令和7年5月3日(祝)
本日、5月3日(祝)憲法記念日に開催された加須市平和祭に、私たち開智未来高校吹奏楽部も参加させていただきました。
かねてより噂には聞いていた加須市の名物「ジャンボこいのぼり」との初対面!
想像をはるかに超えるその大きさに、ただただ圧倒されました。
いったいどうやって、あんな巨大なこいのぼりを空に揚げようと考えたのでしょう。
その発想に驚きです。
ちなみに私たちの演奏会場は、利根川を挟んだ対岸。
結構遠いです。
それでも、はっきりと見えるジャンボこいのぼりの雄姿。
もし目の前で見たら、一体どんな迫力なのでしょうか。

北川辺中学校との素敵な出会い
さて、今日の平和祭では、同じ加須市内のお隣にある北川辺中学校吹奏楽部の皆さん、そして先日も素晴らしいパフォーマンスで会場を盛り上げてくださったダンス部の皆さんと、私たち開智未来高校吹奏楽部が共演しました。
最初に、北川辺中学校吹奏楽部の皆さんが3曲を披露してくださいました。
私が以前、10年ほど前に顧問の先生からお声がけいただき、何度か練習をお手伝いさせていただいた頃と比べると、部員数も増え、演奏も格段にレベルアップしていて、本当に驚きました。
地元の中学校の吹奏楽部が活気に満ちていることは、私たちにとっても大変喜ばしいことです。
そして何と!北川辺中学校の顧問の先生は、以前フライングカープウィンドオーケストラ(本家)でご一緒させていただいたことがある方でした。
世間は本当に狭いものですね。
これを機に、これからも北川辺中学校吹奏楽部の皆さんと交流を深めていけたら嬉しいです。
思いがけない演奏機会とバッハの旋律
北川辺中学校吹奏楽部の皆さんの演奏時間が予定よりも短く、ジャンボこいのぼりが上がるまでの時間と、上がっている間の演奏として、急遽私たちの出番が増えました。
本番のプログラムから数曲をピックアップして演奏しましたが、多くのお客様(ざっと見ても100人以上はいらっしゃったのではないでしょうか)に聴いていただき、大変盛り上がりました。
こいのぼりが上がる瞬間に合わせて、童謡「こいのぼり」を用意していたのですが、残念ながら演奏中に上がることはありませんでした。
風速3~5mという、絶妙な風が吹かないと上がらないそうです。
自然相手なので仕方ありませんね。
そこで、バッハの「G線上のアリア」を演奏していると、何と、ついにジャンボこいのぼりが空へと舞い上がったのです!
いや~、バッハの美しい旋律と、悠々と泳ぐこいのぼり。
何とも言えない、シュールな光景でした。
でも、ちゃんと上がって本当に良かった!
生徒たちの自主性と市長の激励
ダンス部の皆さんの華麗な発表が終わると、いよいよ私たち吹奏楽部の本番(2回目の演奏)です。
生徒たちが「1回目と演出を変えたい!」と言い出し、急遽スタンドプレーや歌などの調整が始まりました。
少しでも聴いてくださるお客様を楽しませようという、その自主性と意欲が本当に素晴らしい!
そんな生徒たちの頑張りもあり、いくつかの変更を加えながら、フルバージョンでの演奏を披露することができました。
演奏開始前には、加須市の角田市長がご挨拶にお越しくださいました。
市長は、以前加須市フライングカープウィンドオーケストラの定期演奏会にも足を運んでくださるなど、日頃から地元の吹奏楽活動を熱心に応援してくださっています。
私たち開智未来高校吹奏楽部も、これからも地域の皆様に喜んでいただけるような演奏をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
市長のご挨拶も後押しとなり、会場の観客はさらに増え、演奏は大いに盛り上がりました。
ちなみに、2回目のジャンボこいのぼりは「加須の歌」の演奏と共に上がりました。
これは結構良い感じでしたね~。
照りつける強い日差しに容赦なく焼かれながら(おかげで顔も首も真っ赤になってしまいました…)、少し熱中症気味になりながらも、充実感と達成感で胸がいっぱいになる、素晴らしい時間となりました。
「とにかく演奏を楽しむ!」
今日の私たちの演奏は、まさにそれを全面に出すことができたのではないでしょうか。
少しずつ、指揮者である私とのアイコンタクトや音楽的なやり取りができる生徒も増えてきて、ステージに立っていて本当に楽しかったです。
やはり、本番は音楽を通じたコミュニケーションが醍醐味です。
演奏者同士、指揮者、そして聴いてくださる皆様。
音楽を通して心が一つになる、そんな素晴らしい瞬間を共有できたことが、何よりの喜びです。
今回の経験を通して、色々と課題や改善点も見えてきましたので、来年は今年の経験を活かし、さらに充実した平和祭にしたいと思います。
準備段階から、細やかなお心遣いで私たちをサポートしてくださった加須市北川辺支所の皆様に、心より感謝申し上げます。
夜は市民楽団の練習へ
ヘトヘトになりながら、夜はおおみや市民吹奏楽団の練習へ。
早めに終わったので一度家に帰ろうかな~と思っていたら、「自主練します!」という皆様がいました。偉い!この本番の後に練習するなんて!
ということで、職員室でお仕事をしてました。
最後の鍵締めをしてから大宮へ。
今日は武田晃先生の合奏指導でした。
自分の指導でなくて、本当に良かった…。
とはいえ、この1か月ほど朝練が思うようにできておらず、楽器の音はなかなか思うように出てくれません。
やはり、練習は日々の積み重ねが大切ですね。
そして、思うように吹けないと、やっぱり楽しくありません。
明日からまた気持ちを新たに、練習に励みたいと思います。
GW初日、充実した一日でした!

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