令和3年7月27日(火)
とうとう2年ぶりの吹奏楽コンクールが始まりました。
そして、不動岡高校吹奏楽部(FWO)はD部門に出演してきました。
銀賞を受賞しました!
金賞はここ30年全国大会出場を続けているBig3。
埼玉栄、伊奈学園、春日部共栄
ここに、新興の叡明高校。ちなみに1年生だけで100名程いるとのこと・・・。
この4校とも、100名近くでド迫力の演奏でした。(聞いていないのですが・・・)
さて、銀賞は
越谷南、さいたま市立浦和、越谷北
同様に80名~100名ほどの超大編成。
そして、我が不動岡高校吹奏楽部は40名・・・。
随分とこじんまりです。
ということで、この中で堂々と銀賞を受賞できたことは素晴らしいと思います。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
野球の野村監督も愛した格言。
今年はコロナ対策で閉会式が無いため、講評用紙を見る事が出来ていません。
どのような評価だったかを精査して、次につなげたいと思います。
とは言え、素晴らしい結果でした!!
応援ありがとうございました~。
With Hart and Voice
D・R・ギリングハム 作曲のこの作品を自由曲に取り上げました。
選曲理由の一つは、打楽器が大活躍すること。
今回のD部メンバーは打楽器が6名と豊富でした。
そこで、かれらが活躍できる作品を考えました。
さらに、金管楽器が結構強力。
2年生が多く、さらに1年生も経験者の割合が多かったのです。
ちなみに、メンバーは2年生14名、1年生26名の40名。
クラリネットは初心者3人。
オーボエ、ファゴット、テナーサックス、バスクラリネット、コントラバス、ホルン×2、打楽器 と合計11名の初心者たち。(中学校から楽器変更含む)
それでも、2年生が数名というのがこれまで不動岡高校吹奏楽部のD部門でした。
それが14人!
やっぱり2年生が多いのは大きいです。
そこに、1年生の頑張り。
経験者はもちろん、初心者も本当によく頑張りました。
実力はまだまだ発展途上ですが、とにかく一生懸命な気持ちが伝わる素晴らしいメンバーでした。
2年生の思い
2年生の1/3はA部門のメンバーになっています。
当然、全員3年生と一緒に演奏したかったことでしょう。
その悔しい思いを、次の目標に切り替えてしっかりと努力を積み重ねてくれたことに感謝です。
この、2年生の姿を1年生たちは記憶に焼き付けていることでしょう。
色々とドラマもありました。
特にフルートのソロを担当した生徒はびっくりするほど成長しました。
実は、最初はカットしなきゃいけないかな~なんて思ってたりしました。
それがとてつもなく成長したのです。
彼女は初心者から始めて、ここまでのいわゆる「ド・ソロ」を担当するのは初めての経験。
しかもコンクールで、というのですから、とてつもないプレッシャーだったことでしょう。
ちなみに、後輩たちは全員経験者。しかも上手なので、それも彼女にとっては大きな圧だったはず。
それを、自分の力に変えるという素晴らしい取り組みを目の当たりにしました。
気持ちを全面に出して、本番は実力通りの演奏でした。
後輩のナイスアシストにも感謝です。
D部門は大切な成長の場。
1年生も、2年生も大きく成長してくれました。
そして、この頑張りは間違いなくA部門のメンバー55人に大きな刺激を与えてくれたことでしょう。
やはり人生に「プレッシャー」は不可欠。
適度な「プレッシャー」から逃げず、立ち向かう事で成長が得られます。
そのことを、私自身も学びました。
コンクールの結果だけが答えではありませんが、出るべくして出た結果なのかもしれません。
定期演奏会
何だか、とてつもなく忙しいな~という思い。
それもそのはず。
22日、23日に定期演奏会を終えて、中3日でコンクールとなりました。
期末テスト終了後からほぼ休みなし。(あってもそれは模試ですから・・・。休めないね~)
そして、コンクールの練習に集中も出来ません。
定期演奏会のとてつもないプログラムも練習しなければならないのですから。
やっぱり「プレッシャー」に加えて、「修羅場」の経験も重要。
これが「火事場の○○力」のスイッチになります。
しんどいかもしれませんが、成長、感動のドラマには、色々しんどい出来事も不可欠。
まさに、彼ら自身の素晴らしいドラマを楽しませてもらっています。
今年の夏はどれだけ盛り上がることでしょうか!
次はA部門。
こちらも熱いドラマが待っていることでしょう。
ぜひ、不動岡高校吹奏楽部(FWO)にご注目ください!
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