学校説明会
「学校説明会に当たらないです!」
というお話を各方面から伺います。
不動岡ホールで説明会をやっている関係で、参加者は1日250組限定なのです。
まるで人気のラーメン屋かパン屋かと思ってしまいます。
しかし広報担当者と話をしたのは、
「これってチャンスロスじゃないの?」
ということ。
担当者は「全5回で1人1回しか参加できないので、1250人は参加できます。」
確かにそうかもしれませんが、学校説明会には旬な時期というものがあります。
本校では11月まで5回実施しています。
中には12月まで実施している学校もあります。
でも開催時期によって参加する生徒のニーズは異なります。
11月、12月に学校説明会に来るのは、
受験は決まってるけど一度も学校に来たことが無いから
全く受験校が決められない
と言う感じでしょう。
ちなみに12月まで学校説明会のニーズがある、というのも学校側が考えなくてはなりません。
一番の理想は「最初から不動岡です!」という希望者をたくさんあつめたいのですが、
そうなっていないということでしょう。
それは不動岡高校の現実でもあります。
まず選択肢に入れてもらう事。
これがすごく大切。
知ってもらう、そして見てもらう。
不動岡高校の強みはなにより施設の充実度。
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これは実際に学校に来てみないと分かりません。
だから学校説明会はとっても大切なのです。
特に7月、8月はまだ迷う時期。
ここで学校説明会を希望するということは、選択肢に入ってくれているのに
「抽選でお断り」
というのはいかがなものでしょうか。
そういう迷っている人が、他校の説明会を聞いて「ここがいい!」となってしまったらもう可能性はありません。
不動岡が圧倒的な「人気」を誇る学校ならば問題ありません。
しかし、地元から中学生の姿は減り、周辺、さらに遠方からの参加がなければ学校が維持できないのが現状です。
駅から20分の徒歩通学。
東武線加須駅。
これで県内トップレベルの進学校を目指し、維持することは容易ではありません。
伝統校、学力、進学実績、部活動、学校行事
いわゆる、「理想的な公立高校」が売りの学校。
地道なファン獲得が不可欠なのです。
吹奏楽部でも小学校、中学校、地域でのイベントと様々な場所で
「人とつながる」
ということを大切にしています。
どれか一つが決定打になるのではなく、様々な活動の小さな一歩の積み重ねが今の不動岡を作り上げたと思っています。
とにかく。
この素晴らしい学校の「広報活動」は本当に大切です。
学校説明会だけでなく、HPの更新とか。
あ、吹奏楽部も更新してないな~。
頑張ります!
東部支部パートレッスン
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彼女は2回目。中学1年生ですが本当に熱心で素晴らしいです!
しっかりしてるな~と感心します。
テューバ、ユーフォニアム、トロンボーン、オーボエなど、人数が少ないパートでは不動岡高校吹奏楽部のレッスンに続ける形で実施しています。
部活動ではないメリット
保護者申し込みによる個人参加なので、いわゆる部活動の縛りがありません。
それは「お金」と「時間」です。
市町村では教育委員会の判断で、外部講師を呼んではいけないというところもあるそうです。
これは「公平性の担保」という発想からです。
義務教育で金銭負担を保護者に強いる事は出来ないということでしょう。
これが個人参加だと問題はありません。
また、活動時間の制限も大変厳しいです。
これは生徒・児童の安全(下校)、そして様々な活動に時間を使えるようにする(YouTubeやゲームではなく!)などの考えからでしょう。
何より、「働き方改革」から来ている制限でもあります。
私は全く持って理解が出来ません。
教員に選択の自由が無い!というのですが・・・。
こんなに自由な部活動で「選択の自由が無い」のでしょか?
練習時間、練習日は顧問が決めるんですよね?
おっと。余計なことを・・・。
でも、楽器が上手になりたい、もっと音楽をしたいという生徒はたくさんいるのです。
学習面でも言われている、いわゆる「浮きこぼれ」という現象です。
今後進む、部活動のクラブチーム化。
地域への移行が進む前段階、また異なった形態として「吹奏楽連盟」が運営するレッスン、そして吹奏楽団。
とりあえずレッスンは形が見えてきました。
次は吹奏楽団です。
実はこれは私がこれから先長い人生で「吹奏楽を楽しむ一つの可能性」と考えています。
部活の顧問という役割を終えても、若い世代からシニアまで幅広い皆さんと一緒に音楽を楽しむ。
そして海外演奏旅行にも行く。
まだ道がはっきり見えませんが、この暗中模索の時期が楽しいですね~。
とにかく、この東部支部パートレッスンはより改善して盛り上げていきます!
まずは、たくさん受講してくれている鷲宮東中学校と栗橋東中学校に全国大会へ行ってもらいましょう。
それを支える一つの柱が「東部支部パートレッスン」だと嬉しいです。
将来は部活、コンクールから独立したいと思っていますが、まずは既存の活動と繋がって土台を作れればと思っています。
とにかく気合い、やる気満々の中学生を見ていると本当にうれしくなります。
いや~本当に素晴らしい企画です。
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