令和7年9月1日(月)
文化祭が終わって、とうとう9月になりました!
そして慣れ親しんだ(私は)パストラルかぞでのホール練習!
いや~落ち着きますね。
午前中は全員で基礎合奏、途中から開智組(コンクール)の合奏、午後は1,2年生で基礎合奏、冬季演奏会で演奏する課題曲「栄光をたたえて」を合奏しました。
午前中の練習
何と、開智未来中学・高等学校では文化祭は3年生が参加しません!
金曜日の1日準備から日曜日まで、市民プラザかぞにて学習マラソン(缶詰でお勉強)でした。
いや~徹底していますね。私立高校。
ということで、久しぶりに会った3年生たち。
午前中だけ練習参加です。
さて、基礎合奏をホールで響きを感じながら実施しました。
先日の叡明高校での講習会で、「これは大切だ!」と再認識して取り組んでいる「倍音練習」ですが、ホールだと断然響きが良くて「倍音」を聞きやすくて良かったです。
結局、悪い音、薄い音は「倍音」が少ない音ということです。
しっかりと5度、そして3度まで響くような、豊かな響きを含んだ音を安定して出せるようにしていきましょう。
色々と揃えるに加えて、そもそもの音を豊かにする。
そうすればおのずと演奏は変わりますね。
とてもいい時間になりました。
閻浮檀金幻想
何だかとっても久しぶりで、新鮮な気分で演奏を聴くことが出来ました。
やっぱり「新鮮さ」は重要です。
1曲だけと向き合い続けると、やはり鮮度は落ちます。
ちょっと寝かせて、時間がたってから見直すと多くの気づきがあったりします。
西関東大会に向けて、とにかく基礎力の向上を課題に、全調スケール練習、倍音練習などに時間をかけて取り組んでいます。
その成果がしっかりと感じられる演奏でした。
一人一人の演奏技術と合奏力が上がれば、楽曲の質はおのずと上がります。
3年生がいてくれるこの期間に、何としてももう一歩、二歩基準を上げましょう。
まだまだ伸びしろはたっぷり。
午後の1,2年生の練習
3年生は午後からお勉強!
とにかく、吹奏楽部員の進路実績は非常に重要です。
これからの開智未来吹奏楽部に大きな影響が出るので、後輩たちのためにも頑張ってくださいね!(かなりのプレッシャーですね)
期待しています!
さて、1,2年生の基礎合奏では、まずは個人の演奏技術を伸ばす努力。
基本的なことの質をどんどん上げて行きましょう。
そして、アンサンブル力の向上。
まだまだアンテナの低い人が多いです。
自分のことで精いっぱい。それではみんなで音楽することはできません。
合奏中も周りがどうなっているのか常に意識しましょう。
他のパートが指導を受けている時に、何が課題で、どのように変化したのか、どう工夫したのか、自分のことのように受け止めてください。
冷静に、客観的に思考している時に、様々な気づきがあって成長することが出来ます。
基礎合奏、合奏での集中力がどれだけ上がるか。
これが演奏の質に直結します。
まだまだこれからです。
「栄光をたたえて」
内藤淳一氏作曲「栄光をたたえて」は何度も取り上げている作品です。
冒頭の美しいコラールから始まる、ブリティッシュマーチのような落ち着いた雰囲気の厳かなマーチです。
初挑戦となる冬季演奏会で演奏する課題曲になります。
マーチ。
多分、来年度のコンクールA部門で最初に演奏する課題曲もマーチではないかと予想しています。(まだ聴いてもいませんが・・・)
そのためにも、まずマーチのスタイル、音色、音形などをみっちり学ぼうと思います。
とても勉強になります。
そして、何より美しい魅力的な作品です。
頑張りましょう!
ということで、充実のホール練習になりました。
この時期に、コンクールへ向けた練習が出来る事が幸せですね。
そして、3年生が練習に来てくれるのもうれしいです。
西関東大会は今年度3回目のコンクール。
4回目につながるように頑張りましょう。
まだまだ演奏は良くなります。
実際、県大会とは別物の演奏になってきました。
やっぱりいい音で演奏すれば変わりますね。
倍音をたっぷり含んだ音で演奏しましょう!
片付け
ホールの片付け、積込、降ろし、などこれまで定期演奏会、コンクール、台湾との交流と経験を積み重ねてきました。
やっと慣れてきたでしょうか。
1人1人が全体像を理解して、与えられた仕事だけでなく、周りを見て積極的に動く様子が見えてきました。
これが皆さんの当たり前を変えて行きます。
例えば教室の掃除でも、なんでも、自分から当たり前に動けるようになります。
自分の基準をしっかりと高く持ちましょう。
魂は細部に宿る。
間違いありません。
誰でもできるちょっとしたことを、当たり前にできる集団になりましょう。
私も頑張ります。
お疲れさまでした!
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