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バンドセッション練習会と、楽器を奏でる喜び

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2025年12月20日(土)

本日は午後から花咲徳栄高校をお借りして、バンドセッションの練習会が開催されました

午前中に講演会があり、終了したのが12時50分 。
そこから大急ぎで楽器を積み込んで移動するという強行軍でした 。

練習開始は12時半だったため、私たちの到着が遅れ、多くの方をお待たせしてしまいました。なんだか、個人練習のような時間を作らせてしまいました 。

関係者の皆様、本当に申し訳ありませんでした 。

「第一組曲」という高い壁

今回の合奏は、ホルストの「第一組曲」です 。
残り2回という貴重な練習機会でしたが、やはりこの曲は一筋縄ではいきません 。

参加している高校生の大半は開智未来の生徒たちですが、他校からも少人数ながら参加してくれています 。

何より驚くのは、中学1年生の皆さんの頑張りです!
この難曲を一生懸命に吹く姿には、本当に頭が下がります 。

合奏中、ある小柄な男子生徒が、あまりの疲れからか「電池切れ」で意識を失う(寝てしまう)場面もありました 。

慣れない他校での練習、先輩がいない緊張感……中学生にとっては相当な負担だったはずです 。 「ちょっと無理をさせすぎかな」と反省しつつも、そのひたむきな姿を微笑ましく感じました 。

中学生の皆さんに「参加して良かった!」と思ってもらうためには、開智未来の生徒たちがしっかりとお手本を示し、演奏をリードしていくしかありません 。

冬季演奏会の練習も重なり、まさに正念場です 。
私自身も少し焦りを感じていますが、「この修羅場をくぐり抜ける経験こそが成長につながる」と信じて、気合を入れて乗り切りましょう 。

「第一組曲」は、吹奏楽の古典として非常に様式美の整った素晴らしい作品です 。

それゆえに、音形や音色の統一感、技術的な水準がシビアに求められます 。
開智未来の初心者1年生たちも、勇気を持ってソロにチャレンジしています 。(代わりに吹いてくれる人はいませんから・・・)

なかなかの厳しいシチュエーション。
この冬、彼らが大きく化けてくれることを心から願っています 。

もう、やるしかありません!!


久しぶりの「テューバ奏者」として

夜は一転して、おおみや市民吹奏楽団の練習に参加しました 。

いつもと違うのは、指揮台ではなく、テューバ奏者として椅子に座っていることです 。

実は、来たるシンガポール公演では、私が唯一のテューバ奏者になる予定です(現在、絶賛募集中です!) 。

「本当に吹けるのか?」という不安もありますが、毎朝の基礎練習を積み重ね、2月までには形にしてみせます 。

かつて松伏高校で過ごした2年間、朝練に励み、合奏授業に混ぜていただいた経験が、今になって大きな財産だと痛感しています 。

それにしても楽器を吹くのは、楽しいものですね 。

海外遠征となると、おおみや市吹でのかつての相棒・山崎さんのことを思い出します 。
ハワイやカリフォルニア、いつも隣には彼がいました。
本当に優しくて、頼りがいのあるお兄さんでした。

彼が天に召されてから、ドイツ、そして今回のシンガポールと一人での演奏が続いていますが、彼の分まで精一杯響かせたいと思います 。

今回は、フライングカープウィンドオーケストラのメンバー(多くは不動岡高校の卒業生です)も多数同行してくれます 。

彼らと「指揮者と奏者」ではなく「奏者同士」として共演するのは、私にとっても新鮮で、素晴らしい思い出になるでしょう 。

まずは台湾、そしてシンガポールへ。
素晴らしい仲間たちと共に、音楽の旅を思い切り楽しんできます!!

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