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不動岡高校吹奏楽部 第55回定期演奏会~そして未来へ

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吹奏楽

令和7年5月4日(日)

昨夜は、所属している加須市フライングカープウィンドオーケストラの練習があったのですが、「せっかく加須に行くのだから」ということで、埼玉県立不動岡高校吹奏楽部の第55回定期演奏会に足を運びました。

県立不動岡高校吹奏楽部第55回定期演奏会

会場のパストラルかぞ大ホールは、開場前から長蛇の列!
後から聞いた話では、満席で座ることができずにお帰りになった方もいらっしゃったとか。
1000人以上収容できるホールが人で埋め尽くされる光景は、不動岡高校吹奏楽部の人気の高さを物語っていました。

昨年までは2回公演でしたが、今年から1回公演になったことも、影響しているのかもしれませんね。

満席の聴衆を前に演奏できることは、本当に演奏者にとって最高の喜びでしょう。
開演から終演まで、会場全体が熱気に包まれていました。

私が不動岡高校を離れてから、早いもので3年が経ちました。
顧問の岩瀬先生が、生徒たちとじっくりと時間をかけて築き上げてきたスタイルがしっかりと根付いているのを感じ、感慨深いものがありました。

前任の松本先生から私が引き継いだスタイル、そして私から岩瀬先生へと受け継がれていったスタイル、さらに岩瀬先生ならではの新しいオリジナルのスタイルと、不動岡高校吹奏楽部の進化を感じることができ、胸が熱くなりました。

演奏会の幕開けが校歌だったことも印象的でした。
以前勤務していた久喜高校合唱部も同様のスタイルを取り入れており、伝統校としての誇りを感じさせる素晴らしいオープニングでした。

プログラムも、スーザの「美中の美」やエルガーの「愛の挨拶」といった吹奏楽の定番に加え、クラシックの名曲がバランス良く配置されており、安定感のある構成でした。

そして、課題曲と自由曲(おそらく)の「アンドレア・シェニエ」からは、コンクールにかける強い意気込みがひしひしと伝わってきました。

A編成で県代表を目指す学校の熱意を感じさせる、どちらも非常に難易度の高い選曲でした。
このような作品に真剣に向き合っていた日々が、今はとても懐かしく感じられます。

また、1年生のお披露目として演奏された行進曲「旧友」も、素晴らしい出来栄えでした。
初心者の方もいるはずなのに、しっかりと音楽を作り上げており、今後の成長が非常に楽しみです。

さて、来年は同じパストラルかぞで、3日に不動岡高校、5日に私の勤務する開智未来高校が定期演奏会を開催します。

同じ加須市内の学校として、ぜひ交流を深めさせて頂ければと思っています。
実は、開智未来高校吹奏楽部が創部間もない1年目には、合同練習もさせて頂いたご縁があります。同じ吹奏楽を愛する仲間として、そして互いを高め合うライバルとして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


加須市フライングカープウィンドオーケストラ


さて、夜は加須市フライングカープウィンドオーケストラの練習でした。
楽器の積み込みの際には雨が降ってしまい、少し残念でしたが、練習には多くの方が参加して下さって熱気に満ちていました!

今日の練習を含めて、定期演奏会まであと8回となりました。
今回のプログラムは、「こうもり」セレクション、「ハトポッポ」(これが意外と難曲なんです…!)、「風之舞」(次回の、おおみや市民吹奏楽団の定期演奏会でも演奏されます)、「千と千尋の神隠し」(今日は不動岡高校のマーチングで演奏されていました!)、「ウィーアー」、最後に台湾で流行しているという、一度聴いたら耳から離れない美しいメロディーの「小幸福」と、盛りだくさんの内容です。

やっぱり、大人の吹奏楽も本当に楽しいです!

「ここはこうして欲しい!」という私の要望に対して、メンバーの皆さんがすぐに反応してくれるのが、本当に素晴らしいと感じています。

指揮にも一生懸命に応えようとしてくれる姿勢は、開智未来高校吹奏楽部でも出来るようにしていきたいところです。

私も、自分の意図をより「分かりやすく」言語化することを意識し、指揮のメッセージがより伝わりやすくなるように努めます。

合奏の時間は、お互いにしっかりとコミュニケーションを取り合いましょう!

それが、きっと6月22日(日)にパストラルかぞ大ホールで開催される定期演奏会での、素晴らしいステージでのコミュニケーションにつながるはずです。

今日の不動岡高校吹奏楽部さんのコンサートのように、開智未来高校吹奏楽部の定期演奏会も満席になることを心から願っています!

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