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課題曲と展覧会の絵

令和5年3月8日(水)

今日はスタディ・サポートという、模試みたいな試験の第1日目。

基礎学力を図るテストです。

実力模試である進研模試よりも、スタディ・サポート(これも同じ会社)の方が「本当の実力」を測れると言われています。

進研模試だと「たまたま」みたいな結果があったりします。

ということで、スタディ・サポートで見えた課題はしっかりと対応しておくことが大切です。

こういう一つ一つの改善が、将来の目標達成につながります。

今週で国立大学前期入試の結果発表も3月10日が最終日。

最終日に東京大学、京都大学、そして一橋大学と大御所が揃い踏みです。

ドキドキしますね~。

そして、11日には後期入試。

すでに後期入試に向けて頑張っている3年生もいます。

例年20名ほどが後期入試で合格しています。

ほとんどの同級生が受験を終える中、この後期入試に向けて頑張る受験生が辛い。
でも、彼らが一番成長していると思います。

「決断」が顔に出ています。

決めて断ち切る。
大切です。

とにかく、この踏ん張った経験は必ず将来につながります。

11日の最後の最後まで諦めずに頑張ってください!

課題曲「ポロネーズとアリア」

午後は短時間でしたが合奏が出来ました。

最初は課題曲。

「ポロネーズとアリア」を演奏します。

調べてみると、ポロネーズはフランス語で「ポーランド風の踊り」という意味が語源だそうです。

このポーランド風のダンスは、西洋音楽では定番の3拍子のワルツの形式です。

諸説あるようですが、宮廷のダンスから広まっていったと言われています。

貴族のいわゆる社交ダンスから発展して、庶民の間でも親しまれるようになった音楽と言う事です。

音楽は「短調」(gmoll イ短調)で始まり、同主調のGdur(イ長調)や並行調のBdur(変ロ長調)に移調します。

和声もとても基本的な展開で、私でも分析はあっという間に終えられました。
本当に助かります。

ちなみに、ルミナス吹奏楽団の川端君が作曲した「Journey」は結構難しくて・・・。
そういえばパート譜の追加来ないな。

まずは、指揮者も演奏者も取り上げる作品の基本構成をしっかり理解すること。

その上で、作曲家がどのような方法で表現しようとしているのかを詳細に分析することが大切です。

そしてコンクールとなると、審査員の先生方がスコア(総譜)を見ながら聴きます。

これが大きい。

作曲者が求める内容をしっかりと音楽に出来ているか?という視点で評価します。

演奏者一人一人がアナリーゼ(楽曲分析)出来ていることが、最低限の条件になっています。

もちろん、1から10まで指揮者の解説で演奏しても同じような評価になるでしょうが、それはあまりにつまらないでしょう。

そもそも、その時間がとてつもなくもったいないです。

演奏者一人一人が理解して、その上で演奏するとどれほど音楽が魅力的になるかをしっかりと伝えられると良いですね。

今からとっても楽しみです。

ということで、例年になく早い段階で和声分析を共有しました。

そして、これから仕上げていくポイントも8割がた共有しました。

あとは詰めるのみ。

どれだけ作曲家に、楽譜に要求されている音楽を、実際に表現できているか。

精度と確度

を上げる日々です。

できればポーランドの歴史にも触れて、より音楽の表現を深めたいです。

やっぱり演奏者の中にあるイメージは大切。

実際にポーランドに行けると、より深い、リアルなイメージが持てるでしょう。

さすがにそこまではできませんが、文章、写真、映像などを駆使してイメージを作り上げていきましょう。

ポーランド。行きたいな~。
世界史の教員ならば「アウシュビッツ」も見ておかないといけないし。

とにかく、定期演奏会が楽しみですね!

展覧会の絵

第53回定期演奏会のメインは組曲「展覧会の絵」です。

全曲。

35分ほどの大曲。しかも、誰もが聞いたことのある名曲中の名曲。

この作品を取り上げることは本当に大変なことです。

まだまだ未完成な部分ばかりですが、テンポの指定、指揮の仕方、分かりにくい箇所を確認しました。

やっと私自身も理解が進みました。

まだ分析は終わっていません。

この作品は思いのほか「現代音楽」の要素が多分に含まれていて、ちょっと複雑・・・。

自由曲「バラッド」も同じく。

ちょっと時間かかりますな。

何としても今週中にこの2曲を上げないと。

あと、SYF(シンガポール・ユース・フェスティバル)の課題曲も分析しないと。

なんだかんだ言って、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

充実している証拠ですが、それにしても早いな~。
もっとじっくり味わいたいところではあるのですが・・・。

新幹部発表

第61代幹部が決定しました。

部長は久しぶりに女子になりました。

特に男女決めているわけではありませんが・・・。

部長、副部長2人、学指揮2人。

この5人でこれからのFWOを作り上げていくのです。

例年のことですが、個性の濃い、キャラの立ったメンバーになっていると思います。

61代の仲間とワイワイ、にぎやかにFWOを盛り上げていってください。

どんな代になるのかな~。

苦しくても、壁にぶつかっても

「出来る!」

と信じて、突き進んでください。

諦めたらそこまで。
それは本当にもったいない。
最後の最後まで、出来る事がある限り進み続けましょう!

必ず道はつながっています。
止まらなければ大丈夫。

私はいつでも応援しています!

コメント

  1. 吹奏楽部顧問 より:

    突然の不躾なコメントで申し訳ありません。
    課題曲Ⅱ「ポロネーズとアリア」のアナリーゼをしていて先生のblogにめぐり合いました。
    この曲がgmollからはじまり、Gdur、Bdurに移調するのは何となくわかったのですが、各所の和声(和音進行)が分かりません。よろしければ、教えていただけないでしょうか。

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