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コンクールの準備

吹奏楽
「歴史」の見方

令和4年7月5日(火)

常任理事会

コンクールの申し込み、打ち合わせ会も終了し、後は実施!という状況になりました。

それほど大きな課題もなく、ほとんど議題とは言えない内容ではいか?と感じました。

逆に、長期展望に関係する議題があっても良いと思うのですが・・・。

なかなか難しいですね。
今やっていることは出来る限り無駄を削減して、その資源を将来に向けていかなければならないと思うのですが・・・。

終わらせたくないんですけどね。
吹奏楽連盟。

コロナ陽性者の増加

私はワクチン接種3回目を3月頭に済ませました。

つまり、4か月が過ぎ去っております。

前回の2回目接種が終わって、感染者数が激減した数か月。

その後、根拠なく政府(厚生労働省)「ワクチン接種3回目は6か月後」としたことで感染は拡大しました。

とは言え、ワクチンの確保状況、備蓄の地域格差など、日本的な調整の結果ということは明らかでした。

さて、現在同じような状況です。

しかし、前回とは異なって、今回は何らかの意図をもってワクチン接種4回目を進めていないと思います。

というのは、ワクチン4回目接種は60歳以上、基礎疾患のある方に限定する。

と言う方針は、結果として

感染拡大を止めない

ということを意思表明しているのと同じです。

しかし・・・。
感染者数が増えると相変わらず「大変だ大変だ」となるのです。

どうしてそうなってしまうのでしょうか。

マスクも外せと指示しているんですから、感染者数の増加は織り込み済みだと受け取っています。

つまり、欧米のようにある程度の感染者が増えても、経済活動に制限をかけず、国民生活に規制もしない。

感染制限を大幅に緩和している欧米で、感染者数が減っているわけではありません。

それでも「感染による影響」が「規制による影響」のバランスを考えた上での判断です。

さて、日本の場合はどうなのでしょうか?

ワクチン接種4回目は60歳以上、基礎疾患のある方のみ。

国民生活の活動制限は実施しない。

これは感染者数が増加するのは必然なのです。

しかし、政府は「コロナ対策」の方針転換について一切の説明はありません

これが残念です。

多分、これを言うと反発が出るからでしょう。

参議院選挙もあるし・・・。

それに踊らされる国民。

「感染者が増えて、また制限がかかるかもしれません。」

という話が出るたびに、政府の責任、そして政治を鵜吞みにしてしまうことに残念に思います。

自分の頭で考える事。

大切です。

それでも、日本人は「戦争」を選んだ


2学年の修学旅行について、事前学習担当を仰せつかって色々と考えています。

夏休みには「小論文」の宿題を出します!

その資料として映画や書籍を紹介しています。

そこで、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を挙げています。

実は私が読んでいないので、大急ぎで読み始めました。

これが素晴らしい。

著者の加藤陽子氏はなんと埼玉県さいたま市(旧大宮市)の出身!

中学から東京の御三家でしたが・・・。

でも何だか親近感が沸いて読み始めましたが、奈良県の私立栄光学園での特別授業を書籍にしたものです。

びっくりするのが・・・・。

時々登場する生徒とのやり取りが本当にハイレベルです。

高校生・・・?ですよね?

とにかく、歴史を見る視点について多くの示唆に富んでいます。
私は東京大学の入試問題がとっても勉強になるな~と思っていたのですが、こういう先生が作題しているんだなと納得。

その中で「ビビビっ」ときた部分がありました。

カリスマ 

文脈は「歴史は科学か?」という問いに対し、「歴史が後世に影響を与える」という話が展開しました。

その例として

カリスマの話になりました。

まさに、授業で取り扱っている「ナポレオン1世」の話。

ボナパルティズムです。

彼が様々な政策で国民のあらゆる層から支持を獲得しました。

でも何と言っても

戦争で結果を出す

これが「ナポレオン」の「ナポレオン」たるゆえんです。

ちなみに、このことが「レーニン」の後継者問題に影響を与えているとのことでした。

それは、天才トロツキーとスターリンの対立です。

結果、革命戦争の第1の貢献者であったトロツキーではなく、戦争で全く活躍していないスターリンを選んだとします。

まあ、スターリンが自らつかみ取ったという点もあるでしょうし、この見方には色々と意見がありそうです。

しかし、「ナポレオン」は相当にインパクトがあったはず。

全く関係ありませんが、吹奏楽の世界でも「カリスマ」が多くいらっしゃいます。

これが、「コンクールの結果」と結びついているのは、全く無関係ではないでしょう。

「コンクールの結果」と「戦争」が一緒という訳ではありませんが・・・。

「歴史」の見方

今起きていることは、「歴史」の影響下にあるのです。

ちなみに、「歴史」の影響が良い方向につながる場合ばかりではないとも述べています。

「スターリン」を生み出した、この判断が上手く行ったとはお世辞にも言えないでしょうから。

世界史を講義する楽しさを再確認しています!

素晴らしい書籍なので、ぜひぜひおすすめです。

ちなみに、加藤陽子さんは日本学術会議が会員に推薦しましたが、菅首相によって任命を拒否された6人のうちの一人です・・・。

なんだかな~。

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