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日本の将来を考える

令和6年9月10日(火)

ここの所、自由民主党の総裁選真っ盛りで、その政治権力闘争の裏側を伝えようとする番組があふれていて食傷気味・・・。

とはいえ、やっと立候補宣言をする人が出て来てそれぞれの「政策」を語る段階になって、これはこれで大変興味深いです。

私自身は立場もあるので、誰かに肩入れするような発言は避けなければなりません。

あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。

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高市早苗氏が総裁選出馬宣言をしたのですが、その中で「誰かがつないできた日本」という表現をして、79年前となる大東亜戦争の英霊への思いを語りました。

どうもその話は上記の映画の中のセリフから、という話があってちょっと興味が湧いてAmazonプライムで見てみました。

ちょっと、私が聞き漏らしたのか「誰かがつないだ」という表現のセリフに気が付かなかったのですが・・・。

先日、『最後の証言』第一部 で特別攻撃隊の関係者の証言に触れ、映画「永遠の0」でまた思いを新たにしていました。

その流れでこの作品。

内容はとっても分かりやすい、東京リベンジャーズのようなタイムリープ系。
ひねりは全くありません。
全て予想できる、知っている、歴史のお話を分かりやすく感動的に描いています。

この世界の片隅に【映画】
監督:片渕須直、原作:こうの史代、音楽:コトリンゴ、制作:MAPPA 声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外 ほか。Blu-ray & DVD好評発売中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に...

個人的には、こちらの作品の方が深みがあって好みでした。

とはいえ、「あの花が咲く~」もキャストがとても魅力的で、感情移入しやすく出来上がっていました。

人によっては「戦争を美化している」と批判されそうですが、終戦から80年近く経ってやっとこれくら戦争の話を自分事のように語るストーリーが出てきたということではないでしょうか。

ちなみに高市氏は、自衛隊員の服務の宣誓の一部で「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。」ということに触れました。

自衛隊員の皆さんは「自らの命を国民のためにかける」という宣誓をしているのです。
この点では、かつての大戦で亡くなった230万人の兵士と重なる部分があるのではないでしょうか。

高市氏は自衛隊員が「違憲」の状態であるのは間違っている!と述べていました。
この点は私も賛同します。
授業でも扱いましたが「解釈改憲」(憲法を改正しなくても、解釈を変えれば対応できる)なんて、こんな考え方は私は納得いきません。

さて、「靖国神社参拝」についても含めて、「国策に殉じた人々」として参拝すると述べました。靖国神社を参拝することに対して、周辺国の皆さんが強いご意見を持っているのがなかなか難しいところでしょうが。

いずれにせよ、「時代は変わってきているな~」という感想です。
そろそろ、日本も元気になってもいいのではないでしょうか。
ぜひリーダーにはその点をお願いしたいです。

下馬評では国民の人気No,1の石破氏、イケメン、3代目、カリスマ首相の息子、小泉氏が優勢とのこと。

それを急激に追い上げてきた高市氏が3位のようです。

この他の候補者の方々も、この総裁選を経て閣僚に名を連ね、直後の衆議院解散選挙後には政府として大きく動き出すのだと思われます。

日本の衆議院解散選挙の直後に米国大統領選挙。
この後の展開は色々と刺激的になりそうです・・・。

戦争はやってはいけません

どんなに美化しようとも、戦争は殺人であり、太平洋戦争(大東亜戦争)では米軍による非戦闘員への無差別爆撃、原爆投下など非人道的な行為が許されるわけではありません。

日本もアメリカも、ドイツも、イタリアも、ソ連もイギリス、フランス・・・。
みんな戦争で加害者になり、被害者になりました。

だから、戦後は「戦争の無い世界」を目指したのです。
しかし、現状は非常に厳しい。

現在は戦争の無い世の中ではなく、逆に2つの戦争(ウクライナ戦争、パレスティナ戦争)が終わりの見えない泥沼にはまっている現状です。

いずれにせよ、総裁選では国際情勢を踏まえた政策論争をしていただきたいです。
「裏金問題」というレッテルも、「不記載問題」だと説明するのも、いやいやあれは「脱税だ」とする野党も言い分は分かります。

政治と金の問題。

とても大切ですが、それ以上に「憲法改正」安全保障環境の整備、デフレから脱却し安定した経済成長、国民の可処分所得増加、とどのつまり国民生活の安定。そして国際社会における日本の貢献 などなど。

課題は山積み。

そして何より!
私達国民は政治に関心を持ち、学び、自分なりの考えを持って選挙で意思を示すことが大切です。

18歳になった皆さんは、数か月後の衆議院選挙に行きましょう!

ということで「主権者教育」でした。

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