令和4年11月12日(土)
色々と困難を乗り越えて、加須小学校での演奏を迎える事が出来ました。
金管楽器に体調不良者が多く、2年生を欠いての演奏となりました。
以前、久喜市吹奏楽フェスティバル(今年は呼んでもらえませんでした・・・。)で、2年生が模試と重なってほとんど出られなくて大変だったことを思い出します。
まあ、今できる精一杯をやるだけ。
と開き直りつつドキドキしながら本番となりました。

本番前に合奏する時間が持てて、朝早くから学校へお邪魔しました。
さ~練習!と気合を入れていたら、トラックが来ない・・・。
お電話すると「なんか工事していて入れないよ!」って・・・。あれ?工事してる??
「今日は加須小学校ですよ!」
と伝えると、「あ~不動岡小学校じゃないの?」・・・。
毎年不動岡小学校へお邪魔していたので、その記憶だったんでしょうね。
専属でお願いしているドライバーさんだからこその勘違いでした。
それほど大きな事故にもならず、楽器をおろして練習となりました。
やっと依頼演奏が再開したとはいえ、やはり経験値不足。
移動、運搬、楽器積み込み、下し、セッティングなどの作業がどうしても手間取ります。
そして、恒例の忘れ物。
今回は楽器でしたね・・・。
これも経験。
周りのメンバーもそれを見て、次はちゃんとしなきゃ!と思う機会になりました。
とにかく、一度失われた積み重ねは、再度積み重ねていくしかありません。
今はその時。
以前を知っているのは私だけですから・・・。仕方ありません。
ということで、てんやわんやしながら直前の確認。
楽器紹介で使っている「吹奏楽の仲間たち」の序奏が難しいハーモニーなんですよね。
あれ何とかしたいな・・・。と思ってはや10年・・・。
でも、昨日の状態からグッと上がっていてちょっと安心。
演奏会
とても大きな行事なので、来賓の方も大勢いらっしゃっていました。
そして、皆さん不動岡高校の卒業生。
不動岡小学校の校長先生、管理職の先生も卒業生。
多分、教員の皆さまにも何人かいらっしゃることでしょう。
これまで小学校、中学校へ演奏に伺うと、ほぼ管理職の先生は不動岡高校の卒業生でした。
不動岡小学校は私が着任してからずっと校長先生が卒業生だったような・・・。
まさに地域の伝統校ですね。
いつも応援してくださる県議会議員の先生(卒業生)もいらっしゃって、温かい拍手を送ってくださいました。
不動岡高校は多くの皆さんから応援していただいています。
その期待も非常に大きいです。
部員たちは不動岡生であることの重みを強く実感したでしょう。
ミックスナッツ
オープニングは小学生の心をつかむべく、SPY×FAMILYの主題歌「ミックスナッツ」から。
最初からガツンと。
これ本当に難しいです。ドラムセット頑張りましたね。
会場は大いに盛り上がりました。
吹奏楽の仲間たち
楽器紹介をアンサンブルで。
全ての楽器がアンサンブルで特徴を伝えました。
どのアンサンブルも小学生の知っている曲を選曲していたので、「○○を演奏します!」と言うと「お~!!」って歓声が上がりました。素直な反応がうれしいですね~。
一番人気は「パプリカ」だったかな?一緒に踊ってくれましたね。
やっぱり知っている曲は楽しいです。
一緒に踊ってくれていました。
マードックからの最後の手紙 2021年版
本当に突貫工事で、ドキドキの演奏になりました。
なんと言ってもトランペットの1stが1年生1人ですから・・・。
トロンボーンの1stも1年生(病み上がり・・・)。
大ピンチ。
それでもトランペットも4人(2年男子1名、1年生3名)が本当に頑張ってくれました。
いや~唯一の2年生男子は合奏中に寝ちゃったり、スマホばっかりいじってたりの問題児ですが、いざと言うこのときに頑張ってくれました。
この本番で覚醒したかもしれません!
期待してます!!本当に!!
トロンボーンもPLを欠いていたのに、しっかりとまとまって吹いていました。
体調不良で休んでいた1年生も、本調子じゃないのに最後まで吹ききってくれました。
ディープパープル・メドレー
これは定番曲だから大丈夫!と思ったら、ここもトランペットが・・・。
トランペットだけが吹いて振りを付ける部分があるのですが、そこは音が2年生だけになりました・・・。
びっくりした~。
テナーサックスのソロも堂々と吹ききりました。
それぞれが成長しているな~と同じ曲をやっていると感じます。
宝島
今回はアルトサキソフォンソロを1年生男子、そしてパートリーダーが吹きました。
見事でした。
1年生男子 上手になっていてびっくり。
パートリーダーは音が断然良くなりました。
サキソフォンがパートとして、まとまって大きく成長しているのが分かりました。
実は、3年生がとても上手だったので、下の代は比べると大変かな~と思っていました。
予想は良い意味で裏切られて、今のサックスパートは昨年以上に大変充実しています。
うれしいですね~。
合唱
小学生のみんなが最後まで飽きないで演奏を聴いてくれて本当にうれしかったです。
最後に小学生の皆さんが合唱を披露してくれました。
司会の先生が「校歌」とおっしゃったような気がしたのですが、大変上手なピアノ伴奏が聞こえたときにおや?この和音進行は随分新しいぞ??と思いました。
歌詞も「疲れきった僕の瞳に」なんて、なかなか重たい歌詞。
「チャンスをつかむ!」とか。
途中から2声になったり、掛け合い、などなど。
校歌も記念で新しくしたのか!?と思ったら・・・。
校歌ではなく合唱曲だそうです。
そりゃそうだ。
曲名教えてもらえばよかった・・・。
終了後に先生方とお話をしていたら、「いつも以上に声が出てました。テンションが高かったです。」とのこと。
私たちの演奏で、気持ちが盛り上がってくれたのなら本当にうれしいです。
鼓笛をやっている子もいるそうで、大変興味深く楽器、演奏を見ていたそうです。
「木琴の叩き方が違う!」とか、「タンバリンが違う!」とか、盛り上がっていたそうです。
ちなみに先生が、「あんなに楽器を吹きながら動けるって分かりました!」・・・・。
えっと。それは違います。
あれをマネしないでください。小学生。楽器壊しますからね。
ディープパープル・メドレーの悪影響も心配されました。
大きなヤマ場
まさに「修羅場」でした。
こういう勝負所、ハラハラドキドキが成長には不可欠です。
「大ピンチ」は好きではありませんが、その効果が分かっているので結構ワクワクします。
何にもしてないと「大ピンチ」は来ませんからね~。
実は頑張っている証拠です。
それでも、今回はかなりでしたが・・・。
そして乗り切りました。
間違いなく、はぐれメタルスライムを倒したくらいの経験値が入りました。(懐かしい・・・)
ポケモンが分からないので、古い比喩になってしまいました。
ちなみに、「アルヴァマー序曲」が人気になっていると最近知りました。
何でこんな古い曲を定期演奏会で!?と思っていたら、大人気のようですね。(こどもに)
不動岡でも多分男子たちを中心に選曲で投票したのでしょう。
小学生も喜ぶでしょうね~。高校生男子と一緒に。
練習
演奏終了後、学校で練習。
いや~疲れている中よく頑張りました。
木星とディスコキッド。
27日のオータムコンサートに向けて、もはや残された時間はもう数えるほど・・・。
担当者が「1000人呼ぶ」と宣言していますから、大勢のお客様の前で出来るだけ気持ちよく演奏したいものです。
まだまだ未完成な作品ばかり。
ここからもう一段気合のレベルを上げて、オータムコンサートを成功させましょう!!
まだまだFWOは発展途上。
でも、成長のスピードは加速してきました。
この調子で突き抜けていきましょう!!
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