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新体制お披露目!東部支部吹奏楽研究発表会を終えて

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令和7年6月8日(日)

東部支部吹奏楽研究発表会も第3日目を迎えました。

久しぶりの春日部市民文化会館。
金曜日に役員で伺いましたが、今度は出演する番となりました。

新たな挑戦、中編成での初舞台

いよいよ、開智未来高等学校吹奏楽部の新体制をお披露目する日がやってきました。
部員の半分以上が1年生というフレッシュな顔ぶれ。
上級生も小編成での活動を経て、人数を倍増させてこの日を迎えました。

40名以上の中編成での発表は、準備段階から初めてのことばかりでした。
特に、トラックへの楽器の積み込みは、最終的に余裕を持って終えることができ一安心。

今回はYAMAHAさんからのレンタル楽器のお陰で、ティンパニやバスドラムを持ち込まずに済みました。

でも来月の定期演奏会ではフルセットを積み込むため、私がこれまでずっと世話になってきた岡田引越運輸さんに依頼しています。

また、菅家さんが来てくれるかな~。

舞台裏の奮闘と心強い仲間たち

私は春日部市民文化会館で役員打ち合わせに参加するため、学校での楽器積み込みは現地組と副顧問の先生方にお願いしました。

これも初の試みでしたが、とりあえず何とかなりましたかね。

この日は支部役員の先生方の出演が少なく、運営担当の教員が不足していました。
しかし、埼玉ジュニアウィンドオーケストラも出演する関係で、加須市フライングカープウィンドオーケストラから強力な助っ人2名にお手伝いいただきました。

おかげで、ステージマネージャーや打楽器、ステージ係の業務を安心して進めることができました。心強いサポートに感謝です。

開智未来高等学校吹奏楽部:成長への確かな一歩

午前中には開智未来高等学校吹奏楽部が出演しました。
久しぶりの春日部市民文化会館は、舞台裏が広く、ステージも奥行きがありましたが、響きがかなりデッド(響きが少ない)で、演奏しづらさを感じました。

かつてはコンクールや会議で毎年のように訪れていた春日部市民文化会館も、もう20年ほど前の話になります。

演奏者は上級生も下級生も関係なく、かなり緊張している様子でした。
とはいえ、現時点での実力通りの演奏だったと思います。
録音を聞き返すと、まだまだ課題がたくさん。しかし、それは「伸びしろがたくさんある!」ということでもあります。

気合が入りすぎて音がコントロールできなかったり、周りを聴いたり指揮を見る余裕がなかったり。これらは全て経験不足から来るものです。今後もっと「修羅場」を踏んでいけば、極限の状況でも持てる実力を発揮できるようになるでしょう。

今は、一つ一つの本番で大きく成長できる大切な時期です。

今回の演奏が、定期演奏会でどこまで進化するのか。
練習時間はかなり限られていますが、どこまで磨き上げられるのか期待です。

そして、コンクールに向けて、お互いにもう一段ギアを上げていきましょう。
まだまだ勝負はこれからです!皆さんの本気に期待しています。

埼玉ジュニアウィンドオーケストラ:世代を超えた響き

埼玉ジュニアウィンドオーケストラは、第1期の発表会でした。

Saitama Junior Wind Orchestra - クラブの紹介

メンバーも充実し、ほとんど助っ人を入れずに演奏できるまでに成長しました。

広瀬勇人作曲「スプリング・フィールド」では、春らしいイメージが伝わる音色、フレージングができていて、優しい思いが聴衆にも伝わったのではないでしょうか。

W.A.モーツァルト作曲/明光院正人編曲の「アイネクライネナハトムジーク」は、言わずと知れた名曲です。魅力的なメロディ、シンプルな音楽なのに、耳から離れない中毒性すら感じる力があります。

音色感、弦楽器のニュアンス、そしてバランス。この素晴らしい音楽を通じて、メンバーは多くのことを学べたと思います。年度末の発表会では、カットせずに全曲演奏しましょう!

私自身、ステージ上で聴いていても「いい感じ!」と手ごたえのある演奏でした。

小学生は緊張しながらも、ニコニコ笑顔で演奏してくれました。中学生の中には高校生並みの貫禄がある子もいましたが、みんな持っている力をしっかりと発揮してくれました。そして、中学生から高校生になった皆さんはさすが!頼りになります。大人のメンバーもいつも通り、安定感のある演奏でした。

目指すは「スペインの吹奏楽団」:地域の文化を育む夢

まさに、世代間交流のできる吹奏楽団です。
組織も年代も垣根を越えての交流こそ、これからの吹奏楽に希望を感じさせてくれます。これは学校の吹奏楽部ではなかなか経験できません。

以前からお話ししていますが、私は秋山紀夫先生がおっしゃっていた「スペインの吹奏楽団」をイメージしています。

スペインの吹奏楽団には、子どもから若者、そしてシニアバンド、さらにプロフェッショナルまでが一つの団体に所属し、定期的に交流している団体があるそうです。

プロフェッショナルのレッスンや互いの演奏会を聴き合い、練習場とホールのある施設にはカフェやレストランがあって、地域の人が集まり、コンサートはもちろん、練習も見に来るそうです。これこそが文化だと思います。

私は加須の地を拠点に、スペインのような吹奏楽の文化を根付かせたいと願っています。

とにかく毎回、笑顔で音楽してくれる皆さんが私のエネルギー源です。

夢は大きく、一歩ずつ着実に

最後の記念写真撮影も大いに盛り上がりました。石の上にも三年と言いますが、不動岡高校で試しに始めた地域バンドが、その後学校を離れて自立して活動した2年間、そして今年から開智未来中学・高等学校を拠点に4年目を迎えました。

夢は広がりますが、まずは地道に質の高い練習、そして充実した発表会を積み重ねていこうと思います。もしメンバーが増えれば、ジュニアとユースに分けるのも良いかもしれません。いや、これを一人でやるのは無理ですね…。様々な人に助けてもらいながら、盛り上げていきたいと思っています。

感謝を胸に、再スタートの年

とにかく、様々な人と交流できた素晴らしい一日になりました。講評をしていただいた吉里先生からも温かいお言葉をいただきました。東部地区から埼玉県の吹奏楽を牽引してくださった先生のお言葉は、本当に心に沁みます。やっと再スタートを切った今年は、もっと貢献できるように頑張ります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

ちなみに、私たちは夜は加須市フライングカープウィンドオーケストラの練習へ!
片づけも素早く終わって、遅刻せずに参加出来ちゃいました。

ちなみに楽器片づけでは、保護者の方から差し入れが!
以前の学校では、現地民(学校近くに住む生徒の名称。原住民ではない。)が毎回片づけをしてくれるので、帰りに学校そばのコンビニに行って差し入れするのが定番でした。

まさか、保護者の方から差し入れを頂けるとは・・・。
本当にありがとうございます。

お菓子の力で夜の練習も頑張れました!

お疲れ様でした!

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