令和3年12月10日(金)
第2学期末考査も3日目。
終盤となりました。
皆さん、しっかりと準備をして納得の結果を出しているでしょうか。
文武両道です。
とても大変なことですが、諦めずにチャレンジし続けてください。
「品格あるリーダー」には「学習」する習慣は不可欠です。
文学作品を読む
藤原和博さんの講演に、「Globis」という団体のYouTubeで出会いました。
いや~一級品のプレゼンテーションを無料で見られる時代。
本当に素晴らしい!
以前は結構な金額を支払って見に行きましたが、今はYouTubeで見られてしまいます。
もちろん、会場の空気、周囲の人の息遣いなどはライブでなければ味わえません。
でも、映像だからこそ、客観的にその手法、内容、素晴らしさが理解できると思いました。
ちなみに何本も違う題名で上がっていますが、内容は基本一緒・・・。
さて、そこで何冊か本も買ってみました。
思い余って、文庫本とソフトカバー2冊も買ってしまいましたが・・・。(ただのミス)
ちょうど年齢がぴったりだと惹かれますね。
そこで、いろいろと示唆に富んだ内容が面白かったのですが、以前も紹介した
でも同じことが言われていて、
「文学作品」を読みなさい!
文学作品を読むことで、思考が変わるということでした。
豊かな世界観に触れる、これが「教養」ということでしょう。
そういえば、ビジネス書ばかりを読んでいて、いわゆる文学作品、小説などは・・・。
この作品が最近読んだ小説でした。
確かに!これを読んだ後に、何だか心がぐっと締め付けられるような感覚になりました。
これって、本でしか経験できませんね。
実体験とは違う、何かがあります。
小説はどうしても読み飛ばせないし、止まらなくなって睡眠時間を奪う・・・。
ちょっと敬遠してきましたが、積極的に読んでみようと思い立つ45歳でした。
早速調べてみました。
日本の文豪ランキング。(誰が投票したのかよく分かりませんでしたが・・・Google先生が教えてくれました。)
第1位は!
三島由紀夫
一冊も読んだこと無し・・・。
第2位は!
太宰治。
暗くて・・・。途中で・・・。
第3位
夏目漱石。
授業で「こころ」を読んで、本当に面白くて1冊読みました。
あれは時代を越えても全く色褪せません。
教科書の作品で、続きを読みたいと思わせる作品。
このランキング、ちょっと偏りがありますね~。
まあ、この方々が人気なのは間違いありませんが。
電子書籍
ということで、電子書籍で探すとほぼ無料で全集が読めちゃう文豪だらけなんですね!
ということで、片っ端から入れてみました。
でも三島由紀夫、川端康成などは電子書籍も高い!
ということで、リアルな本で中古を購入しました。
中古本があるのは、リアルな本の魅力です。
さて、45歳に太宰治はどうかな!?
やっぱり太宰は・・・・。
ということで
『吾輩は猫である』とか、のんびり読んでいこうと思います。
気楽に読めて楽しいです。
それから文学作品とは違いますが、
『アンネの日記』
出版される事を考えて、自分で構成しなおして原典版と校正版があるのは知りませんでした。
読んでみると、中学生(今の)が書く文章とは思えません。
先日、秋山紀夫先生が紹介してくださった1940年代。
日本でも戦争で苦しんでいましたが、ユダヤ人の皆さんがどれほど苦しんだのか。
一人の少女が残した日記(見事な)から、まるで映画のようによみがえります。
日本と海外の名作を読んでいこうと思いました。
『レ・ミゼラブル』も素晴らしかったし。
世界史の授業で紹介する名作も、ダイジェストじゃなくて読んでみようと思います。
人生100年時代。
やはり、読書は人を育てると思います。
学校の勉強も、実は素晴らしいんです。
これは教師の責任でもあります。
点数を取ること=教養 になるようにしていく。
大学入試への学習が人生にも役立つ。
自信を持って言えるようにしたいです。
私の場合は「歴史」は人生を豊かにする!
と生徒たちに思ってもらえるようにしたいです。
知識を学ぶことがどれほど「教養」として、人を大きく成長させることでしょう。
お話しをすれば分かります。
「教養」は伝わるものです。はい・・・。
大人になって本を読むのは5%という話をよく聞きます。
一体どんな調査なのか知りませんが・・・。
まだまだ未熟な私。
でも、45年生きてきた積み重ねは多少あります。
これからも読書は続けてまいります。
文学作品もそうですが、できるだけ多分野に渡って読もうと思います。
そして10年もすれば・・・。
その時は55歳。
ちょっとは「教養」が身についていることを期待します!
それでもあと45年あるからな~。
まだまだ成長できますね。
楽しい人生100年にしていきます!
コメント