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充実の土曜日

令和6年9月21日(土)

週末を迎えました。

2週連続の3連休。

先週は西関東吹奏楽コンクールの役員でヘトヘトになりましたが、今週はちょっとのんびりできます。

とはいえ、連休初日は3連続で合奏でした!

午前中は中学校へ

月1回のペースでお伺いしている中学校です。

前回『3D』を使った基礎練習を伝えて、それを1か月一生懸命に積み重ねてくれていました。

実際に彼らの音を聴いて、その成果にとてもうれしくなりました。

顧問の先生はとても熱心で、アドバイスした内容をしっかりと理解して実践してくれます。

基礎練習の成果として、楽器がしっかりと響くようになってきました。
これからさらに基礎を積み重ねてくれれば、どんどんいい音になっていきます。
とても楽しみです。

また、曲は課題曲のマーチ「エイプリル・リーフ」でした。

楽譜通りに演奏することの大切さについて、時間をかけて丁寧に合奏しました。

やはり課題曲は指導者も演奏者も勉強になります。

なかなか細かくて、慣れるには時間がかかると思いますが、「楽曲を仕上げるということは、ここまでやるんだ。」ということを分かってもらえたらと思います。

まだまだ種まきの段階です。

次回はホール練習にお邪魔するので、そこでどこまで伸びているか楽しみです。

また、半分程度のメンバーがSaitama Junior Wind Orchestraにも参加してくれているので、このメンバーが核になってバンドをけん引してくれることを期待しています。

午後は高校へ

午後は2度目の訪問となった高校でした。

今回は基礎合奏、合奏をさせてもらいました。

基礎合奏では、バンドの基準について様々な点を確認しました。

音量、音形、音色 など、基礎合奏で統一していくことがとても大切だということを伝えました。

B管クラリネットから重ねるロングトーン、音域を拡大するための低音、高音のロングトーン。
教えたとおりにやってくれれば必ず成果が出ます。

最初から工夫は必要ありません。
これまで、数多くの学校で実践済みの「確立された練習方法」ですから、その通りにやりましょう。

これが最も重要な点です。
「言われた通りにやる」
ぜひ、心に留めておいてください。

とにかく生徒の意識が高く、能力も高いので、思わずいつも以上に多くの情報を伝えてしまいました。

それでもしっかりと処理して、定着させることができるのではないかと思わせる反応でした。

彼らの能力の限界まで要求したら、一体どこまで伸びて行くのか・・・。
底が見えないです。
とても楽しみです!

合奏は時間が限られていたので、ささっと進めました。
それでもポイントについて反応も良く、すぐに変わってくれました。

この合奏のテンポ感は少し懐かしかったです。

また次回も呼んで頂ければ、喜んでお邪魔します!

おおみや市民吹奏楽団

そして夜は大人の合奏。

翌週に武田晃先生のレッスンが控えているので、その準備を中心に合奏しました。

最初は私が指揮をする「ジェネシス」でしたが、音楽的な要求レベルを少し上げています。

私の実力不足から、なかなかうまく伝わらなかったり、改善しなかったり、定着しなかったり・・・。

一度伝えたことを忘れてしまい、何度も同じことを改善する時間があったり。
これを団員の皆さん自身が皆さんの貴重な時間を「無駄」にしている、という意識が生まれる事を期待しています。

まだまだ始まったばかり。

おおみや市民吹奏楽団の演奏を、演奏会毎に一歩づつ前に進めていきたいと思っています。

まずは、私の合奏で遠慮なくどんどん要求していきます。

スケール練習、サウンドトレーニングでも、一定の水準を越えられるように頑張ります。

次回演奏会で取り上げる「ローザのための楽章」、「シール・ララバイ」は武田先生に指揮をしていただく作品ですが、本当に素晴らしい作品です。

ぜひ、演奏会では演奏者も観客の皆さんも感動してもらえる演奏にしたいです。

そのためにも、毎週の練習で一歩ずつ前に進んで行きたいと思います。

私ももっと勉強します。

ということで、とってもお腹いっぱいの充実した一日でした!

お疲れ様です!

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