令和7年6月11日(水)
前日の週休日は、まさに「始動」の日となりました。
午後はJTBの担当者の方と、加須市フライングカープウィンドオーケストラの台湾演奏旅行、そしておおみや市民吹奏楽団のシンガポール演奏旅行について綿密な打ち合わせを行ったんです。
おおみや市民吹奏楽団の海外演奏旅行は、2019年以来。
実に5年ぶりの開催となります。準備にはかなりの労力が必要だと感じていますが、何としても実現にこぎつけたいと強く願っています。
今回も演奏会場は、あの素晴らしいヴィクトリアホール!今から本番がとても楽しみです。とはいえ、おおみや市民吹奏楽団ではテューバを担当するので、しっかり練習しないと・・・。週末には東部支部吹奏楽研究発表会のディレクターズバンドもあるのですが、最近はめっきり楽器に触れていないのが正直なところです…。
習慣化への挑戦:筋トレ、練習、そして日常の確立
毎日の練習、筋トレ…。これらがまだ日常のルーティンに組み込めていないのが現状です。
そろそろ本腰を入れて、自分にとってベストな「日常の流れ」を作らなければと痛感しています。これらが安定的に実施できるようになれば、本当の意味で充実した日常が築き上げられるはず。
まだまだ新しい環境に慣れるのには時間がかかりそうです。
少しずつです。
授業の質を高める:生徒の「変化」を引き出すために
先日、開智未来中学・高等学校の顧問(元校長)である関根先生に授業を観察していただき、私と生徒へアドバイスをいただく貴重な機会がありました。
学年単位で受ける「哲学」の授業や、年度当初のスターティング・セミナーで、関根先生の教育スタイルは存じ上げていました。この学校を創られた関根先生からは、「学習の6つの姿勢」といったスローガンを掲げ、より良い授業を作り上げようという熱意を常に感じています。
私も、生徒の中に何らかの「変化」が生まれ、知的欲求が刺激されるような「結果」にこだわる授業を目指しています。それが広い意味での「学び」につながると信じているからです。社会科の授業を通して、生徒たちが広く「社会」に興味を持ってくれることが私の願いです。
しかし、この日の授業観察では、生徒以上に私が緊張してしまい、つい話しすぎてしまったのは反省点です。
理想は、生徒たちが自分たちで協力し、学びを深め合える授業です。
「伝える」から「引き出す」授業へ:学校の強みを磨く
一方通行で知識を教え込む授業は、情報伝達のスピードが速く、教えている側にも「教えている!」という強い実感と満足感があります。
でも、これは映像授業と同じです。コロナ禍を経て、私だけでなく、多くの人がこのことに気が付きました。情報の伝達だけであれば、リモートでも十分に可能なのです。
では、教室での「授業」の最大のメリットとは何でしょうか?それは、双方向性であり、周囲の人間と協力し、コミュニケーションを取れることに他なりません。
「予備校に負けない!」と思って授業していました。これは知識の量の話ではありません。もちろんその面の努力も重ねつつ、私は学校でしかできない「授業」にこだわり続けてきました。
クラス担任、部活動、そして日々のコミュニケーションを通じて築かれる生徒との信頼関係を土台にした授業展開は、予備校講師やYouTuberには決して真似できません。
私たち学校の強み、まさにコアコンピタンス(圧倒的優位性)を、もっと磨き上げていきたい。そのためには、もっと授業の質を上げていく必要があります。
それは、生徒たちがヘトヘトになるほどの授業です。筋トレと一緒ですね。のんびりリラックスして聞ける授業では、真の成長は望めません。
これは楽器の練習も同じです。ヘトヘトになるくらい、精神力も体力も使い切る練習でなければ、劇的な成長は見込めないでしょう。指導者である私も、常に高い意識を持ち、より良い授業、そして部活動を目指して頑張ります。
やることがたくさんある幸せ
最近はあまりにバタバタしていて、読書をする「心持ち」になれていませんでした。時間が無いからではなく、心が落ち着いていないからだと感じています。職員室でも、家でも、自分にとって必要なことにしっかりと時間を投資していかなければなりません。
読書、筋トレ、そして楽器の練習。山積みのスコア。 いや〜、幸せですね! やることがたくさんあるって、本当に幸せなことです。
さあ、明日も頑張ろう!!
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