと緊張して臨みました。
ちなみに、昨年度はほぼリモートでしたが、夜の理事会は6回、行事運営のための打ち合わせも数回ありました。いや~頑張ってます。理事の皆様。
そして、今年度も「吹奏楽の日」を主担当として運営することになりました。
さらに、関東甲信越支部への代表理事となり・・・。数回ですが上野まで会議に行くようです。
この会議がまたまた深い深い世界のようで・・・。出来るだけはまらないように気を付けます。
まあ、40代も後半になり、役回りの回ってくる時期なのでしょう。
お声をかけていただけることに感謝して、誠心誠意頑張っていこうと思います。
総会にご出席いただいた皆様はお歴々の皆様ばかり・・・。
気が付くと、現役の「教員」は一人だけでした。
非常に新鮮!
ご意見が吹奏楽連盟では絶対に出ないような内容で、とても刺激を頂きました。
しかも、多くの方がプロフェッショナルの演奏家、指導者、指揮者の方ばかり。
いや~自由!話がまとまるわけない!
議長の黒川先生が苦笑いしながら、「そろそろまとめに・・・」というのがとても印象的でした。
組織人ではないメンバーによる組織。
これって結構刺激的です。組織人の自分を意識する素晴らしい場です。
何だか面白くなってきたので、吹奏楽連盟ではできない事をJBAでどんどんやって盛り上げようと思います。
実は、ずっと昔から埼玉県にプロフェッショナルの吹奏楽団を作り、フランチャイズのホールを持ち、そこにアマチュア演奏家も集うような音楽文化を夢見てきました。
一つの組織では難しくても、吹奏楽連盟、高等学校文化連盟、日本吹奏楽指導者協会、そして勝手に作った埼玉国際音楽交流協会。こういう組織を横断的に生かすことが出来れば、なんだかとっても面白い事が出来そうな気がしてきました。
ぜひ、ここから新たな吹奏楽の時代を切り拓きたいと思います。
ということで、JBA(日本吹奏楽指導者協会)をどうぞよろしくお願いいたします。
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