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加須小学校創立150周年

令和4年11月7日(日)

月曜日は7時間授業

突貫工事が進んでいます。
火曜日と木曜日は合奏場所がなく、7時間目まで授業のある月曜日と水曜日しか合奏ができません・・・。結構ピンチです・・・。

金曜日は開校記念日で、久しぶりに合奏のレッスンがあります。

と言いながら、翌日の加須小学校に向けて曲を仕上げる合奏・・・ということになるでしょう。
すみません。

予想はされていましたが、本当にひりひりする緊張感です。
みんな焦ってるよね!?

でも、これが大きな成長の源。
それは間違いありません!!

これを乗り越えたときに大きく成長できています。

怒涛の11月です。

加須小学校

土曜日は加須市立加須小学校創立150周年記念式典です。
とても大切な地元の小学校。
そして、150年という歴史の積み重ねを記念する行事です。

日本史をちゃんと勉強していない私は、ここで無知無学を再確認しました・・・。

創立は明治6年(1873年)

これは日本史を学んでいる生徒ならすぐに分かる話なのでした。

私は「他にもこんなに古い学校があるのかな?」と調べてみると

さいたま市立日進小学校も創立が同じ年!

現在校舎正門向かいにある「満福寺」の境内に設置された「上加学校」が前身だそうです。

さいたま市立三室小学校
馬場東漸寺を仮校舎として開校。

宮代町の須賀小学校
西條学校 当時廃寺だった大聖院を校舎として開校。

日高市立高麗小学校
新堀学校 聖天院に開設された。
臺学校  円福寺に開設された。

行田市立埼玉小学校
埼玉小学校として創立

三郷市立戸ヶ崎小学校
開智小学校 戸ヶ崎村常楽寺に創設。

おいおい、いっぱいあるじゃない??

って当たり前。

明治5年8月2日(旧暦)に「学制」が制定されたために、日本中で小学校が設置され6歳以上の就学が義務化されました。

しかし、費用は地域の負担となり反発を生み、また農村では貴重な働き手だった子どもを学校にとられるということで不満が出て廃止となります。

ということで、お金も無いので「お寺」となったわけです。
つまり寺子屋の延長です。

ちなみに加須小学校は光明寺を仮の校舎としてスタートしたそうです。

1867年 大政奉還
1868年 明治元年

そして、明治六年の政変。

大混乱しながらの明治維新だったわけです。

やっぱり島国じゃなかったら、こんな大改革やれなかっただろうな~というのが印象です。

大陸だったら、あっという間に大国に飲み込まれてしまうくらいの混乱ぶりです。

日本史も勉強しよう!と思いました。

コロナ対策

さてさて、県知事の「第8波」発言もあったり、感染はまた拡大の様子です。

オミクロン株は感染力も強く、これだけ制限なく活動していれば感染者が増えるのは当然の結果なのですから、今まで通り粛々と対応していくべきです。

海外との比較

こういう時に、諸外国との比較はとても参考になります。

現在、入国を禁止している国は基本的にありません。(国交を断絶しているなどの例外を除いて)
しかしいわゆる「水際対策」には、それぞれにお国柄が出ているように感じられました。

それは 制限が強い = 感染者数が多い、重症者、死亡者が多い という訳ではなさそうだということです。

とはいえ、どの国も
1感染拡大を防ぐ
2医療崩壊
防ぐ
3重症者、死亡者数を減らす

これをすべてやろうという考えから、2,3へシフトしてきているのは間違いありません。
これは世界のトレンドです。

どこまで2,3を重要視するのかは各国の事情によるのではないでしょうか。

入国にワクチン接種必須の国 

アメリカ合衆国、中国(接種していても隔離)、インドネシア、フィリピン、ラオス、ミャンマー

入国にワクチン接種無くても入国できる国(隔離、入国前PCR検査など) 

EU、カナダ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジア

マスク着用義務 あり

【ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、シンガポール、マレーシア、タイ】(医療機関、介護施設、交通機関など限定あり)、【インドネシア、中国、ラオス】(公共の場すべて)、
【香港、台湾、韓国、フィリピン】(屋内のみ)

マスク着用義務 なし

フランス、オランダ、カンボジア

日本も水際対策が緩和されて1か月ほど経ちました。
最大のお客様の中国から「爆買い」はまだまだ先でしょうが・・・。
ちなみに、諸外国の中でも特異な「ゼロコロナ」を継続している中国。

早く中国のコロナ対策に出口が見えてきてほしいです。
専制国家の政策は、修正が不得意という歴史の例が数多くあるので心配です。

さて、日本国内はコロナのお話は一体どこへやら・・・。
今こそ、これまでのコロナ対策を総括して、現在のコロナ対策、特に世界の対策と比較してバランスの取れた対策を検討してほしいです。
こういうのってWHO(世界保健機関)が情報の集約、公開などやっていないのでしょうか。

やってました。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019

非常に興味深いです。
ちゃんと日本語にGoogleが翻訳してくれるので大丈夫です。
ぜひ読んでみてください!

ぜひ、政治決定に関わる方には知っていていただきたいです。
とにかく、科学的な根拠とバランス。そして、政治決定に関する政治家の哲学です。
つまり、何を優先するのか

政治家は本当に大変なお仕事です。
究極の選択を迫られる日々でしょう。

・高齢者、基礎疾患のある方、つまり重症化、死亡リスクの高い方を守る。
・人、モノをどんどん動かして経済を回復させる。
・若者の教育機会。

う~ん、教育が後回しになっている気がしてなりません。

埼玉県教育委員会の新型コロナウィルス感染防止ガイドライン~令和4年度~

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/172549/r4_coronaguideline2.pdf

ここに、
イ 登校の判断
(ア)事前に家庭に周知(確認)をし、保護者の理解と協力を得ておくこと
a 発熱や咳等の風症状がみられる場合の自宅休養は、欠席ではなく「出席停止」となる。

「出席停止」とは、出席しなければならない日数から削られます。
つまり、風邪症状でのお休みをしても「皆勤」となります。

ちなみに、長男が通っている大宮中央高校では出席が非常に重要視されていますので、この関連のお話は一切説明がありませんでした。

学校になじめない関係で通っている生徒も多いので、よもやこの方針を打ち出せば多くの生徒が登校しないでも卒業となってしまうでしょう。

ということとで「風邪症状」があっても長男は登校しています。
実際は結果時数オーバー(単位修得不認定)になるギリギリを攻めてしまっているようです・・・。ちゃんと単位を取れればよいのですが。
3年で卒業したい!とは言っていますが・・・。

色々な事情はあると思いますが、「無理しないで休んでいいよ」と言うべき相手と、それによって頑張れるのに頑張れなくなる生徒がいると思います。

これまで自分の子供を見ていて、無理して学校に行って心を壊すくらいなら休んだ方が良いと学びました。
これはバランスの問題。
そして、その子に合った学びのスタイルを選択すればよいのです。

通信制、単位制もあります。
また、まずはゆっくり休んで心が回復してから考えても良いのです。

この「出席停止」によって、「自分の学び方」を考える機会も奪われているのではないでしょうか。
結局、自宅にいて勉強しているのかもしれませんが、それでもあまり前向きな過ごし方とは思えません。

何というか、暗くつらいだけの高校生活になってしまうのではないかと心配しています。

「新型コロナ」と「児童・生徒の学び」のバランスですが、現在の学校は非常に危機的状況になっていると感じています。

もちろん、コロナに負けない!と元気に通っている生徒も多いのでしょうが・・・。
どうなのでしょうか。

令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf

暴力事件      

76,441件
(令和2年度 66,201件、令和元年度 78,787件、平成30年度 72,940件、平成29年度 63,325件)

いじめの認知件数

615,351 件
(令和2年度 517,163件、令和元年度 612,496件、平成30年度 543,933件、平成29年度 414,378件)

長期欠席者数

小中 413,750人
(令和2年度 287,747人、令和元年度 252,825人、平成30年度 240,039人、平成29年度 217,040人)
高校 118,232人
(令和2年度 80,527人、令和元年度 76,775人、平成30年度 80,752人、平成29年度 80,313人)

自殺児童・生徒 
368人(令和2年度 415人、令和元年度 317人、平成30年度 332人、平成29年度 250人)

この調査結果は表面的なものかもしれません。
それでも、全体像をつかむ上で役立ちます。

昨年度の長欠者 小中 前年度比 70%増
        高校 前年度比 68%増

これがコロナの影響です。
正確に言えば、「コロナ対策」の影響

これと「感染予防」の名のもとに実施され続けている教育政策はバランスとれていると感じますでしょうか。

このまま進めば、義務教育、さらに高等学校も根底から揺らぐ状況になってしまうことが危惧されます。

繰り返し述べていますが、19歳までの若者にとって「新型コロナ」は重症化、死亡リスクは低い感染症です。
その対策の結果としてデータが明確に出ています。

お願いですから助けてあげてください。
ワクチン、教育機会、本当に彼らのことを優先してあげてください。

政治は宗教団体関連で大盛り上がりです。

教育を置き去りにしないでいただきたいです。

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