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セレクション後の初基礎合奏

令和4年6月10日

学校祭週間が嵐のように過ぎ去り、テスト返却、そして授業が始まりました。

生徒たちは抜け殻のようになっていますが、教員はすっかりボケてしまって取り戻すのには時間がかかりそうです。

いや~3週間ぶりの授業ですから・・・。

徐々にエンジンをかけていきます!

教育実習が始まりました。

何と世界史には2人の実習生が来てくれて、ぜひこの3週間で高校の楽しさ、教員の素晴らしさを知ってもらいたいと思っています。

ちなみに今年度の実習生は11名。少ない!!

もちろん小学校、中学校へ実習へ行く生徒もいますし、埼玉大学、東京学芸大学など実習先を大学が準備する学校もあります。

とは言え、以前は27人(全クラスに実習生が付く)の実習生なんていうときもありました。

それに比べると、隔世の感があります。
やっぱり教員志望は減っているのでしょうか。

そもそも、大量採用だからチャンスはいっぱいあるのに・・・。
一昔前は本当に狭き門だったのです。

ブラック!?

SNSなどで、個人的な不満をぶちまけて教職の不人気をあおる輩のせいでしょうか。
そういう人はとっととやめて、自分の期待する(存在しない)お花畑で働いてほしいです。

こんなに素晴らしい仕事を侮辱するとは、本当に許しがたい。

そもそも、仕事量が多いのは昔から変わりません。(多分・・・)
全てを真面目にこなそうとするのが間違い。

「無駄だな~」と思う事も、きっちり時間をかけて対応していたら体がいくつあっても足りません。

内容ではなく、期限内に整ったものを出せばいいんです。中身は大して・・・。
そうやって濃淡を判断してつけていかないとパンクするでしょう。

ま~、学校はのんびりな職場環境だと思うのは私だけでしょうか・・・。
不動岡で3校目ですが、どの学校も働きやすい環境だったと思います。

実際、私は本を読んで、教材研究して、授業やって。
楽譜見て、合奏して、演奏会やって。

全部楽しい好きな事しかないんですよね。

それに比べて、一般企業はもっともっと厳しくて、プレッシャーの大きなお仕事をしているはずです。
結果を出さないと、会社がつぶれてしまいますからね。

教員以外のお友達のお話を聞いていて常々、学校は別世界だな~と思っています。

学校は「売上」を上げることが目的ではありません。

でも、「教育」は歴史的に見ても非常に重要な、価値のあるお仕事です。
どの国でも、国家を発展させるために力を入れたのが「教育」です。

本当に大切なお仕事です。

待遇

ちなみに、私たち教員が頂くお給料の金額。
このレベルをもらうお仕事は、一般的にどんなお仕事かをよく考えて欲しいです。
なかなかハイレベルだと思います。

高学歴の友人で、それなりに有名な大企業でも「生涯賃金」で考えるとあんまり差が無いです。

恵まれた雇用環境なのは間違いありません。

どこが「ブラック」なんでしょう。
教員自身で言ってる人もいるようですが、まさに世間知らず。
ぜひ、世の中の厳しさを知ってから、学校がどれだけ恵まれているかを再認識していただきたいです。

ということで、教育実習生の皆さんが「教職いいな~!」って思ってもらえると嬉しいです。

授業、クラス、部活。

このやりがいあふれる仕事を全部楽しんで欲しいです。

セレクションから一夜明けて。

放課後は初めてD部門のメンバーで基礎合奏

2年生も気持ちを切り替えて臨んでくれたでしょうか。

でも、驚くべきことは、1年生のモデルとして2年生に演奏してもらうと

とっても上手

あれ?こんなにしっかり吹けていたっけ?と耳を疑いました。

やっぱり、良い意味での「プレッシャー」が人を大きく成長させるのでしょうか。
また、挫折が成長につながったのでしょうか。

もちろん気持ちは複雑でしょう。

しかし、このD部で大きく成長して、この挫折を「結果オーライ」にしてほしいです。

もちろん、気持ちの切り替えに時間がかかっても構いません。
かかる人の方が多いと思います。(私は全く時間がかからないのですが・・・)

とにかく、今日の合奏で立派に演奏していた2年生に感動しました。

そして、一生懸命な1年生。

元気が良い。パワフルな印象です。
今まで感じたことのない雰囲気を持っています。

新体制は今と違う雰囲気になるでしょうね~。
楽しみです。

それはまだもう少し先の事です。

とにかく、FWOはまた一歩進むことが出来ました。

このコンクールで、部員全員が大きく成長してくれるでしょう。

とっても楽しみです。
ちょっとドキドキしています。

今年のメンバーも自己ベスト更新は間違いありません!

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