私が所属しているおおみや市民吹奏楽団は、この大震災によって大きな影響を受けています。まずはハワイ演奏旅行が中止になってしまいました。まさに震災当日の夜9時が出発予定だったのです・・・。
そしてその後停電の関係により、夜間の施設貸し出しが自粛ということで練習場所がありません。どうも3月は練習ができなくなってしまいそうです。まさに未曾有の大災害。まあ仕方がないのですが。
そんな中、練習が全くできないのですが本番をやってきました。いつも打楽器を置かせて頂いてる安楽寺さんで、お彼岸にお集まりの檀家さんに音楽をお届けしてきました。
お客様は年配の方が多く、この日一番の盛り上がりは「高校三年生」だったと思います。それから美空ひばりメドレーでしょうか。とにかく大勢の皆さんが一緒に歌い、手拍子をし、涙しながら楽しんで下さいました。直前まで実施が危ぶまれましたが、少し無理がありましたがやって良かったです。
住職さんもおっしゃっていましたが、こんな時だからこそ音楽やら、なんでも人が感動し、心躍るような事をやらなければならないのです。気分が沈んでばかりでは復興も何もありません。日々重いニュースがつづきますが、それを受け止めて一緒に沈んでいっても復興は遠のくばかり。
だからこそ意識して、楽しい事、うれしい事をたくさんやるべきではないでしょうか。こんな中ですが、やっぱり音楽の力は素晴らしい!!音楽で復興の力を養おう、という事でしょう。
とにかく昨日のコンサートは、演奏している私たち自身に多くのものを与えて下さいました。本当にありがとうございました!!みんなで前を向いて頑張りましょう!!
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