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埼玉県バンドクリニック2024

令和6年2月11日(日)

さいたま市文化センターと言えば、埼玉県で吹奏楽部に所属していた人なら誰でも「夏のコンクール」を思い出す場所です。

最近は冬季演奏会など、年に何回もお世話になっていて特別感はあんまりありませんが・・・。

さて、埼玉県吹奏楽連盟年度内最後の自主事業。

埼玉県バンドクリニックが開催されました。

埼玉県バンドクリニック2024

もうかれこれ10年以上はお付き合いしていると思われます。

西関東バンドクリニックを埼玉栄高校の大滝先生が立ち上げたとき、埼玉県代表のバンドを編成する!となってお声がけを頂いて栄高校・春日部共栄高校・不動岡高校の3校合同バンドで参加してから、そのご恩を返すべく頑張ってきて今日まで参りました。

観客としては栄高校(旧校舎)のホールで実施していたころから参加しておりました。

予定時刻よりも相当オーバーするのが常のイベントだったと記憶しています。

それが現在はコンクールと同じ会場で、埼玉県代表として全国大会まで進出を果たした学校を中心に発表会が開催されています。

一日舞台袖でリハーサルから聴かせていただきましたが、さすが日本のトップバンドの皆さん。

この場所だけ、世の中の変化ももろともせずに今まで通りの活動を続けているのだな~と実感しました。

人数も中学生は30名ほどの団体もありましたが、高校は全て3学年で100名を越える大所帯です。

そのメンバーが「はい!」とピリッと引き締まる返事が作り出す、独特の「吹奏楽らしい」雰囲気でリハーサル、移動が進んで行きます。

初任校で何度もこれらの学校と合同練習をさせて頂きました。

見学なのにこっちの方が緊張してしまうなんて経験はしばしば。

埼玉県の素晴らしいところは、このトップバンドが全く包み隠さずに練習内容から何から公開してくれていました。

すべてをマネして、自分なりに調整して、実践して、上手くいかなくて、前々追いつけなくて、また教えてもらっての繰り返しでした。

前任校でも「あ!背中?」と思ったら、周回遅れって感じでした。

ということで、そんな頃の想い出にひたりつつ演奏を聴かせてもらいました。

人口減少とガイドライン

この夢の世界とは異なり、私が日々目にしている現実は小編成バンドです。

現在の埼玉県における吹奏楽部は、圧倒的に「小編成」の団体が多いのです。

また、ガイドラインの設定によって世の中の流れは練習時間縮小、活動内容の見直しが進んでいます。

もちろん与えられた環境の中で最大限の活動をするしかありません。

その中で、どうやって音楽の喜びを伝え、部としての目標を立て、夢を見るような活動をするか。

これが指導者の腕にかかっているわけです。

今までは、「いつかは自分も!」って夢を追いかけてきました。

でもこれまでは「やるか」、「やらないか」は自分次第!

実ははるか昔、今日も指揮台にいらっしゃった先生に教えを請いに学校へ伺って、一日練習を見学して、最後に言われた一言にしびれました。

こうやって先人は、後を追いかける人間の心に「火」をつけてくださいます。

そして、私も中堅となってこの「火」を引き継ごうと思ったら・・・。
これがなかなか出来ないんです。

特に、中学校は「ガイドライン通り」の活動が大半です。

先生方も生徒も部活動に対する考え方が違います。
これは時代というより、あまりに異なった環境によるものではないでしょうか。

でも、私はそんな中でも「短い時間で最大限の結果を出せるように研究を重ねていく」という指導者の皆さんを応援していきます。

「吹奏楽」の運命の分かれ道はだいぶ前に分かれていました。

連盟の一員として私はその対応が出来たのか・・・。
この大きな潮流に一石は投じたかもしれませんが、まだまだ何も形にはなっていません。

私自身にとっても節目となる今年度、この行事を目の前で見る事が出来て、改めて思考のアイデアを頂くことが出来ました。

あと、実は「メラメラ」とまたがついてきています。

やっぱり悔しいです。
夏のコンクールも悔しいし、この間の冬季演奏会も悔しい。
指導者として不甲斐ない、そして生徒たちに申し訳ない。

ず~っと思っています。

実は私は超負けず嫌いです。

ですから

と心の中で言い続けています。

今日は「必ずこの場所に、このステージに戻るぞ!」と思ったりもしました。

来年、バンドクリニックに出ましょう。(勝手に決めてますが)

関係各位の皆様ありがとうございました!

加須市フライングカープウィンドオーケストラ

高速道路を使えば40分ほどで到着する加須。
浦和と近くて本当に幸せです。

さて、定期演奏会に向けた練習。

だんだんそれぞれの曲の理解が進んできて、演奏者の皆さんも表現できるようになってきました。

それにしても、スパークの「Looling Up,Moving On」は難曲。

これを仕上げるのには相当に時間がかかります。

諦めないで、コツコツと練習を積み重ねていきましょう。

ぜひ6月の定期演奏会での演奏をお楽しみに!

その前に、加須市フライングカープウィンドオーケストラ 団員大募集中です!!!

特にトランペット、サキソフォン

も~本当に待ってます!!

絶対に満足させます!!

一度練習に遊びに来てください。

コンクールに出ない、でも一定水準の演奏レベル、毎週練習があって、メンバーが素晴らしい。

あと、団費、演奏会費が安い!!

ということで、お願いします。
待ってま~す!

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