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学校祭に向けて

吹奏楽
生徒が主役です!

令和4年4月27日(水)

水曜日は7時間授業の日。

いつまで続く「コロナ対策」

私自身は授業が詰まっていて、結構忙しい一日です。

そのような中で、とうとう3年生の学級閉鎖も解除となり、みんなが集まって授業が実施できました。

学校祭の準備も始まっている中、本当にかわいそうな学級閉鎖でした。

その中には部員もいましたしね。

この制限はいつまで継続するのやら・・・。

中国が先か、埼玉県が先か。
どっちも「科学的ではない」謎の根拠により、制限をかけ続けるという点で共通しています。

中国ではとうとう北京でも感染が広がり始めているとか。
本格的に政権の維持に影響が出てくることが心配されます。

あ、これは埼玉県も同じでしょう。

県議会議員の方からはとても心強い応援をしていただいていますが、なかなか知事を含めて柔軟な対応は難しいようです。

そういえば、初めて某国会議員の方から定期演奏会へ祝辞を頂きました。

夏の参議院選挙に向けてでしょうか?

それでもいいです。
ぜひ、国会議員の方にこの矛盾、生徒たちの苦しみを知って欲しいです。

国会議員は国民の代表として、権力を行使する側の方ですから。
国民に寄り添う、意見を吸い上げて国政に反映させるのが議員さんです。
ぜひ、若者の事を考えた政治を期待しています。

あるべき姿を追求する

授業で18世紀の文化史に入り「大陸合理理論」「イギリス経験論」に触れました。

世界の本質に近づこうとする意識は、今の世界でもとても大切な視点です。

生徒たちに、これだけ理不尽に教育活動が制限されているのに、それに対して情報を獲得して批判しようという思いが広がらない事が残念です。

まあ、不動岡だけではないのでしょうが・・・。

「命を守る」

っていう、お題目を金科玉条のごとく大切にする大人たちの嘘。
気が付いていないのか、無関心なのか。

それよりも高校生たちは、「いい子」なのではないでしょうか。

もっと主体的に!

って言うわりに、「自分で考えて行動する」チャンスをことごとく奪う大人が多いんです。
特に学校は。

もっと生意気に、自分の信念を貫く。大人の言う事を聞かない!ってくらいが頼もしいです。
将来を考えれば、波風立てるエネルギーこそ求められていると思います。

最近、私の中で特にその思いが強くなっています。

学校祭

学校祭の準備が進む中で、3年生の団長やら、実行委員やらがいろいろと苦労しているのが耳に入ってきます。

とても良い経験だと思います。

企画、運営、調整。全て社会で求められる経験、そして力です。

その中でちょっと気になるのが

1 ルールを作りたがる

自分たちの決断に後押しが欲しいのでしょうか。

統一のルールを求めるのは、自分たちの調整力、決断力、行動力の無さを露呈しています。

ルールを作らないと成立しない社会というのは、個々の力が不足している社会です。

自分たちの判断、行動に自ら責任を持つ。

もちろん、それでもめる事もあるでしょう。
丁寧に説明し、調整して、最終的に形にするのです。

何か後ろ盾を求めるのは、リーダーのすることではありません。

2 先生に泣きつく。

自分の思いが通じないときに、先生に「何とかしてください!」と泣きつく。

相談、愚痴は構いません。
でも最後は自分たちで何とかする!という方向に進んで行って欲しいです。

ちなみに、それを真に受けて生徒会担当に「何とかなりませんか?」って言ってくる教員もいます。

なりませんし、何とかしたらダメでしょう。

大人はあくまでサポート。

見て見ぬふりです。

私は実際に見ませんが・・・。というのも、見ると気になっちゃうんで見ません。
片目つむってではなく、両目つむってます。

それから、私たち大人よりしっかりしています。
本当の意味でじゃましない方が良いです。

自分よりもよっぽど優秀な人間が集まっている、という自覚を周囲の大人が持つべきです。

ちなみに、昨年担任したクラスは何と「柏陽賞」を頂きました。(投票で1位)

お化け屋敷はダメ!と言われて、極限までルールを破らないように工夫したアトラクション。(ほぼお化け屋敷ではないでしょうか・・・。すみません。)

結局、アトラクションの実施しているところは見られませんでした。

遠くから見ていて、何だか楽しそうにやっていたので良かったです。

ということで、生徒だけでやれます。

いや、出来なければいけません。

それを大人も意識して、基本的には手を出さない。
いや、まったく放置でも良いと思います。

出来上がりがどうなるかではなく、

自分たちでやれたかどうか

が最も重要なテーマなのです。

生徒会行事。
これをしっかりと理解している教員も減ってきているのかもしれません。

1年生分奏

1年生の木管、金管と分奏をしました。

思いの外(失礼!)いい音をしていてびっくり。

先日の「ガガ・サティア」によるデビューでの音とは段違いでした。

こんな数日で変わるのでしょうか・・・。

本当に短時間ですので、この間は緊張していたのかな。

それでも、先輩たちが良いモデルとなってぐんぐん成長してくれているのだと思います。

先輩も「見られている」と思う事で、より高い意識で練習することができます。

まさに相乗効果です。

ここから、大きく成長していく日々を見守れることが一番の幸せです。

課題を整理すると

1 息をたくさん吸う事

金管の分奏で特に時間を取りました。

自分の身体に100%の息を入れる。

限界まで入れ続ければ、自然と息を取る習慣が身に付きます。

金管の皆さんは楽器の響きが足りなかったので、特に息を吸う事、吐くことを確認しました。

2 テンポを感じる事

木管分奏しかできませんでした。

テンポで息を吸って、口の準備をして、音にする。

この一連の流れをスムーズにするためには、テンポを感じる事が大変重要です。

3 失敗を恐れない

「すみません!」って思わず言う生徒がいました。

謝る必要は1mmもありません。

チャレンジして、思うようにできなかっただけです。

謝る=失敗は迷惑 というネガティブなイメージを持つことが良くないと思います。

出来ない = 力不足

ただそれだけ。
事実を感情を乗せずに受け止めて、次に打つ手を打ち続けるだけです。

これは他人に対しても同じ。

良い、悪いの判断をする必要はありません。

そして、「明確さは力」

これは「本質」だと確信しています。

出来るだけ正確に、明確に、状況を把握する。

すると、次に打つ手はいろいろと見えてきます。

行動と改善のサイクルが回れば、そのうち結果は出るようになります。

音楽をより楽しめるようになります。

まだまだ時間はかかるので、その過程にいても楽天的に、前向きに、楽器以外の楽しみも大切にしながら乗り切りましょう!

実は、経験者の皆さんの方がよくない癖がついていたりします。

これは物理的にも心理的にも

そして、「心理的」な癖が最も厄介。

先輩にも、まだまだ精神的な圧力による「緊張」や、ストレスを感じてしまう人が見受けられます。

アマチュアの素晴らしさは

「音楽を自分たちの基準で楽しんでよい」

という点です。

ましてや、高校生の部活動ではもっとリラックスして音楽を楽しんでほしいです。

先輩たちの頑張りを見ていると、ちょっと硬くなってしまうのも仕方ないかもしれません。

なかなかハイレベルな目標に突き進んでいますからね~。

1年生の皆さんはだんだんとその流れに乗っていけばいいのです。

気が付けば、先輩たちより高い基準で走り続ける時が来ます。

それは、第61代が中心になりFWOをけん引するときです。

とにかく、明るい希望を感じた時間でした。

いや~まだ顔と名前が一致しません・・・。ごめんなさい。
楽器を吹くとマスクを外しますからね・・・。

数日で完璧に覚えます!!

頑張るぞ~。


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