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中学生との練習×2

吹奏楽
ちゃんと伝わっているのか・・・。

令和5年1月14日(土)

本日は、1年生、2年生が進研模試のため部活はお休み。

生徒の皆さんはお休みじゃないですけどね・・・。

午前中にたまったお仕事を片付けました。
いや~事務仕事をぱっぱと終わらせる副顧問の先生を尊敬します。

やっぱり、後回しは危険ですね・・・。
最近はGoogleの「To Do List」をちょっとしたことでも活用して漏れが無いようにしていますが・・・。

まだまだ仕事が粗くていけません。
色々と同時進行だと、1週間の計画を結構時間をかけて眺めないと処理できないということに気が付きました。

それも自分のやりたいことなので、別に苦労ではないのですが。
一つに集中した方がいい!という考えの方もいますが、まあそれはひとそれぞれですね。

バンドセッション2023 第2回練習

鷲宮東中学校体育館にて2回目の練習となりました。

3時間の練習は短かったですが、前回の1日練習は最後まで集中力が保ててなかったのでこれくらいがちょうどいいのかもしれません。

「音楽祭のプレリュード」と「もののけ姫セレクション」は少しお腹いっぱいだったかもしれませんが、とても一生懸命に練習してくれているので何とか形にしていきたいです。

なかなか日程調整が難しくて、初めて練習に参加してくれたメンバーもいました。
そこからパート割りの調整、楽器の分担見直しがあったりしてバタバタしていました。

ここのところ中学生を指導する機会が多く、これまで多く接してきた高校生、そして社会人吹奏楽団と比較して一番の違いを感じる点は

「本当に素直」

自分が中学生の時はここまで「素直」だったでしょうか・・・。
いや。それは無いな。

私は大宮市立西中学校という、なかなか荒れた学校で中学生活を送りました。
30年前は校内暴力全盛期でした。
校舎内を自転車(2人乗り)が爆竹をまきながら走っていました。(授業中)

吹奏楽部も3年間顧問の先生が変わりました。
それでも、合奏だったか講師の先生が数回来ていただいた記憶があります。

その先生も、音楽室に怖い先輩が入ってきて先生のフルートを落とす(意図的に)という暴挙を働いて、それ以降講師の先生は来なくなったという記憶がおぼろげながらあります。

今思い出せば、あの後始末は一体どうなったのでしょうか・・・。
先生のフルート。高かっただろうな。

ということで、あんまり先生の記憶も少なく自主自立の活動だった記憶があります。
唯一覚えているのが、小学校でトランペットを吹いていた私を「男の子はテューバね」の一言で終わらせた先生のお名前。

あれはなかなか衝撃。
ということで、先生の言うこともあんまり聞いていなかったかな・・・。

先生よりも先輩って感じで、随分と生意気でしたね。
ごめんなさい。

ということで、30年ほど経つと時代は変わり、中学生たちはとても素直に私の話を聞いてくれるわけです。

これは中学校の先生方のご指導もあってのことでしょう。
非常にやりやすい。

そして、ふと心配にもなります。
「疑ってもいいんだよ・・・」

私が多くの間違いをする人間であることは、不動岡生ならばよくわかっています。
ですから、不動岡生はアンテナ高く「これは大丈夫ですか?」と聞いてきます。

大体私が忘れてたり、色々抜けていたり・・・。

私たちは教員、顧問、指揮者という立場なので頑張っていますが、完璧な人間ではありません。
だから、ちょっと心のどこかで「本当かな?」って懐疑的、批判的に見ることも大切だと思います。

それでも、私は音楽に関しては情熱をもってここまで生きてきましたので、いろいろと伝えられることがあります。

お互いにリスペクトしつつ、でも適度に客観性をもって見たほうがいいのでは?と思ったりしています。

これが「自分で考える」という事ではないでしょうか。

とはいえ、高校生と中学生は違うのかもしれません。

我が家では来年から中学生、現在高校生がいます。

彼ら男子二人は色々と私に教えてくれました。
その中で一番大切なことは

「彼らを一人の人間として尊重して接すること」

どこかに親だから、男だから、といった勘違いからの支配的な意識が入ってしまいました。
これが多くの問題を生み出してしまいました。

お互いに等身大の自分で、尊重しあうことから始まると思っています。
そのうえで、私の考えを伝える

あくまで伝えるだけです。
まあ、これが今でも上手くできている自信はないのですが・・・。

でも、子どもだろうが、大人だろうが自分で考えて自分の人生を生きていくだけです。

家庭でも、中学生の指導でも、そして高校生、大人の指導でもまだまだ手探りです。
ちなみに末っ子(小学校1年生)は溺愛しすぎて、なんでも許してしまいます。
これはこれで大丈夫なのか心配・・・。

ということで、午後のバンドセッションは新鮮な刺激をもらえる素晴らしい時間でした。

それにしても演奏を何とかしないといけません・・・。
もう次回は前日の3時間のみ。
ちょっと宿題を出して、皆さんに準備してきてもらわないといけないです。

打楽器パート

パートの交換があったりして最初は混乱していた打楽器パート。
最終的には教えあったりして、とてもいい雰囲気で練習をしてくれました。

そこで気が付いたこと。
これは不動岡でも同じですが、生徒はなかなか楽器の状態に気が付かないということ。
私も打楽器を演奏できるわけではないので、音を聞いて、演奏している姿を見て判断しています。

これはおかしい!? と思ったら、楽器店の方に診てもらったほうが良いです。

管楽器も一緒です。
不動岡でも音が思うように出ていてない生徒に「楽器の調子悪くない?」って聞いても、なんだか気のない返事でした。
結局診て頂いたら、思い切り割れていて「これでは音が出ませんよ。」という状態でした。

生徒は一生懸命なので、どうしても最初に自分を疑ってしまいます。
でも道具を使う活動なので、まずは道具の状態が悪いとどうにもなりません。

指導者がもっと注意深く見なければ!と思った次第です。

さらに、演奏に関しても打楽器は見えるだけに「奏法」を習っていないことによる苦労がよくわかります。

ぜひ、専門家から習う機会をつくりたいと思いました。私には教えられないので・・・。

あんなに一生懸命に練習しているのですから、しっかりとした奏法で演奏できればどれだけ楽しいか。
すでに素晴らしい音楽は奏でていますが、さらに次元の異なる喜びになるはずです。

今年度から始めた東部支部パートレッスンは、こういうときに活用してほしいと思いました。

次回は打楽器のサポートをお願いしようと思います。

東部支部吹奏楽団第2期 第1回練習会

とうとう第2期が始まりました!

お陰様で、今回から一般の方、高校生も増えて、よりバラエティーに富んだメンバーになりました。

この多様性も素晴らしいです。

吹奏楽のクラブチーム化のテストケースとして実施していますが、今後の展開も色々とイメージが膨らんでいます。

まずは、新年度の令和5年度第1期(4月~6月)では、東部支部吹奏楽研究発表会に出演することが目標です。

令和5年度第2期はコンクールという考え方もありますが、これについては色々と議論が必要です。

そもそも、他者と競って技術を磨くコンクールとは異なる方向性なので、コンクール出場はそれほど重要な目標ではありません。

練習内容

第1回練習報告

練習は報告書にある通りです。

前回と同様で、前半は音楽のお勉強。

今回は私が担当して、「吹奏楽のソルフェージュ」を使用しながら音楽の基本を学びました。

部活動で半年ほどかけて学ぶ内容なので、月2回の活動でどれくらいのペースになるかはまだ分かりません。

でも、こういう活動をコツコツと積み重ねる事が重要だと思っています。

後半は合奏。

初見の団員もいたと思うので、ゆっくり曲調をつかむことを意識して合奏しました。

今回は「ディズニーランド・セレブレーション」が難曲と思っていましたが、黒川先生アレンジの「アメリカン・リバーサイド・メドレー」もなかなか・・・。

赤鼻のトナカイにもてこずりましたが、リバーサイドにも苦労しそうです。

あっという間の1時間。

部活でも意識していますが、「短い!」って感じるくらいの練習じゃないと良い練習にならないと思っています。

「まだ終わらないの?」

って感じるようではだめだと思います。
なかなか難しいですが・・・・。

あと何分でこれを何とかする!という気持ちが高いレベルの集中力を引き出すと思います。

これは不動岡高校吹奏楽部でも同じです。

切羽詰まるから「火事場の○○力」が出るんです。

東部支部吹奏楽団の皆さんにも、もう少し練習したい!と思ってもらえるような活動にしていきたいです。

とにかく、第1回がスタートしました。

練習のまとめ

どうしても練習で伝える情報が多くなりすぎてしまう、ということを反省しています。

今回から練習で伝えた内容をまとめて、団員の皆さんに送ることにしました。

練習まとめ

少しでも練習内容を忘れないで、日々の練習につなげてくれればと思っています。

まだまだ手探りの活動なので、日々改善です。

なんでも一人でやりすぎというご指摘を頂いたのですが、一人でなんてとんでもない。
すでにこの事業もスタッフの支えなくては立ち行きません。

お手伝いしてもらえることに感謝しつつ、ボランティアではなく正当なお礼を支払う事が出来る活動にしていきたいです。

私たち教員は良いのですが(良くないか・・。)、一般の皆さんに時間、能力を発揮していただいて「タダ」はいけません。

そもそも、「ボランティア」と「無料」は同じ意味ではありません。

「ボランティア」=自発的に活動する

という意味です。

何故か、日本ではここに「無料」の意味が追加されてしまっています。

「タダより高いものは無い」

なんていうことわざもあります。

「安かろう、悪かろう」

という言葉もあります。

そもそも、活動の対価です。

いいサービスを受けたら、それなりの対価をお渡しする。

これを定着させないと、吹奏楽は文化として定着していかないと思います。
それは「継続」できなくなるからです。

ということで、この活動も今後しっかり謝礼を支払える活動にしていきたいです。

まだまだ先の話ですが・・・・。

ということで、今日も素晴らしい一日になりました。

また次回楽しみにしています!

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