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基礎合奏について

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令和7年1月18日(土)

今日はおおみや市民吹奏楽団の練習日。

前回の新年1回目の練習を受けて、さて次回のジョイントコンサート(5月末)に向けてどのようにレベルアップしていくかと思案していました。

折から、基礎合奏のデイリートレーニングについて内容を考えていたこともあって、中高生版と大人用と色々と考えました。

10分間ウォームアップ

秋山紀夫先生著のデイリートレーニング教本です。

『トータルト・レーニング』という教本を30年以上前に出版なさって、以前はおおみや市民吹奏楽団でもずっと使用してきました。

基本的に同じ内容ですが、『トータルトレーニング』に『3D』の内容も組み込まれた感じです。

とても効果的なのは、金管だけでなく木管も一緒にリップスラーをやる点です。

これにより確実にサウンドがまとまります。

また、金管のメンバーにリップスラーの大切さを伝えても、なかなかやってくれません。
高校生は特に・・・。

基本的に「基礎練習を全員でやる」というコンセプトでデイリートレーニングを組み立てるので、この教本は非常に有効だと考えています。

おおみや市吹や高校の吹奏楽部でも実践していこうと思っています。

ちなみに・・・。
10分じゃ終わらないんですよね。
15分間ウォームアップかな。

合奏のやり方

団員指揮者に復帰してそろそろ2年ほどたちます。
団員の皆さんも、私の合奏にも慣れてくれたと感じています。

先日、6月、7月の演奏会DVDを視聴しましたが、着実に以前よりも演奏のまとまりは増していると感じました。

ここから更にもう一歩前に進むために、バンドとしての基準を上げて行くことだと考えています。

これまで以上に、各パート、個人の演奏精度についても確認して磨き上げて行こうと思います。

今すぐ改善できなくても、何とかしよう!と思って練習することが大切です。

楽曲理解、音色、音程、音量、テンポなど、こまごまとした演奏の基準を丁寧に上げていきます。

そういう意味で、合奏では「出来ない!」と向き合うことになります。
それはあまり気持ちの良いものではないかもしれません。
しかし、アマチュア演奏家にとって仕方のないことです。

おおみや市民吹奏楽団「HIBIKI」のように、実力は問わず、難易度の高い曲を演奏しない、というコンセプトの団体ならばそのような合奏はしません。

しかし、「おおみや市民吹奏楽団」は、秋山紀夫先生が作った団体であり、聴衆を感動させる、演奏で惹きつける団体を目指して活動しています。

団員の皆さんにはこの点をしっかりと伝えつつ、少しキツい練習をしていこうと思います。

その結果、演奏者の皆さんも聴衆の皆さんも満足のいく演奏が出来れば、団員指揮者として私のお役目を果たしたことになると思っています。

メンバーも要求に応えてくれる人たちだと信じています。

逆に、精度の粗い演奏に納得がいっていない方が多いと思っています。

ということで、おおみや市吹の「基準」を一段上げるシーズンにしたいと思います。

ぜひ、ジョイントコンサートは会場でお聴きください!

よろしくお願いします!

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