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今日も長距離移動。

令和6年7月22日(月)

本日は朝は職場に顔を出してちょいちょいお仕事をして、何より自分の楽器を朝練。

今日から練習場所も変わって心機一転。
とは言え、場所が変わっただけで突然吹けるようになるわけでもなく・・・。
しかも昨日は練習できなかったので、ちょっと調子が悪いような気がしなくもない。

いや、1日休んだくらいでは分からない位、自分の実力が落ちてしまっていることに悲しい気持ちになります。

とにかく継続。

自分が納得できる演奏になるまで、練習を続けていこうと思います。

中学校(午前の部)

昨日のホール練習に引き続き、学校の練習にお邪魔しました。

もう音楽的な理解は進んでおり、ある程度出来上がってきていたので、次のステップとして「曲の完成度」を上げる合奏をしました。

昨年度はここまで進みませんでしたが、今年はかなり細かく、一人一人が出来るまで付き合いました。待ち時間も長くなってしまいましたが、こういう練習も必要です。

これを通じて、「どこまで練習すればよいのか?」という基準を全員に定着させることにもなります。

自分達で練習していけるようになるまでは、「やり方」を伝えるだけでは不十分です。

一緒に出来るまでやる。
その時間を確保してあげなければ、実際に仕上がった演奏を体験する喜びには到達しません。

テンポを落として、歌って、一音ずつ音程を取って。

やっぱり指導者の体力も重要です。
「これくらいでいいや」とか、「また次回」とか、「やっておいてね」となるのは、指導者が根負けしているのです。

久しぶりに2時間以上、集中して一人一人の演奏と向き合ってかなり消耗しました。

でも、見違えるように演奏の仕上がりが良くなって、顧問の先生も喜んでくださって私もうれしかったです。

私も疲れましたが、生徒の皆さんはヘトヘトでしたね・・・。
やっぱり、どれだけ「エネルギー」をかけたかに比例して、音楽はすばらしいものになります。
曲を完成させる経験を積んでいくことで、こういう練習の「喜び」にも気が付けるようになります。

これから、「出来るまでやる」練習を積み重ねて、皆さんの「当たり前」を変えていって欲しいです。

また次回を楽しみにしています!

中学校(午後の部)

すぐに学校を出てから、北へ大移動。

移動に1時間ほどかかるので、昼食を食べる暇もなく午後の学校へ。

この学校は2回目の訪問でしたが、とにかく生徒の皆さんが元気。
明るくて真面目。顔つきからしてしっかりしている印象です。

最初は「基礎合奏からお願いします!」ということで、前回の続きをやりました。
前回は姿勢、ブレスなどで終わったので、今回は「ソルフェージュ」、「発音」、「音量」などについて確認しました。

実際にやってみて、変化に気が付くまでやったので、後はこれを日々の練習に取り入れて積み重ねることです。彼らは本当に真面目なので、必ずやってくれるでしょう。

それにしても、前回の訪問から10日ほど時間が経過していましたが、「ここまで上達するの!?」というほどにレベルアップしていてびっくりしました。

いや~若さ。
自分の朝練のうっすい効果が悲しくなります・・・。練習の仕方が悪いのかな。

さて、曲の合奏に入ると、こちらの学校も顧問の先生がしっかりと「音楽」についてはご指導くださっていて、大体形になっていました。

その中で3拍子のスロー・ワルツや、スケルツォの細かなパッセージについて取り上げました。

とにかく吸収力が素晴らしい。
すぐに理解して、何とかしようと試行錯誤してくれます。

ここまで理解してくれると、本当はしっかりと楽典の知識を伝えてから音楽の話を進めると早いです。これはまた次回ですね。

それにしても、このテンポ感の速さ。いいですね~。
とは言え、一生懸命に練習してるだけあって、残っている課題は難しいものばかりです。

それをゆっくり、出来るまで確認しました。
まだ2回目でしたが、結構遠慮なく細かく合奏してしまいました。

大丈夫だったかな・・・。

やっぱり上達しても、曲の完成度が上がっても、演奏者が満足感、達成感などの喜びが薄くては意味がありません。

コンクールの結果オーライ的な指導にならないように!と思いつつ。
でも重箱の隅をつつく合奏も必要なのです。

あの表情ならば大丈夫かな?
と自分に言い聞かせつつ、学校を後にしました。

両校ともに充実した練習を積み重ねている事が伝わってきました。
暑い夏、充実の夏ですね!

ホールの申請。

さて、次はホール練習の本申請へ。

最初は慣れしたしんだパストラルかぞ。
事務の皆さん、スタッフの皆さんが温かい、優しい言葉をかけてくださいます。

先月もフライングカープウィンドオーケストラでお世話になったばかりです。
本当に素晴らしい設備と人に恵まれて活動させて頂いています。
感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、あっという間に申請と打ち合わせを終えて終了。

次は 東北道→圏央道→関越道 をぶっ飛ばして、所沢へ。

なんだかんだ言って1時間半ほどで到着。

昨日の移動距離もすごかったですが(200km以上)、今日もそれに匹敵する移動距離です。

駐車場は30分は無料ということで、本申請だけなら大丈夫だなと思ったら・・・。

申請書類を書いてから、あとは支払いだけ!と思ったら待てど暮らせどスタッフの方が戻りません。お仕事している様子を見ると、なんだかマニュアルを何度も見ながら確認している様子。

傍から見ていても、とても一生懸命に作業はなさっていましたが、どうもペースがアンダンテ、いやペザンテ・・・。

そしてよ~く見たら、名札に「研修中!」という宣言が!
そうでしたか・・・。

ああ。
駐車場の無料時間が・・・というせこい思いから、ちょっとイライラしてしまってごめんなさい。
結局40分以上かかって、駐車場で券を見せたら、受付の男性が「時間過ぎてるね。」とバッサリ。いいんですよ。500円。(諦めが悪い・・・)

高速道路、駐車場、そして今日は「年休」(年次休暇)です。
これもすべては一生懸命に頑張る皆さんのため。

それにしても、ホール代の立替はきついな~。

それでも、今日は「必要とされている」という実感と、顧問の先生、生徒の皆さんからの感謝の気持ちを頂いて、それでお腹いっぱいです。

ちなみに、昨日一緒にウニクス上里で演奏した前任校の卒業生に、「あと1年一緒に音楽したかったです。」と言われて、そういう風に言ってもらえることがどれほどありがたい事かと心に染みました。

また、その大学1年生に「必要とされる場で頑張ってください。」と言われて、なかなか深いお言葉に納得、そして腑に落ちる・・・。たくさんの場所で「必要とされている」と気付かせてくれました。

教わる相手に年齢は関係ありませんね。
本当にありがとうございました。

ということで、今日もたくさん勉強させていただきました。

さ~明日も頑張ろう!

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