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St,paul’sCollege

 今日は午前中に新宿まで出て行って、香港から日本へ演奏旅行に来た「St,Paul'sCollege」の皆さんのリハーサルをお手伝いしてきました。久しぶりに満員電車に揺られて、新宿から丸ノ内線に乗って西新宿へ。地図を頼りに合奏するスタジオへ。

 時間通りにJTBの担当の方と落ち合う事が出来、生徒達も続々と会場に来ました。
 スタジオのドアが狭かったので心配になりましたが、やはり心配は的中。32インチのティンパニは入りませんでした・・・。せっかくレンタルしたのに残念でしたね。

 さて、英語の修行はそれなりに成果を生んでいたようです。生徒と同じ単語帳『LEAP』を勉強して、一緒に英単語テストを受けていますが(今のところ4点が最高。。。15点中。)、Step By Stepです。まだまだ語彙力が足らず、伝えたいことがちゃんと伝えられないもどかしさが大いに残りました。それでも演奏はぐっと良くなったし、指揮者の先生、生徒の皆さんも喜んでくれたのでよかったです。私が一番勉強になりました。

 それにしてもSt,Paul'sCollegeの皆さんはとても上手で、ソリストたちの技術の高さには感心しました。しかし一番感心したのは、音楽的な感性の豊かさです。もともと演奏が音楽的なアプローチをしっかりと意識したものでありましたが、これをさらに要求するとどんどん表情豊かな演奏へと変化していきました。これはやはり普段から音楽と向き合っている証拠ではないでしょうか。ともすれば、日本の吹奏楽では音楽の前に部品を磨くこと、というような発想が強いように思われます。技術が伴わないのに、音楽は教えられないというような。これは長男が参加していた少年野球にも通じますね。小学校3年生で、午前中いっぱいベースランニングだけとか。そんなのちっとも楽しくありませんよ!

 やはり上手い、下手ではなく、音楽を楽しむことが最初に来るべきではないでしょうか。
 私がTubaのレッスンの先生から、日本の音楽はレベルが上がっているが、「JOY」が足らないと、先生の先生であるレックス・マーティン先生から言われたそうです。この言葉をしっかりと受け止めなければなりません。St,Paul'sCollegeの皆さんは、その点で日本の標準的なレベルを大いに上回っていました。世界に触れることは大切ですね。

 話は変わって大河ドラマ「いだてん」。
 初めて世界に飛び出した金栗四三さん。世界とのつながりが無い時代とつながった時代、これがどれほどの大きな違いかを知ることができます。とても素晴らしい作品。四三さんが3度のオリンピックで、棄権、16位、棄権と成果を結果として残していないところも素晴らしいです。信念を貫き、新たな時代の扉を開けた人物に光を当てた事に感動します。これからの第2部も楽しみです!「くどかん」と「アベサダ」のコンビは最高ですから。すでに「舞妓Haaan」の雰囲気全開です。毎週日曜日が楽しみ!!



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