令和5年1月17日(月)
大学入試共通テスト
土日で大学入試共通テストが実施されました。
懸念された通り、世界史の難化、いや悪問化が進みました。
すると、非常に残念なことに世界史の平均点はぐっと下がってしまいました。
やはり、この出題傾向は予想されたので、予想問題をもっと授業に取り入れて慣れさせる時間を確保すべきだったと反省しています。
それにしても悪問の数々・・・。
姑息なひっかけ問題とか。
いったいどのような学生像を求めているのか。
平均点を下げる!という至上命題が見え見えで、本当に残念でした。
中にはこの書物に「詩経」(五経のうちの一つ)が入ってる、と確証がある生徒は誰もいない(知るはずの無い文献が提示されています)のに、予想、消去法で選ばせる問題がありました。
これが思考力??
たまに私立でも見られる形式ですが・・・。
人気のR大学など、たまに見られます。誰も知りませんね?っていう問題。
もちろん選択肢から消去法で判断できる内容ですが、それでも出し方に納得がいきません。
こんな問題で評価されるの?と憤りを覚えました。
あまりに悪問が多くて、受験生がかわいそうに思えました。
難化するのは構いません。
悪問化するのはやめてあげてください。
日本全国から苦情が大学入試センターに寄せられることでしょう。
それほど残念な内容でした。
例年取り組む国公立大学の2次試験のような、「勉強になるな~」という問題を受験生へぶつけて欲しいです。
作っている人も大変なのでしょうが・・・。でもひどい・・・。
来年度はこのリベンジをしたいと強く思いました。
3年生は、ぜひ個別入試で逆転してください!!
そして、論述指導どんどん持ってきてくださいね~。
頑張って見ます!!
トロンボーン1年生
放課後は合奏場所の無い日が続きます。
SSH生徒研究発表会の練習で不動岡ホールは使えません・・・。
ということで、個別に練習を見る時間を設定しています。
さて、トロンボーンの1年生は3人とも経験者です。
課題はそれぞれ異なりますが、まずは3人とも息のコントロールが一番の課題に聞こえました。
また、自信が持てないからか「自分の音を自分で判断する」ということが甘くなっていました。
先生の音、先輩の音、同級生の音、そして自分の音。
理想の音と自分の音を比較して、何が足りないのかを常に考えてほしいです。
繰り返しマウスピースを使って、息の通りやすさ、そしてソルフェージュを意識してもらいました。
マウスピースで吹いた後に楽器を吹くと、明らかに音がよくなります。
ここで大切なことは、マウスピースで吹く前と後で何が違うのかを把握することです。
「理解」しようとすることはとても大切です。
これは「言語化」も同じ。言葉で説明すると、自分の中で理解が深まります。
自分の状態を把握しようと意識して、それを言葉にすることで大きく成長します。
なんとなく練習していてもある程度からは上達しません。
ぜひ、自分の感じていることに自信を持って、自分の音を磨いていってほしいです。
アルトサキソフォン1年生
こちらも3人とも経験者。
そして、3人とも中級以上の実力を持っています。
ということで、それぞれの自分の音に対するこだわりを確認しました。
聞いてみると、3人共「音色」に課題を感じていました。
「音色」そのものの場合もありますが、「ソノリテ(音色の均質さ)」を気にしているということもありました。
自分が理想とする音はどうやったら出るのか。
悩みすぎてもダメなんですが、考えないのもダメです。
ここから劇的に成長していくには、リード、マウスピース、リガチュアなどの道具にもこだわる必要があります。
楽器演奏では部品の質で音は変わります。
ということで、道具へのこだわりも重要だなと感じました。
このサキソフォン・メンバーは、これから演奏面でも精神面でもFWOの核になっていくことが期待されます。
彼らは一生懸命に毎日朝練を頑張って続けています。
やっぱりリーダーの言葉の重みは、積み重ねによる信頼感が生み出します。
どんだけ正論を言っても、口だけでは人は付いてきません。
ぜひ、FWOの基準をもう一歩押し上げる、そんな存在になって欲しいです。
幹部からの言葉
終わりのミーティングで「厳しく、けじめをつけていく」と部長が言っていました。
おや??と思いました。
部長はいつもの感じ少したどたどしく・・・。みんなが引き締まったかは不明。
副部長の言葉には少し雰囲気が出ていたかな。
部員へアンケートも取ったようで、それを踏まえて課題解決への第一歩のようです。
前に進むためには
1 継続
2 改善
これしかありません。
時には相反してしまう要素ではありますが、現状に満足が行かない、でも何をすればいいのか分からない!のならば「なんでもいいから行動する」という選択は正しいです。
それにしても、何に「課題」を感じているのかは聞いていませんが・・・。
今度聞いてみようと思います。
リーダーシップ
前に立つ人間が、全体の雰囲気に影響を及ぼすのは間違いありません。
これは多分に人間性によるものなので、個性によってそれぞれ大きく異なります。
ある程度は「役割」を意識して行動する必要もありますが、結局「自分らしく」アプローチすることが最善の結果を生み出すと私は考えています。
自分に向いていない方法で頑張ると、結構人並みにも頑張れないものです。
自分の中でしっくりくる方法だと、人並み上に頑張れます。
無理はよくないのは、結局トータルで考えるとパフォーマンスの質が低くなるからです。
「個性を出す」ということに、あんまり慣れていないのが不動岡生の特徴。
まあ、出そうとしなくても出てしまうのも「個性」ですが・・・。
自然と出る、伝わる「個性」も大切ですが、ぜひ自分の「個性」を大切にして、自分の「個性」を前面に押し出して自分のやり方で物事にチャレンジしてほしいです。
その結果、人一倍努力できて、結果も出せて、最高の時を経験できるでしょう。
一番大切なことは、自分自身が最高のパフォーマンスを発揮することです。
そのためには、自分の個性にあった方向性で行動していくことが一番です。
人に合わせる必要はありません。自分の道を、ちょっと不安になりながらも、アドバイスを聞いたり、聞き流したりしながらも、進んでいくのです。
すると、肩の力も抜けて自然体で物事に向き合うことができます。
私自身が最近肩の力が入って、固くなっていたなと反省しています。
固くなると、物事の反応も鈍く、そして強くなってしまいます。
ちょっとしたことでも影響が大きくなってしまいます。
まず、自分としっかり向き合い、自分が進みたい方向を確認して、そして今できる最大限を積み重ねていきましょう。
幹部の試行錯誤が見えるのは素晴らしいことです。
「何とかしたい!」という思いの表れですからね。
何をすればいいのかわからない、右も左も上も下もわからない!不安でいっぱい!でも「大丈夫!こっちへ進みましょう!」というのがリーダーです。
まあ、相手は不動岡生ですから多少のことは受け止めてくれます。
失敗をいっぱいしてください。
そう考えると、59代もこの時期に大爆発したましたね。
58代はコロナでそれどころではなく、活動もままなりませんでしたから爆発もできませんでした。
その前の57代も、56代もさらに上の代も結構ドカンドカンと盛り上がりました・・・。
ああ、すぐ忘れてしまいますが、結構毎年爆発していますね~。
年中行事だったようですね。
これも脱コロナの証拠かもしれません。
このチームがどこまで突き抜けるのか今から楽しみです!!
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