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模試について

令和4年9月14日(水)

今日は授業がパンパン。

お昼休みもパストラルかぞへ、放課後は加須市民プラザから練馬へ楽器の修理へ。

色々とありましたが、とりあえず楽器は調整していただきました。

なぜ毎回練馬まで楽器を持っていくのか。

安心の技術、リーズナブルなお値段、だけではありません。

その場で調整してくださって、練習に穴が開かない事が一番のポイント。

これはクラリネット・ショップも同じ。

まあ、クラリネット・ショップは仕田さんの技術が何より信頼できるのが大きいです。

必要なコストだと思っています。

模試の事を理解していますか?

不動岡高校で2度卒業生を出しましたが、3年生の受験指導はとても繊細で丁寧な指導が求められます。

特に、目まぐるしく変わる受験環境については、まずは担任がしっかりと勉強して臨まなければ進路指導はままなりません。

その際にとても重要なことは

教員同士の連携

昨年度も「初めての担任」という先生もいたので、経験のある先生が重要なポイントではサポートをする姿が日々見られました。

分からないことは聞く。

それは生徒だけでなく、教員も一緒なのです。

さて、今年の3年生は先日の模試の結果にショックを受けている生徒が多いと聞きました。

確かに模試明けのお休みが目立ったり・・・。

ちょっと心配です。

というのも、模試の役割をしっかりと理解できていないのでは?と思われる節もあるからです。

進研模試と駿台模試

不動岡高校では2年生まで進研模試を受けます。

これは「現役生」が多数受ける模試なので、現役生の中で自分がどの位置にいるのかを知ることができます。

そして、2月から3教科から5教科に拡大します。

最初から理科・社会が無いのは、各学校で取り組む進度が異なるからです。

学んでいない範囲をテストしても、順位の意味はあまりなくなってしまうからです。

これが3年生になると駿台模試とドッキングした模試になります。

何が大きく変わるのかと言えば、

浪人生が参加する

ということ。だから7月の模試は頑張っていても、良くて現状維持。
普通に頑張っても成績が落ちる生徒がほとんどです。
そんな中でも伸びるのはよっぽどの事です。

それは「分母が違うから」であって当然の結果です。

そして、9月に模試を受けるわけですが

「夏休み頑張ったのに!」

って・・・。
そんなにすぐ成果は出ませんよ・・・。

「範囲が終わってない!」

現役生は理科、社会の範囲が終わらないまま模試を受けるものです。
ぜひ、進学校のお友達に聞いてみてください。

3年1学期までに理科、社会の学習範囲が終わっているのは、毎日お勉強だけやって9時間授業などでバンバン進むか(岩槻区の私立とか)、中高一貫校しかないでしょう。

これは、公立で学校行事も楽しみ、部活も頑張り、授業も6時間(週2回7時間もあるけど!)でバランスの取れた高校生活を送っている現役生の「当たり前」です。

それを、「間に合わない!」って言うのは

イタリア料理店に入って「ラーメンがない!」って文句を言うようなもんです。

普通の学校に来たんですから。

ちなみに、模試は11月が最後ですが(希望者は12月にも受けられますが)、この結果がドッキング判定(マーク、記述)が第1志望でA判定が出る人は少数です。

模試の判定はどのように判断するかは学年集会でも説明を受けているはずです。
なぜそこまで伸びしろを期待できるのか。

それは理科・社会が最後に伸びるからです!

11月ないし12月でやっと理科、社会も終わり、それを自分の中に落とし込んで共通テストに間に合わせる。

進度が遅い!?

ちなみに、「世界史の進度が遅い!」という言葉も耳に入りますが・・・。

毎年この流れで実施して、現代史は補習をやって、それで共通テストの平均点は80点です。

これまでずっと結果は出し続けているんですが・・・。
なんでか信用されていないようで残念。

最初の授業でも言ったのですが、

社会の勝負は秋から。
そこまでは「英語」に全力を投入すべし。

受験で頼りになるのは「英語」。

「英語」はほぼ実力通りに得点できます。

一番不安定なのは、実は得意な生徒も多い「現代文」です。
結構な生徒が共通テストでも、それまでの模試では考えられない点数を取ったりします。
※昨年度の我が家の長女もそうでした・・・。国語がね・・・。全く想定外だったな~。

受験の鉄則は「英語」を柱にする

そして、理科、社会は最後に追いつきます

焦ってバランスを崩さず、英語を中心に3教科をバランスよく。

そして、ここから社会・理科のテンションを上げていきましょう。

不動岡高校の学習指導

焦って質を落とさず、先輩たちと同じく授業を中心に丁寧に積み重ねる事が最も効率が良いです。

あとは信じてもらうしかありません。

毎年、お金をたくさん払って学校外で学びなおす人がいるんですよね・・・。

もちろん、それは生徒の皆さんの自由です。

映像とか、大学生のアルバイトとか若いチューターに進路相談するのにすんごい高い月謝を払う。
どうなんでしょうか。

信頼できるスタッフだと思うんですけどね・・・。

これまでの実績、先輩たちが出してきた結果を見てください。

ちなみに不動岡高校の共通テスト世界史平均を上回る学校、下回る学校。
具体的には言えませんが、結構良い位置にいるんですけどね。
先輩たちは本当に頑張ってくれました。

あとは皆さん次第です。

私たちは135回生を心から応援しています。
安心して頑張って欲しいです。

まだまだ、これからが本番。

もっと精神的に苦しい時が来ます。

それは最後の模試が終わってから共通テストまでの3か月。

ベンチマークが無くなるので、不安で不安でたまらなくなります。

ぜひ、最後まで走り抜けてください!!

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