コロナ陽性者になったら
実際に高校生が陽性になった場合について、シミュレーションをしてみます。
家族の感染(疑い)
濃厚接触が疑われるので検査をする。
①病院での検査 → なかなか予約も大変。(地域による)
②自宅で検査(有料で・・・。)→ 陰性 or 陽性
③陽性の場合
病院へ行き診断(これも予約が大変)
10代は風邪と同じような薬が処方され、解熱などの対処療法となります。
保健所により、「みなし陽性」(全くの意味不明な診断?いや医者によらなければ診断ですらない)、そして10代はほぼ間違いなく「自宅待機」です。
あとは待つのみ。
発熱から10日間の待機。
自覚症状がある場合
発熱、喉の痛み、他
家族感染の場合と同じ道をたどります。
一番重要な点は
治療は風邪と同じ薬(解熱、鎮痛)で、数日間で回復。(咳など残る場合もある)
隔離期間
有症状 10日間
無症状 7日間
濃厚接触 7日間
これは感染拡大を防ぐための手立てです。
感染して症状があろうが、無かろうが、結果は一緒。
陽性って分からない方が楽ですよね・・・。
世界のコロナ対策
台湾
1日の感染者数が5000人と急拡大を見せる中、感染者の隔離期間を
10日から3日へ短縮。
経済活動を重視するという方針です。
ブラジル
感染拡大の縮小により、2年ぶりに公衆衛生上の緊急事態宣言を解除。
コロナ対策を緩和していく方針へ転換。
とは言え、感染者累計は3000万人(世界第3位)、死者累計は66万人(世界第2位)のブラジル。
ここまで被害が広がったブラジルでも、制限は緩和へ向かい始めました。
ヨーロッパ
早くもマスク着用義務の撤廃が進んでいます。
相当、マスクが嫌いなのでしょうね・・・。
フランスでは5月16日か、病院などを除いてほぼすべての場所でのマスク着用義務が撤廃されます。
欧州での感染は収束しているのでしょうか?
5月11日の感染者数
フランス(人口 6540万人) 40299人
ドイツ(人口 8390万人) 88961人
イタリア(人口 6040万人) 42683人
減っていませんね・・・。
ちなみに日本は
人口1億2610万人 感染者数 45955人
人口比から考えて、日本の感染者数は圧倒的に少ないのが現状です。
ですから、日本でも様々な制限は解除されています。
教育関係を除いて。
この事実をしっかりと受け止めるべきです。
コロナの危険は
感染
ではなく、
重症化
に切り替わったのです。
感染者数は増えても、重症化させない。
これが現状のコロナ対策における方向性です。
もはや、制限による感染者数を抑制するのは世界標準ではありません。
繰り返しますが、10代にとって重症化率、死亡率は限りなく0に近いのです。
ぜひ、我慢をしている皆さんも声を大にして事実に基づいた政策を求めましょう。
番外編
やっと感染者が出たことを公式に認めた国もあるんですよね・・・。
ちなみに、中国は何はなくとも「ゼロコロナ」です。
ここまでくると、多分国が崩壊するほどのダメージでも「ゼロコロナ」でしょうね。
まるで、大躍進政策のようです。
大丈夫!?
いや・・・。かなりまずいですよね。
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