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三年生を送る会

吹奏楽
吹奏楽部とダンス同好会のコラボレーション

令和4年3月10日(木)

久しぶりに134回生が登校してきました。

本当に久しぶりの朝SHR。

ちらほらと遅れながら、結局全員が集合しましたね。42人。

教室もいっぱい。

ということで、資料の配布、回収、などなど無事終えて終了。
終了後は自由時間。

そして三年生を送る会。

三年生を送る会

体育館は3年生のみなのは昨年と同じ。

でも、部活動も制限されつつやれたので、発表も出来ました。

昨年は練習もできないから、発表もできないって感じで縮小版でしたから。

放送部も全面的に協力してくれて、運営、映像作成と大活躍。

3学年の先生方も、一生懸命に動画作りました。(若手の先生が頑張って)

喜んでくれていたようでうれしい限りです。

とは言え、映像で参加した吹奏楽部。

昨日は本当にいい演奏だな~と思えたのですが・・・。

しかし、残念ながらスピーカーでは限界があります。

また、運営も不慣れな点が多く押して押して40分・・・。

部活も生徒会もとにかく経験値が不足。

ですから、ここで貴重な経験を積むことが出来ました。

来年度は学校祭で観客を入れられるはず!
ここにつながることを期待しています。

今日のウクライナ

ポーランド国民がボランティアによる難民受け入れが進んでいるという情報が広がっています。

この動画の中で、

記者「ポーランド人は本当に優しいです。」
アナウンサー「元々ボランティア精神が高いお国柄なんでしょうか?」

というコメントが・・・。
ホスピタリティにあふれる国民性かどうかは分かりません。
そういう統計があるのかも知らないです。

しかし、中には2度目の避難だという難民のコメントも。
前回はナチスドイツからの避難だったとのこと。

となれば、アナウンサー、記者は歴史的背景を踏まえて報道、コメントして欲しいと思いました。

ポーランドがどれほど「苦難の歴史」を歩んできたのか。

実は、ポーランド史は数年前の筑波大学の入試問題でも扱われていました。
今年も論述指導をしてよく覚えています。

ポーランドの歴史

16世紀にヤゲヴォ朝リトアニア=ポーランド大公国として最盛期を迎えます。

しかし、その後王の力が弱体化して選挙王政になります。

強い王が登場しなかったポーランドは、18世紀にはついに消滅します。

プロイセン王国 フリードリヒ2世

フリードリヒ2世 1745年作の肖像画

オーストリア帝国 ヨーゼフ2世

ヨーゼフ2世 母マリア=テレジアの仇敵フリードリヒ2世にあこがれた啓蒙専制君主(自称)

ロシア帝国 エカチェリーナ2世(この人自身はオーストリア人ですが・・・)

この人本当にすごい女帝。したたかにロマノフ王朝に入り、見事に実権を握りました。(本人も予想していないくらい見事に)

その後、フランス革命、ナポレオン戦争を経て成立したウィーン体制。

最盛期に比べて格段に縮小したポーランド王国

しかも・・・。

ロシア帝国と同君連合です。

つまり、ポーランド国王はロシア皇帝が兼ねる。

この状態のまま、ロマノフ王朝崩壊まで支配は続きます。

1919 ヴェルサイユ体制(第2次世界大戦後)に民族自決の原則により独立。

これは、ソヴィエト連邦の影響(共産化)を防ぐ防波堤の意味もありました。

すると、突如として登場した独立国家群をナチスドイツが飲み込むのです。

1945年 ドイツが降伏してヨーロッパの戦争が終結。

やっとポーランド自立の時が訪れると思えば、次はソヴィエト連邦による支配です。

ポーランド統一労働者党による寡頭世辞が展開する社会主義国家体制。

社会主義陣営としての締め付け、自由が無く、不満があっても口に出せない時代が続きました。

1989年 冷戦終結

1991年 ソヴィエト連邦崩壊

1993年 ロシア連邦軍(旧ソヴィエト連邦軍)ポーランドから完全撤退

1999年 NATOに加盟。

このような歴史があるなかでの、難民受け入れ。
ポーランドの女性が「次はいつ私たちがお世話になるのかわからないから。」

という言葉が印象的でした。

日本の場合

日本がもしも今回のような攻撃を受けた場合。(仮想敵国は敢えて指定せず。)

ここでの論点は

どこに逃げるのか?

まず、陸路では逃げられない・・・。

北海道からなら南へ。

沖縄からなら北へ。

でも最終的には船で逃げるのでしょう。
どこまで逃げるのか・・・。

また、一番受け入れてくれる国は・・・。
アメリカ合衆国でしょうか?遠いな~。迫害しないかな・・・。

現状ではポーランドに120万人以上のウクライナ難民がなだれ込んでいるという報道があります。

この規模での受け入れは、なかなか想像がつきません。
ただ、ヨーロッパでは大量難民の受け入れ初めての経験ではないのです。

逆の視点だと攻めるのも大変でしょう。

太平洋戦争のように攻めるのでしょう。

かつて米軍は石油を止め海軍に壊滅的な損害を与え(ミッドウェー海戦)、制空権を獲得し、B29による焼夷弾投下で都市部を焼き払いました。

今のウクライナの比ではありません。

地上戦は太平洋戦争の場合は沖縄でとどまりました。
あの時の被害が

死者20万人

米軍1万2520人

残りは日本人。

軍属 9万4136人

一般住民 9万4千人(推計)

さすがにここまでの被害は出ないでしょう・・・。
それにしても思い切りやりましたね。米軍。

もし現代の日本に国際法に明確に違反した侵略行為を受けても逃げ場はありません。

「1億総玉砕」(戦時中日本のスローガン)

かつての日本もプロパガンダ(大本営発表)しか情報もなく、怪しいけど真実は分からない・・・。
そんな日本国民は悲劇的な戦争を続けたのです。

今のロシアも同じなのでしょうか。

この映像がどこまで信憑性があるのかは自分で考えなければなりません。

1億4千万人の人口を抱えるロシアの中で、この数名のコメントはあくまで参考。

でも、どう考えても様々な情報を手に入れたうえで判断しているようには思えません。

特に年配の方々はテレビの影響が大きいと言われています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000247343.html

アノニマスのテレビジャックも報道されています。
このような状況にくさびを打ち込む意図なのでしょう。

プーチン大統領に批判的な独立系ラジオ局「モスクワのこだま」が放送終了。
※SNSなどで情報発信継続を主張。

独立系テレビ局「ドーシチ(雨)」も活動一時停止を報告しています。
※両方とも3月3日のこと。

国民の多くが情報を得られない状況を作ろうとしている意図は明確で、それがどこまで効果があるのかに興味があります。

もちろんウクライナ側の情報も意図を持って発信されているのは明確です。

戦争は中立公正なジャーナリズムの入りにくい環境。

しかし、今はかつての「戦場カメラマン」をスマホを持った一市民が担います。

この一時情報を自分の頭で受け止めて、判断することを求められる時代なのです。

まずは、自分から情報を得ようとする習慣が大切。

新聞、ニュース(テレビだと無駄も多いのでお勧めしませんが)、TwitterなどのSNS。

まずは意識的に触れてください。

それが無い人たちが、思考停止状態で情報をうのみにして判断を誤る(人にゆだねる)ことになります。

意図のない情報は無いのです。

ウクライナを対岸の火事と考えず、自分たちの考え方を変化させるチャンスにしましょう。

特に若い世代の皆さん。
皆さんの使命はこれからの日本のみならず、世界を何とかしていくのです。

私は、現在の政治家にウクライナを救う!という行動をとっている人がいるのかどうか知りません。
この暴力からウクライナ市民を守るために、日本の政治家にできることは山ほどあるはず。

結果ではなく、出来ることをやる。
打てる手はすべて打つ。
これが成功の秘訣だと信じています。

結局、日本をどうにかするには、世界をどうにかしなきゃなりません。
アメリカ任せ、人任せで何とかなるほど世の中甘くありません。

個人的に、世界でリーダーシップを発揮する日本の姿を見たいです。

最初は相手にされなくても、その積み重ねがいつか世界平和の一歩につながると思います。

ぜひ、現在国民の代表者、権力の中枢にいる皆さんの頑張りに期待します。
そういう行動をとる方を心から応援します!(1票しかありませんが・・・)

とにも、かくにも、一日も早い虐殺終了を願います。

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