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コンクール直前!何とかして「賞無し」は避けたい!

コンクールがもう目前。
でも、コロナの影響で練習は思うようにできていない学校も多いのではないでしょうか。

最早、時間をかけて積み重ねる練習をうんぬん言っている時ではありません。

そこで、今からでも出来て、結果につながる改善方法はないか!?

そんな都合の良い方法はない!?

もしも、以下の点についてやっていなければ、即効性があります!

すでに取り組み済みであれば、スルーしてください・・・。

暗譜

「楽譜」を見て、「指揮」も見て、「音楽」して、「良い音」を出す。

演奏者は演奏する上で、様々な事を同時に要求されます。

良い音を出す。

そのために息を吸う。
テンポも感じる。
あ、音程。
発音ミスらないかな!?

なんて考えていると、当然音楽がすっ飛びます

次の音なんだっけ?
って楽譜見ながら、
あ、指揮も見なきゃ!

そして何より本番の緊張感。

普段通りの演奏をするのも大変です。

となれば、ただでさえいっぱいいっぱいのメモリはパンクします。

ですから「暗譜」です。

「良い音」を出すための手順がスムースになるには、相当な時間がかなりかかります。

当然、今から1週間や2週間でどうにでもなるものではありません。

ということで、出来るだけ演奏者の負担を減らすためにも「暗譜」させてみてください。

ちなみに、「暗譜」までのステップは

何日までに覚える!と決めて、
その日の合奏で譜面を閉じて演奏してみる。

その日以降、通し練習では譜面を見ないようにしましょう。
そういしていくと、数日で暗譜できるようになります。

セッティング練習

入退場をスムースにする。
出入りの時間を守って、全体の進行をオンタイムで進める事はとても大切!
と、運営のためにという面もあります。

しかし!
実は、コンクールの評価にもつながっています。

特に入場。
なぜかというと

審査員が「イライラ」しないように

コンクールの審査は本当に大変な作業です。
神経を使います。
そんな中で、もたもたとのんびりセッティングされると・・・。

しかも並びがガッタガタだと、それが自分たちの「第一印象」になってしまいます。

もたつく、美しない並び方

できれば避けたい「第一印象」ですね。

それが、演奏も「あまり期待できない」と思われてしまったら・・・・。

実は、パッと見た目がきれいだと、上手そうに見えます。
これって素人目に見てもそう思いますよね。

魂は細部に宿る

なんて言葉もありますが・・・。
実は、私はセッティングにそこまでこだわっていません。

譜面台の高さは合わせますが、角度などはある程度自由にしています。
一番大切な事は吹きやすさですから。

でも、「第一印象」は大切。

5人審査員の先生がいて、1人でも演奏前からネガティブな印象を持ってしまったら・・・。
その可能性を考えて、準備しておくのは無駄ではないと私は考えています。

ブラインド審査だったらいいんですけどね。

ちなみに、セッティングについて動画を作りました。
本当は地区の発表会に向けたものでしたが・・・。

もう少しちゃんと作ればよかったと後悔・・・。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

最初の1分。

練習時間もない。
切羽詰まってきたら。

ざっと流して、ちゃんと曲が通せるようにしなければ!

と思う方が多いのではないでしょうか。

でも、コンクールで最も大切なのは「最初の音」です。

とにもかくにも、これを「完璧」にしましょう。

音形(アタック・コア・リリース)

音量

音色

音程

テンポ(タイミング)

とにかく徹底的にやるのです。

全部をやる時間はなくても、「最初の音」は出来るでしょう。

そして、イントロダクションだけ、出来れば最初の1分。

後は、時間の許す限り徹底して作り上げた範囲を広げましょう。

ちなみに、1音をそろえる練習を徹底的にやると、音に対する「基準」が見えてきます。

その結果、他の部分でもその「基準」が浸透し始めます。

とは言え、バンドの「当たり前」が変わるには時間が必要。

ですから、直前の今は「最初の音」を徹底的に仕上げる。

余談。

最初が打楽器とか、自分のバンドの一番いい音、上手な生徒、で始まると良いですよね。
それが「第一印象」になりますから。

同じ発想で、曲を短くするのもありです。
規定が7分ならば、5分台で終わっても全く問題ありません。
12分ならば10分台

仕上がっていない演奏が長々続くより、さっと終わってしまいましょう。

もちろん音楽的な観点から言えば、色々とご意見はあるでしょう。

ここは!
コンクールの結果を出す、という点にこだわった対策ということでご容赦ください。

色々言う人はいます。
しかし、その人は「賞無し!」の責任は取ってくれません。

現場の人間には、コンクールに出る、出ないの選択権は事実上ありません

顧問の先生が、誰しも指導経験が豊富で、情熱もあって、お金も時間もあるわけではありません。

それでも、コンクールに出るからには何らかの結果を残してあげたい。
指導者として自然な思いです。

今は、指導者として、指揮者として、責任ある立場として切羽詰まった状態を何とかしなければならないのです。

出来るだけ可能性が高くなるような行動をとる。
それを誰が批判できるのでしょうか。

歌練習

とにかく歌いましょう。(感染症対策をしっかり講じて)

私は「階名」で歌う事をお勧めします。

というのは、頭の中で「階名」で歌う、それが楽器の運指と結びつきます。
また、歌う事でソルフェージュの能力も高まります。

打楽器も参加してもらいましょう。

全員で、その作品を最初から最後まで歌い切れるようにしてください。
例えば、練習の最初と最後に歌う。

合奏中にも、積極的に歌わせてみてください。
チューナーで音程を取る前に、歌、金管ならばマウスピース、そして楽器と段階を踏んでみてください。

ソルフェージュ出来ていないのに、チューナーで合わせてもほぼ効果はありません。
いつまでたっても、音程は合わないままです。

声に出して音程を取る習慣。
これがあれば、必ず音程はよくなります。

この歌練習は積み重ねの効果もある、普段から取り入れて欲しい練習です。

しかし、即効性もあります

ぜひ、残り1週間でも歌う練習を取り入れてください。
音程はグッと安定します。

ということで、本番直前にやれること!
を挙げてみました。

いかがでしょうか?

すでに実践済みかもしれません。
それでも「賞無し」の心配があるのであれば、その質にこだわってみてください。

まだまだ、直前スペシャルは色々あります。

今後、いくつかの提案をアップさせてもらおうと思っています。

ぜひ、このコロナの影響に負けることなく、コンクールを前向きにとらえて頂ければと思います。

さ~暑い夏。
みんなで思い切り楽しみましょう!!

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